兄媛 

昔、呉の国から四人のはた織りめが渡来し、
裁縫、染めの技術も伝えたといわれています。

雨のなかの一服。

2010年06月27日 | 日記

福岡 芦屋釜の里



今日は北九州までお出かけでした。外に出てる時は雨にあいませんでした。



ちょっと芦屋町(遠賀郡)の方まで足をのばしてみました。



山桃の並木道を抜けると「芦屋釜の里」があります。





武将や茶人らに愛された芦屋釜。
園内に芦屋釜の復興を目的とした工房や大小の茶室があります。



橋に取り付ける芦屋釜のレリーフ製作中でした。

芦屋町では中学卒業までに皆、盆略(ぼんりゃく)手前(略手前)を
習うそうです。



おみそれしました*(驚き)*。




今日は本物の芦屋釜が撮れませんでした。
最中でごめんなさい。

芦屋釜の歴史は古く、鎌倉時代まで遡ります。
その特長は厚さ2ミリという技術力の高さです。
国の重要文化財に指定されている茶の湯の釜9個のうち8個が芦屋釜です。



芦屋釜の里http://www.town.ashiya.lg.jp/navigate/public/mu1/bin/info.rbz?nd=305&ik=1





今の季節だからこそ。

2010年06月20日 | 日記

今日は午前中太宰府に行っていました。
幸い雨にはあいませんでした。




光明禅寺の庭園

太宰府天満宮の隣に光明禅寺というお寺があります。



秋の紅葉が美しいのですが、
今の時期は苔も素晴らしいのです。

謡曲の「藍染川(あいぞめかわ)」にまつわるお寺でもあります。



すぐそばに藍染川が流れています。



今は雨が降っていますが、この季節のお出かけもよいものですね。




一滴の水が集まり
一滴海庭(いってきかいてい)。

岡山県が生んだ天才庭園家重森三玲(しげもりみれい)氏。
光明禅寺の庭を1957年に重森氏が手を加え作庭されました。

重森三玲庭園美術館   http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/




梅雨です。

2010年06月13日 | 日記

グミの実

日は一日中お出かけしてました。
晴れたり曇ったりで雨は降りませんでした。
店先に生けてあったグミの枝、お店の人に頼んで
撮らせていただきました。
近頃、グミもあまり見かけなくなりました。
詳しく調べたことはありませんが、
こちらでは梅雨明けの最初の土用の丑の日に
薬草を摘んだらよいといわれています。


松の葉。

2010年06月06日 | 日記

筥松の松葉


また、今日も違う神社に立ち寄りお出かけしました。



どこの神社も松がきれいにお手入れされています。
松の葉を見るといつも吉備真備公のことを思い出します。

4月にNHKで「大仏開眼」という吉備真備公の
ドラマがあったようですが、見逃してしまいました。

吉岡秀隆さんが吉備真備を演じてあったそうですが
どんな人であったのでしょう。

吉備真備公が自ら松葉に糸を通し、中国、唐のすぐれた技法を刺繍して
教え伝えたという伝説が語り継がれています。



なんとなく吉岡秀隆さんならやさしく教えてくれそうです。
イメージどおりかもしれませんね。




箱崎宮(福岡市東区)の筥松



平安遷都1100年(1895年)記念事業の一環として編集された
「平安通志(へいあんつうし)」。
編集に携わった湯本文彦(ゆもとふみひこ)氏が京都の刺繍業者を
一軒づつ尋ねてまわったところ、この真備公の話をもとにして
「小松屋」という刺繍の名家が京都に存在した事実があり、
刺繍百種が「平安通志」に掲載されています。

平安通志 http://www.pref.kyoto.jp/dezi/data/36.html
NHK古代史ドラマスペシャル「大仏開眼http://www.nhk.or.jp/osaka/daibutsukaigen/