兄媛 

昔、呉の国から四人のはた織りめが渡来し、
裁縫、染めの技術も伝えたといわれています。

天領、日田。

2010年08月29日 | 日記

大分県日田市隈(くま)町
昔ながらの金物屋さん

日田に古陶と古布を同時に展示してあるところがあります。
個人の所蔵品ですので観賞は要予約ですが、今日、行ってきました。


醤油などを入れる大壷 雲助(うんすけ)

主に江戸末期から明治にかけての小鹿田(おんた)焼を展示してあります。
(写真の陶器は所蔵品ではありません)詳しく説明して下さいます。
解りやすく有難いです。
古布も久留米絣の夜具や芭蕉布の作業着など生活に
密着したものばかりでした。


飛び鉋(とびかんな)の大皿

日田は盆地で夏場はとても暑いところですが
思い出深い一日になりました。


流し釉(ながしゆう)の大壷

陶器の写真はすべて現代に焼かれた小鹿田焼(日田市)です。
約300年(1705年~)以上の歴史を持つ小鹿田焼
素朴で味わいのある民陶です。


お薬の博物館へ。

2010年08月22日 | 日記
連日の猛暑でどうかなりそうです。
今日はお薬の博物館に行ってきました。
中富記念くすり博物館(佐賀県鳥栖市)です。

博物館の中に入ると生薬の匂いがしています。
生薬には染めの材料になるものが沢山あります。


生薬の匂いを嗅ぐだけで元気になれそうでした。
「医学の父」と呼ばれるギリシャのヒポクラテスから
「古事記」の因幡の素兎まで
小学生の低学年でも解る説明、展示で
私には丁度よかったです。


椿の実  ツバキ科
薬木薬草園にはもう椿の実がついていました、
椿の種は椿油で有名ですが皮膚軟化作用もあります。


佐賀県東部に位置する鳥栖市の田代(たじろ)地域一帯は
昔から富山、大和、近江にならび配置売薬が盛んでした。
田代売薬と呼ばれ、佐賀の薬産業の基になりました。
博物館に併設された「薬木薬草園」には年間を通して
約300~400種類の薬草、薬木が植えられています。
中富記念くすり博物館http://www.hisamitsu.co.jp/syakai/kusuri/index.htm


有難い不老水。

2010年08月08日 | 日記

珍しい頭がチッコイ狛犬

今日は香椎(かしい・福岡市東区)に行きました。
香椎には香椎宮という神社があります。
香椎宮は神功皇后(息長足比売・おきながたらしひめ)を
祀ってあります。


香椎宮の御神木 綾杉(あやすぎ)

境内に神功皇后が挿したといわれる綾杉があります。
大小の葉が交互に出て綾の織りのようなので
綾杉と称されています。


あまりにも暑いので不老水を汲みにいきました。
皆様も熱中症にお気をつけて。
本宮の近くに武内宿禰(たけのうちのすくね)が
掘ったといわれる井戸があります。
武内宿禰は五朝にもわたってお仕えしたという長寿の人です。
今も湧き出る霊泉は日本名水百選に選ばれています。