東大戦は“欠場”しましたのでひさびさの神宮。
明治との2回戦。10年近く、“紫紺”の人たちに野球をやらせてもらっていますので明治には愛着があります。
だから、母校・早稲田とのゲームは僕にとってちょっと切ないのです。
が、優勝を争う我が早稲田は昨日、明治のサヨナラ負け、今日は悪いけど勝たしてもらうよ。
“東伏見ファン”の皆さんは
「今日は気分を変えよう」
と早稲田ベンチ裏に陣取っていらっしゃいます。
厳しい檄、激励の言葉が飛び交う、そこはさながら「第2の早稲田ベンチ」
早稲田の先発は、大方のファンの皆さんの予想を裏切って、越智君(4年 新田)。
昨年は勝ち星なく、今季もいい投球はしながら勝ちには恵まれていません。
何とか勝たせてあげたい。
1回表
三浦君(4年 上尾)ショートゴロ、下山君(4年 開星)を三振、宇津野君(4年 大府)をセカンドゴロ。
越智君まずは上々の立ち上がりです。
1回裏
明治の先発は水田君(2年 愛知啓成)。
1番・前田将君(3年 早稲田実)が四球で出て、上本君が初球に送りバントを決めて二塁へ。
ここで3番・武内君(4年 智弁和歌山)がライト線へのツーベース。理想の形で先制。
一気に畳みかけたいところでしたが、4番・田中幸君(2年 宇和島東)、5番・梁井君(4年 早稲田実)が連続三振でタメ息。
2回表
越智君はツーアウトから昨日の殊勲者、6番・大久保君(3年 浦和学院)に高く弾むサード内野安打を許しますが、7番・渡辺君(2年 倉敷工)を三振斬り(2個目)。
2回裏
生島君(1年 大阪桐蔭)セカンドゴロ、小林君(4年 比叡山)三振、竹内君(3年 早大学院)センターフライで三者凡退。
3回表
梅田君(1年 明徳義塾)を三振。続く水田君のショートへの当たりはちょっと生島君の出足が遅れて内野安打。
「ショートの見せ場だし見せて欲しかったなあ。思わずスコアに6Eと書いてしまったが公式記録はヒット。神宮の記録員さんはやさしいねえ」。
ボークで二塁に進まれますが、三浦君ファーストライナー、下山君セカンドゴロで得点は与えません。
3回裏
先頭の9番・越智君が初球のストレートをジャストミートすると打球はグングン伸びてレフトスタンドへ。
「自らのバットで追加点、気分いいだろうなあ」。
前田君セカンドゴロ、上本君サードゴロ、武内君三振で追加点はナシ。
「とにかくもう1点。3点あれば今の投手陣なら大丈夫」
4回表
越智君は3番・宇津野君から始まる明治をきっちり三者凡退。
「よしよしノッてきたぞお」
4回裏
田中幸君ファーストファウルフライ、梁井君見逃し三振でツーアウト。
「この二人、何を狙っているのかよおわからん!!」
続く生島君が右中間を破る三塁打。しかし、小林君いい感じのライトフライで得点なし。
「早く3点目を」
5回表
ツーアウトから越智君は梅田君にセカンド内野安打を許します。ここで明治は水田君をあきらめ代打・幸内君(3年 日大三)を送ってきます。
「このあとのピッチャーどうすんの?」
この幸内君にデッドボール。越智君はこういうところから崩れていくパターンがあるので心配しますが1番・三浦君の代打・菅谷君(4年 長生)を三振。越智君、踏ん張ります。
5回裏
明治のピッチャーは左腕の竹岡君(4年 鷲宮)。
先頭の竹内君はフォアボール。越智君には送らせると思いましたが、強行。いい当たりもレフトライナー。
続く前田将君がサード前に絶妙の送りバント。上本君歩いて、一、二塁。
ここで武内君が右中間を破るツーベース!!
