折々の短歌

ボケ防止と思って初めた短歌です。四季折々に感動したことを日記と思って書き留めています。

星野富弘詩集より

2009-05-08 17:15:00 | Weblog
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鈴の鳴る道より!!
何のためにいきているのだろう
何を喜びとしたらよいのだろう
これからどうなるのだろう

その時わたしの横にあなたが一枝の花を
置いてくれた
力をぬいて
重みのままに咲いてる
美しい花だった

今日もひとつ
悲しいことがあった
今日もまたひとつ
うれしいことがあった

笑ったり泣いたり
望んだりあきらめたり
にくんだり愛したり

そしてこれらの一つ一つを
柔らかく包んでくれた
数え切れないほど沢山の
平凡なことがあった

あなたの手のひらより!!
悲しくて花を見れば
花はともに悲しみ
うれしくて花を見れば
花はともに喜び

こころ荒れた日
花を見れば
花は静かに咲く
      星野 富弘

富弘さんの詩集を読み感激してる一人です。沢山の方々がお読みになって、沢山の方々からお手紙を頂いてるとの事です。そして、教えられる事も多く感激し、皆さんに読んで頂く事を励みにこれからも描き続けるそうです。

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