大晦日やというのに、人が考えることは同じなんやね~。
何も年末の最後の日にお墓掃除せんでもええようなもんやけど…
私はいつでも行けるから、年末でなくてもええとおもっとんやけど
そうもいかんのが夫。
世間はこうやからといかんといけんもんと思いこんどる。
なので車で一緒に行った。
きちんと整備された公園墓地なのでいつもきれい。
草ひきなどしたことがない。
まだ売れてない空墓地にも草1本映えてない、本当に綺麗。
ここを最終の地に選んで本当に良かったと思う。
家から歩いても1kmにも満たない。
なのに車で移動するという怠慢さ(笑)
ま、今回はお花も多かったしね。
春には桜がトンネルを作って、花見がてら焼肉したりしてる人もおるんよ。
トップがお墓から見える景色。
今日はぼやけてたけど遠くに瀬戸内海が見える。
私の好きな海、きっと美香も好きだと思う。
瀬戸内海は私の実家にもつながる。
お墓の後ろにせっせとお墓の拭き掃除をする夫がいる(笑)
私はというと・・水を替えて、コップの内側の苔を取ってあたらしい水を入れる。
そして、買ってきたお正月バージョンの花を活けて
夫のために線香の束に火をつける。
風が強かったので結構大変なんよ。
夫が掃除している間、私はこれだけのことしかできんかった(笑)
私は線香も手向けなければ基本、手も合わせない。
私はまだ美香がいなくなったことを信じられないというか…
認められないままなのかもしれない。
美香が引越して来てから10年間暮らした愛する家のある団地の端っこの家が見える。
お墓は団地に向かって建っている。
瀬戸内海は背中側に見える。
美香の身体の一部は確かにお墓の中だけど、美香の魂は今も
家の中にいると私は信じている。
いつも一緒にいると信じている。
美香の部屋、今は物置部屋みたいになってるけど、いまだに使えない。
美香の部屋に行くと時間がとまる。
でも来年からは別の形で美香のことを伝えていきたいと考えている。
いのちの伝道師としてPPTを使って小学生たちにいのちを伝えようと思う。
もっともっと美香には輝いていてほしいから。
母は美香のいのちを無駄にはしないよ。
さようなら2014年
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