二走・竹内君に続いて、一走.上本君もホームインし4-0。
2本のタイムリーツーベース、武内君
「よしこれで勝てるな」
続く佐伯君(3年 早稲田実)の代打・田中豪君(2年 早稲田実)がライトへクリーンヒットで一、三塁。
梁井君はライトフライでチェンジ。
6回表
越智君は4番・斎藤君を見逃し三振にとるなど三者凡退に抑えて降板。
威力のあるストレートが低めに決まっていたので安心してみていられましたね。
スリーボールになったのも3人だけとコントロールも安定しました。4回からは変化球も決まりはじめ、いいピッチングでした。
6回裏
この回から明治のマウンドは岩田君(1年 東邦)。
先頭の6番・生島君がセカンド内野安打。小林君が送って、さらにワイルドピッチで生島君は三進。竹内君はフォアボールで一、三塁。越智君の代打・大西君(3年 観音寺一)はレフトフライ。
やや浅めながら三走・生島君がタッチアップからホームを突き、スライディング、セーフ。
いい脚、いいスライ。
5-0でもう勝利を確信。
7回表
早稲田の2番手は佐竹君(4年 土庄)。
投球練習は少しおかしかったものの、バッターが立つとビシビシ。
清水君をセンターフライ、大久保君、渡辺君は連続三振!!
7回裏
2番・上本君、3番・武内君が連続フォアボール。
ここで代打・松本君(1年 千葉経済大付)。
松本君の打球は打った瞬間それと分かる右中間へのスリーラン!!
初安打が初ホームラン。華々しいですね。
もう早稲田スタンドは興奮のるつぼ。
PH・鴛海君(4年 東福岡)が四球で出て、竹内君のフォアボ-ルで一、二塁となったところで
鴛海君代走にに4年の奥井君(三刀屋)。こういう采配好きだなあ。
梁井君の盗塁死には
「まあ仕方ないね」
代打・本田君(2年 智弁和歌山)の豪快な(?)三振にも
「いいぞナイススイング」
ファンの皆さんも楽勝ムードで寛容です。
8回表
早稲田の3番手は大谷君(3年 報徳学園)。
ワンアウトから幸内君にフォアボール、菅谷君にはセンターに痛烈に弾き返され一、二塁。
しかし、変化球中心の配球で得点は許しません。
8回裏
明治は5番手、アンダースローの久米君(2年 桐生第一)。
先頭の前田将君はフォアボールで出て、二盗、三盗。もうこなったらやりたい放題。
上本君サードゴロ、武内君ショートフライ。途中からサードに入っていた小野塚君(2年 早稲田実)がキャッチャーフライでチェンジ。
9回表
斎藤君には粘られるも三振、清水君サードゴロ、大久保君ショートゴロでゲームセット。
越智君、2年ぶりの勝利おめでとう。
これをきっかけにまた「負けない越智君」を取り戻してくれればいいな。
大谷君は腕も振れてないし、ストレートに本来のキレがない。今シーズンはオープン戦からずっとこんな感じ。
“大谷派”(真言宗ではないけど)の僕としては寂しい。まあ、“宗旨がえ”するつもりもないが。
生島君はいいバッティング、いい走塁を見せてくれましたね。セカンドランナーの追い込み方も何げにうまいし、さすが大阪の名門校で鍛えられてきてますね。
スローの不安はあるものの、相手投手が左であっても使って欲しいですね。
明治のルーキー梅田君(明徳義塾)はスタメンマスク。
ちょっと荷が重かったですかね。
大学トップレベルの早稲田の投手陣には自分のバッティングをさせてもらえないし、盗塁も3つ許しました(ピッチャーの責任が大きいものもあったが)。でも、随所に能力の高いところを見せてくれたし、こういう経験で大きく成長して欲しいものです。
明治・梅田君
