折々の短歌

ボケ防止と思って初めた短歌です。四季折々に感動したことを日記と思って書き留めています。

わが庭の花々

2007-04-22 17:09:11 | Weblog

桜花この街染めて散りゆけり 桜前線北に向かいぬ


わが庭のめぐりに春の花が咲き初めました。
素枯れて寂しかった庭も春の姿に装い眺めるのが楽しみになりました。
公園の桜も終わりを告げ、桜前線は北上中です。
ゆく春を惜しむが如く桜花 風の吹く間にはらはらと散る

とき来れば黄にうき出でて咲き初めし庭辺を飾る水仙の花

春告ぐる庭のめぐりにむき会いてささやく如く水仙の咲く

七重八重花びら重ね紅に 咲きて輝よう牡丹の花は
夕べの雨ふふみて重し牡丹花 朝の陽に映ゆくれないの色

 

ヤシオツツジ

いち早くまんさく庭に咲き染めて花ほろほろと春を告げおり

まんさくの花

シドミ


河川公園より眺める

2007-04-14 14:57:13 | Weblog

咲き満てる桜の花の交叉より 彼方に見ゆる那須の山並み


毎日ウォーキングをしている公園内は今を盛りに桜の花が咲いています。
しだれ桜:山桜:白木れん:紫木れん:それぞれのて前で足を止めて眺めています。

紫のうす衣(ぎぬ)まとい木蓮は空に吸われんばかりに開く


ポーズをつけて写してもらう人、三脚を据えてカメラで写してる人、
恋人と手をつなぎ歩く所、熟年夫婦で歩く所、可愛い子供が遊んでいる所、晴れた日には那須の山並みが見えるところ、そんなお洒落な河川公園が私は大好きです

通り雨晴れてさわやか藍空に 白きわまれり木蓮の花 


那須温泉 山楽

2007-04-11 09:59:38 | Weblog

何事も話し許さる友情を 保ちて続く五人の旅は


長い事続いている旅行名(野の花会)のメンバーで一泊の小旅行を楽しみました。今までは二泊で遠出の旅行をして来ましたが、そろそろお歳のせいか疲れると言う事で、今年は近くの温泉でゆっくりしました。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで、格式のある那須温泉 山楽と云う老舗旅館に泊まりました。
到着後素晴らしいお部屋に案内され、和菓子に一服の御抹茶を頂きました。その美味しかった事ほんのりと柔らかいひと時に包まれました。
家事から解放される事は女性にとっては天国です。
夜の宴会は手の混んだ会席料理、綺麗なこと桜の花一枝添えられ花見のうたげでした


桜花ひともと添える会席は 花見の宴のごとき華やぎ
ワインを呑みながら、楽しい雰囲気で語り合い、友情を温めすてきな夜が過ぎて行きました。

それぞれにつかず離れずの友情に 五人の旅の続くも久し

ヤシオツツジ

 



季節を彩る花々

2007-04-05 09:50:57 | Weblog

庭すみに鮮やかに咲くシドミあり春の陽うけて色映えにけり

茶臼岳まだらに雪の残れども 吾が庭春の花咲きいでぬ

季めぐりて咲く日を待ちし桜草 花ほころびて春の陽そそぐ

さんしゅゆは目立ちぬ程の黄の色に花咲かしめて春の陽のなか