こんばんは。
今日も雨がよく降りましたね。。
ザーッと降る大粒の雨を見ると、草木が喜んでいる気がして気持ちいいです。
さて、今日は午前中、地元薬草生産組合が栽培しているムラサキ(紫根)の生産推進会議 第1回検討会が開かれるということで、見学させていただきました。
小林製薬、薬用資源植物研究センター、新日本製薬、牧野植物園など遠いところいらしてくれた皆さんにはあいにくの雨の中での栽培状況の視察となりました。
先ずは、畑に向かいます。。
ムラサキ以外にもシャクヤクとホソバオケラを栽培していました。
シャクヤク。
ホソバオケラ。
ムラサキ。
こちらでは型枠での栽培をしています。
気温と地温のデータを取っているそうです。
昨年11月ごろ種から発芽させ、(発芽も難しいそうです)3月ごろこちらに植えたそうです。
その後、薬用資源植物研究センターセンター長と新日本製薬薬用植物研究所所長より講演をいただき、それからムラサキの栽培事業について協議が行われました。
ムラサキは栽培が非常に難しい上、仮にできたとしてもシコニンの含有量が少ないと意味がありません。
そこをクリアし、なおかつ安定した栽培ができるよう研究が進められているところです。
先進者でも栽培技術がまだ確立されておらず、中々大変なようです。。
ムラサキは、元々高知県にはあるもので窪川や梼原で自生しているようですが、両方とも山間部の高原で水が綺麗で涼しいところのように思います。
今回の栽培は、海から近いところで栽培していまして潮風や気温は大丈夫か心配ですが、まだどうなのか分からないそうです。。
ただ、今回の講演を聞くと、栽培技術が整えば何とかなりそうな気もしました。
あとは、コストをどれだけ少なくできるか。そこがポイントですね。。
日本の技術を集めれば出来そうな気もしますが、やっぱり難しいのでしょうかね。。(^^;;
こういうのって、人のために時間や苦労を重ねた人が成功しているような。。(^^)
頑張ってください☆