兄媛 

昔、呉の国から四人のはた織りめが渡来し、
裁縫、染めの技術も伝えたといわれています。

博多、仙崖さん。

2010年09月11日 | 日記

今日はお昼から仕事で福岡市内へ。



今日から福岡市博物館で「栄西と中世博多展」という
展覧会が始まりました。



聖福寺  福岡市博多区御供所町(ごくしょまち)



栄西禅師が開いた日本最古の禅寺、博多の聖福寺。



お寺のまわりには博多の古い町並みも残っています。



栄西禅師と同じ年代の人ではありませんが、聖福寺の第百二十三世と
第百二十五世住職をだった仙崖さん。

郷土史家のお話によると、聖福寺に仙崖さんの袈裟が残っていて、



黒の金襴でボロボロの上に木綿の糸でつぎが当ててあり
質素倹約であったかと思えば、四十八歳の時に望遠鏡を
買ってあるそうです。

禅師の号には目もくれず
庶民的でハイカラだった仙崖さん、沢山の書画が残っています。


出光美術館(門司)の看板に 仙崖さんの書画の
指月布袋(しげつほてい)画賛描かれています。 7月26日撮影



仙崖義梵(せんがいぎぼん)・普門円通(ふもんえんつう)禅師(追贈)
美濃国〔岐阜県武儀(むぎ)郡南武芸村(みなみむげむら)〕に生まれる。
1750年~1837年参考資料 「博多に強くなろうシリーズ」より

「うらめしや わが隠れ家は雪隠か 来る人ごとに紙おいていく」 仙崖

九州大学デジタルアーカイブ 「仙崖和尚の絵画」へhttp://record.museum.kyushu-u.ac.jp/gaiyou/kochizu.htm





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