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[人参:にんじん] 食生活について語ろう

2019年11月23日 | 美容ダイエット
🥕Carrot にんじん
  セリ科、ヨーロッパ原産。2年草で日本には伝わったのは17世紀末頃といい中国から細長いアジア型が持ち込まれている。昭和30年頃までは、細長い50cmほどのを用いていたが最近は、三寸人参と呼ばれる15cm程度の西洋系が扱いやすく大部分を占める。
関東、関西、北海道を主産地とし6、7月に種まきし11月頃収穫するのが品質がよくとするが年中出回る。種まき3、4月(収穫7、8月)、種まき9月(収穫翌年3~5月)とし、春に収穫するものは香りが薄く、やわらかく新人参といわれる。
畑で栽培するニンジンは花茎がのびる前に収穫をするので花を見ることは少ない。白 い小さな花がかたまって咲く。
最適温度が16~21℃で12℃になると色素ができにくくなり、7度になると白くなる。人参中のアスコルビナーゼが大根おろしと1/6程度混ざっただけでビタミンCが80%以上も失われるが酢を加えることによってpH(酸、アルカリ度)の調整によって損失が防げる。
単独で用いることが少なく、他の野菜と組んで使われ、根が金平ゴボウ、紅白なます、つけあわせ、サラダ、漬物、スープ、煮物、揚げ物、酢のもの、炒め物、葉が揚げ物、和え物と、たまねぎじゃがいもと並んで毎日の食卓に登場する。
特長は緑黄色野菜の中でもカロテン(β-カロテン当量9100μg)、ビタミンA(レチノール当量:五訂1500μg・七訂760μg)が多くそのままでは吸収率は10~30%だが油と一緒にすることで吸収率が50%以上とよくなる。人参の皮、葉を乾燥させお茶にして飲むことによって眼精疲労の回復がみられたとの報告がある。
色素成分は、αカロテン30%、βカロテン60%、γカロテン、ルティンLutein などのカロテノイドで体内で分解してビタミンAとなりプロビタミンAとも呼ぶ。京人参(金時人参)の赤い色素はリコピンによる。保存中の光、酸素によって効力が減じ酸化を防ぐのにビタミンEが有効としている。
香気成分にα-ピネンα-Pinene、リナロールLinalool、酢酸ベンジルBenzyl acetate 、ゲラニオールGeraniol、酢酸ゲラニルGeranyl acetate 、2-sec-ブチル-3-メトキシピラジン2-sec-butyl-3-methoxypyrazineなどを見出している。
香りの成分で、ピラジンPyrazineが血栓を作りにくくし血液凝固を防ぎ血行をよくする。
100g当たりでエネルギー37kcal、水分89.5g、タンパク質0.6g、脂質0.1g、炭水化物9.1g、灰分0.7g、ナトリウム24mg、カリウム280mg、カルシュウム28mg、マグネシュウム10mg、リン25mg、鉄0.2mg、亜鉛0.2mg、銅0.04mg、マンガン0.10mg、
ビタミンA:760μg(カロテン9100μg)、ビタミンD:(0)、ビタミンE:0.5mg、ビタミンK:3μg、ビタミンB1:0.05mg、ビタミンB2:0.04mg、ナイアシン0.7mg、ビタミンB6:0.11mg、ビタミンB12:(0)μg、葉酸28μg、パントテン酸0.40mg、ビタミンC4mg、食物繊維2.7gを含む。
 
 
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