明治OBとの“呉越同舟”観戦を予定してましたが、自分の野球の試合や子守りでキャンセル。
こういう試合展開だったので来てくれなくてよかったです(苦笑)。
明治との2回戦。10年近く、“紫紺”の人たちに野球をやらせてもらっていますので明治には愛着があります。
だから、母校・早稲田とのゲームは僕にとってちょっと切ないのです。
が、優勝を争う我が早稲田は昨日、明治のサヨナラ負け、今日は悪いけど勝たしてもらうよ。
“東伏見ファン”の皆さんは
「今日は気分を変えよう」
と早稲田ベンチ裏に陣取っていらっしゃいます。
厳しい檄、激励の言葉が飛び交う、そこはさながら「第2の早稲田ベンチ」
早稲田の先発は、大方のファンの皆さんの予想を裏切って、越智君(4年 新田)。
昨年は勝ち星なく、今季もいい投球はしながら勝ちには恵まれていません。
何とか勝たせてあげたい。
1回表
三浦君(4年 上尾)ショートゴロ、下山君(4年 開星)を三振、宇津野君(4年 大府)をセカンドゴロ。
越智君まずは上々の立ち上がりです。
1回裏
明治の先発は水田君(2年 愛知啓成)。
1番・前田将君(3年 早稲田実)が四球で出て、上本君が初球に送りバントを決めて二塁へ。
ここで3番・武内君(4年 智弁和歌山)がライト線へのツーベース。理想の形で先制。
一気に畳みかけたいところでしたが、4番・田中幸君(2年 宇和島東)、5番・梁井君(4年 早稲田実)が連続三振でタメ息。
2回表
越智君はツーアウトから昨日の殊勲者、6番・大久保君(3年 浦和学院)に高く弾むサード内野安打を許しますが、7番・渡辺君(2年 倉敷工)を三振斬り(2個目)。
2回裏
生島君(1年 大阪桐蔭)セカンドゴロ、小林君(4年 比叡山)三振、竹内君(3年 早大学院)センターフライで三者凡退。
3回表
梅田君(1年 明徳義塾)を三振。続く水田君のショートへの当たりはちょっと生島君の出足が遅れて内野安打。
「ショートの見せ場だし見せて欲しかったなあ。思わずスコアに6Eと書いてしまったが公式記録はヒット。神宮の記録員さんはやさしいねえ」。
ボークで二塁に進まれますが、三浦君ファーストライナー、下山君セカンドゴロで得点は与えません。
3回裏
先頭の9番・越智君が初球のストレートをジャストミートすると打球はグングン伸びてレフトスタンドへ。
「自らのバットで追加点、気分いいだろうなあ」。
前田君セカンドゴロ、上本君サードゴロ、武内君三振で追加点はナシ。
「とにかくもう1点。3点あれば今の投手陣なら大丈夫」
4回表
越智君は3番・宇津野君から始まる明治をきっちり三者凡退。
「よしよしノッてきたぞお」
4回裏
田中幸君ファーストファウルフライ、梁井君見逃し三振でツーアウト。
「この二人、何を狙っているのかよおわからん!!」
続く生島君が右中間を破る三塁打。しかし、小林君いい感じのライトフライで得点なし。
「早く3点目を」
5回表
ツーアウトから越智君は梅田君にセカンド内野安打を許します。ここで明治は水田君をあきらめ代打・幸内君(3年 日大三)を送ってきます。
「このあとのピッチャーどうすんの?」
この幸内君にデッドボール。越智君はこういうところから崩れていくパターンがあるので心配しますが1番・三浦君の代打・菅谷君(4年 長生)を三振。越智君、踏ん張ります。
5回裏
明治のピッチャーは左腕の竹岡君(4年 鷲宮)。
先頭の竹内君はフォアボール。越智君には送らせると思いましたが、強行。いい当たりもレフトライナー。
続く前田将君がサード前に絶妙の送りバント。上本君歩いて、一、二塁。
ここで武内君が右中間を破るツーベース!!
