何のためにいきているのだろう 何を喜びとしたらよいのだろう これからどうなるのだろう その時わたしの横にあなたが一枝の花を 置いてくれた 力をぬいて 重みのままに咲いてる 美しい花だった 今日もひとつ 悲しいことがあった 今日もまたひとつ うれしいことがあった 笑ったり泣いたり 望んだりあきらめたり にくんだり愛したり そしてこれらの一つ一つを 柔らかく包んでくれた 数え切れないほど沢山の 平凡なことがあった あなたの手のひらより!! 悲しくて花を見れば 花はともに悲しみ うれしくて花を見れば 花はともに喜び こころ荒れた日 花を見れば 花は静かに咲く 星野 富弘 |
富弘さんの詩集を読み感激してる一人です。沢山の方々がお読みになって、沢山の方々からお手紙を頂いてるとの事です。そして、教えられる事も多く感激し、皆さんに読んで頂く事を励みにこれからも描き続けるそうです。