gooブログはじめました!

健康的食生活のための情報を発信です。
1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[亜鉛] 食生活について語ろう

2019年11月22日 | 美容ダイエット
・亜鉛Zinc あえん(Zn) 
   人体に1.5~2.5g程度が主として皮膚、毛髪、骨、肝臓、腎臓、筋肉に存在する。
食物から摂取した亜鉛は、小腸で吸収され、アルブミンと結合し門脈を経由して肝臓に運ばれ小腸での吸収率は約30%といわれるが、摂取量や同時に摂取した鉄や銅の量と互いに影響し合い変化する。
すい臓に存在してインスリンの成分として認められインシュリンの分泌を促進しその作用を活発にしている。蛋白質分解酵素としても重要な働きをしている。たん白質合成、蛋白質、核酸の代謝に関係し酵素の構成成分となって細胞の代謝を促し新しい骨を作りやすくする。
解毒作用があり肝臓の機能を強化させ、血中コレステロール調整する。魚介類、肉類、乳・乳製品、大豆、胡麻に多く含み、1日の推奨量は、7~9mgで上限量30mg。過剰な摂取によって中毒し粘膜に炎症を起こし悪心・腹痛・発熱・嘔吐・下痢、銅の吸収阻害がみられる。
亜鉛を多く含む食品・魚介類・獣鳥肉類・乳・乳製品・豆類・種実類
    1回量
   かき100g:13.2mg   かに100g:3.2mg  かれい100g:0.8mg いわし100g:2.3mg 和牛100g:5.1mg 牛レバー50g:1.9mg 鶏肉100g:0.7mg  牛乳200g:0.8mg 
   チーズ20g:0.6mg  小豆30g:0.7mg  大豆10g:0.4mg   胡麻10g:0.6mg  アーモンド30g:1.2mg  抹茶3g:0.2mg   ココア3g:0.2mg 
 
亜鉛は、水に不溶、酸、アルカリに可溶であることから食酢によって溶解する。亜鉛は 植物性たんぱく質と一緒に摂ると吸収がよく豆腐や納豆などの大豆製品との相性が良く少しでも吸収率を高めるために、クエン酸(れもん、梅干など)やビタミンC(アセロラ、赤ピーマンなど)と一緒に摂取するとよい。カルシウム食物繊維、タンニン、カフェインなどと結びつくと、体外へ排出されやすく吸収が阻害されやすい。血液中の基準値は、65~110 μg/dlとして示されている。必須ミネラルのひとつで不足によって味覚障害、食欲低下、成長・生殖機能の抑制、皮膚、粘膜、脳機能障害、骨格異常を、男性では、前立腺がんを起こすことも知られる。ひき始めの風邪の症状を軽くしたり、免疫力を強化、注意力、記憶力をアップさせるとして健康食品として市販している。
 

ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 

 
 
この記事についてブログを書く
« [味覚障害] 食生活について語... | トップ | [人参:にんじん] 食生活につ... »

美容ダイエット」カテゴリの最新記事