犬神家の一族

犬神家の一族

遺言状

ひとつ、
犬神家の全財産、ならびに全事業の相続権を意味する、
犬神家の三種の家宝、斧、琴、菊は次の条件のもとに
野々宮珠世に譲られるものとす。

　　　　　☆

ひとつ、
但し、野々宮珠世はその配偶者を、犬神佐兵衛の孫、
佐清、佐武、佐智の中より選ぶこと。
その選択は珠世の自由になるも、もし珠世が
三人のうち何人とも結婚することを承知せず、
他に配偶者を選ぶ場合は、相続権を失うものとす。

　　　　　☆

ひとつ、
三人が三人とも、珠世との結婚を希望せざる場合、
会う李は死亡せる場合は、三人は相続権に関する
あらゆる権利を失い、珠世は何人と結婚するも自由とす。

　　　　　☆

ひとつ、
もし珠世が相続権を失う場合、佐清、佐武、佐智の順で
犬神家の事業を継承し、全財産は五等分し、その五分の一ずつを
三人に与え、残りの五分の二を青沼菊乃の一子、
青沼静馬に与えるものとす。

　　　　　☆

ひとつ、
珠世、佐清、佐武、佐智の四人が死亡せし場合は、
犬神家の全財産を青沼静馬が相続することとす。

　　　　　☆

ひとつ、
行方不明の青沼静馬の消息をつかみ得ず、あるいは静馬の死亡が
確認されたる時は、犬神家の全財産は・・・





私は１９７６年の”犬神家の一族”を映画館で見てるんよ。
そう３０年も前の話よね。
まだ結婚前のうら若きころの話よ・・・そういう時もあったんだ・・・
配役は・・・三人娘の役だった人が別の役で登場しているのが面白い。
三條美紀さんって・・・確か・・・ちゃこちゃん（四方晴美）のお母さんよね
老けたね・・・そりゃ７０も越えりゃ老けもするよな～。
一番の驚きだったのは３０年前と金田一耕助役が同じ石坂浩二さんだってことよ。



これが今現在。
たしか・・・６５歳のはずよ。
こんなぼさぼさの役でも若いよね～。



そしてこれが３０年前の３５歳の石坂浩二さん。
う～ん・・・素敵よね・・・



なんと言ってもセンセーショナルな映像だったのがこれよね。
これと屋根の上の死体＆菊人形よね。
これはリメーク版でもなんでもなく、全くそのものよね。
昔のは現場が岡山県の笠岡の山奥だったと思うけど・・・
（女王蜂とか八墓村とか病院坂とかごっちゃまぜになってるかも）
今回は那須だったよ。
昔ながらの古い町並みの電線とかを映像技術で消してるみたいね。



私も３０年前の映画の内容を事細かに覚えてるわけじゃないから・・・
でも青沼静馬との経緯とか三姉妹のしてきたこととか
すっかり忘れてたけど・・・
あ～そうだった、そうだったと納得しながら見たわ。
３０年前の私には少し複雑で全てを理解するには未熟だったね、人間が（笑）



実の親子が役の上でも親子を演じて・・・役者さんって立派ね。
３０才を間近にして（実生活で）

”お母さ～ん”

と泣きつくことなんてないよね～。
プロの役者さんだから恥ずかしいなんてことは捨ててるのかな



富士純子＆松坂慶子＆萬田久子、三人三様それぞれの持ち味があって良かったわ～。
それを取り囲むようにフカキョン、松嶋奈々子、木枯し紋次郎の中村敦夫・・・
配役もいいよね～。
お琴の先生の場面は覚えてたわ。

改めて再度見て過去を思い出したってところかな
時代背景が戦後ということで今の若い人たちに受け入れられるかどうか・・・
それよりも理解できるかどうか・・・
映画館には年齢層の高い人たちばかりだったよ。
そう、過去の映画を知ってる年代の人ばかり（笑）
でも、あっという間の２時間チョイだったよ。

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鳥さんのいる生活日記３０４


最新画像から９０８（１１月２２日）



お姉ちゃん、ぼ～ちゃんのこと好き
ぼ～ちゃんだけが好き
ねえ・・・好きだと言って。
ぼ～ちゃんだけが好きだと言って。

最新画像から９０９（１１月２２日）



そんな甘えんぼなぼ～ちゃんは無視無視（笑）
こっちはこっちで鳥さん同士で仲良しだよ。
どうだ・・・うらやましいか
仲間にはいりたいか

最新画像から９１０（１１月２２日）



上からアングルだと全く気づかない二羽。
ぐっすり就寝中。
横からでもなれてほしいな～。