二走・竹内君に続いて、一走.上本君もホームインし4-0。
2本のタイムリーツーベース、武内君
「よしこれで勝てるな」
続く佐伯君(3年 早稲田実)の代打・田中豪君(2年 早稲田実)がライトへクリーンヒットで一、三塁。
梁井君はライトフライでチェンジ。
6回表
越智君は4番・斎藤君を見逃し三振にとるなど三者凡退に抑えて降板。
威力のあるストレートが低めに決まっていたので安心してみていられましたね。
スリーボールになったのも3人だけとコントロールも安定しました。4回からは変化球も決まりはじめ、いいピッチングでした。
6回裏
この回から明治のマウンドは岩田君(1年 東邦)。
先頭の6番・生島君がセカンド内野安打。小林君が送って、さらにワイルドピッチで生島君は三進。竹内君はフォアボールで一、三塁。越智君の代打・大西君(3年 観音寺一)はレフトフライ。
やや浅めながら三走・生島君がタッチアップからホームを突き、スライディング、セーフ。
いい脚、いいスライ。
5-0でもう勝利を確信。
7回表
早稲田の2番手は佐竹君(4年 土庄)。
投球練習は少しおかしかったものの、バッターが立つとビシビシ。
清水君をセンターフライ、大久保君、渡辺君は連続三振!!
7回裏
2番・上本君、3番・武内君が連続フォアボール。
ここで代打・松本君(1年 千葉経済大付)。
松本君の打球は打った瞬間それと分かる右中間へのスリーラン!!
初安打が初ホームラン。華々しいですね。
もう早稲田スタンドは興奮のるつぼ。
PH・鴛海君(4年 東福岡)が四球で出て、竹内君のフォアボ-ルで一、二塁となったところで
鴛海君代走にに4年の奥井君(三刀屋)。こういう采配好きだなあ。
梁井君の盗塁死には
「まあ仕方ないね」
代打・本田君(2年 智弁和歌山)の豪快な(?)三振にも
「いいぞナイススイング」
ファンの皆さんも楽勝ムードで寛容です。
8回表
早稲田の3番手は大谷君(3年 報徳学園)。
ワンアウトから幸内君にフォアボール、菅谷君にはセンターに痛烈に弾き返され一、二塁。
しかし、変化球中心の配球で得点は許しません。
8回裏
明治は5番手、アンダースローの久米君(2年 桐生第一)。
先頭の前田将君はフォアボールで出て、二盗、三盗。もうこなったらやりたい放題。
上本君サードゴロ、武内君ショートフライ。途中からサードに入っていた小野塚君(2年 早稲田実)がキャッチャーフライでチェンジ。
9回表
斎藤君には粘られるも三振、清水君サードゴロ、大久保君ショートゴロでゲームセット。
越智君、2年ぶりの勝利おめでとう。
これをきっかけにまた「負けない越智君」を取り戻してくれればいいな。
大谷君は腕も振れてないし、ストレートに本来のキレがない。今シーズンはオープン戦からずっとこんな感じ。
“大谷派”(真言宗ではないけど)の僕としては寂しい。まあ、“宗旨がえ”するつもりもないが。
生島君はいいバッティング、いい走塁を見せてくれましたね。セカンドランナーの追い込み方も何げにうまいし、さすが大阪の名門校で鍛えられてきてますね。
スローの不安はあるものの、相手投手が左であっても使って欲しいですね。
明治のルーキー梅田君(明徳義塾)はスタメンマスク。
ちょっと荷が重かったですかね。
大学トップレベルの早稲田の投手陣には自分のバッティングをさせてもらえないし、盗塁も3つ許しました(ピッチャーの責任が大きいものもあったが)。でも、随所に能力の高いところを見せてくれたし、こういう経験で大きく成長して欲しいものです。
明治・梅田君
明治OBとの“呉越同舟”観戦を予定してましたが、自分の野球の試合や子守りでキャンセル。
こういう試合展開だったので来てくれなくてよかったです(苦笑)。