さっぽろ・ふるさと文化百選
2012.11.14撮影
No.061 レンガ工場跡(本通9南)
現在、鈴木煉瓦工場跡地と思われる場所は跡形もなく,今はない。
前、NTT野球場であった草地の住友不動産所有管理地が、その場所と想像できる。
明治15年(1882年)、この地に良質の粘土を発見し、レンガの製造を開始したらしい。
目的の地で聞きまわってみた。50年前から居住しているという奥さんは「鈴木レンガ工場は
知りません」
そうだよネ!130年も前のことだ。
「ただ自宅を一部増築のため基礎を50センチほど掘った際、分厚く硬い粘土が出てきた」とのこと。
これが良質の粘土と言われるものかも知れない」…と。
製品は、道庁赤レンガ庁舎、サッポロビール第二工場、帝国製麻工場、東京駅舎などに利用。
白石区平和通5丁目北にある「やなぎ公園」に使われているレンガも鈴木煉瓦工場の製品か?
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