ちょうど1年前、35周年を迎えた愛知県陶磁資料館が「愛知県陶磁美術館」という素敵な名前に変わりました。ここにある陶器は、間違いなく「資料」ではなく「美術品」の域。中身と名前が一致した感じです。
現在開催されている「古唐津 古武雄ー桃山・江戸の華やぎ」を見に行ってきました。古唐津は桃山期、16世紀末~17世紀初頭に肥前で焼かれたものと分類されていました。土、釉薬と筆、ヘラの組合わせの中で、当時の陶工たちが限られた面に、四季折々の自然からデザインのアイデアを得てのびのびと描いた「絵唐津」。萩、芦、草、柿など、人々の日常が自然と近かった様子が感じられます。
特に向付は、古唐津の地味な色あいとはあいまって、口が扇形や四弁の花の形などをしているものがあり、遊び心を感じました。
口にかかった釉薬は、皮鯨手(かわくじらて)ということや、瀬戸唐津・朝鮮唐津は、瀬戸や朝鮮で作られたものではなく唐津で作られたものということを知り、感動しました。
古武雄は江戸時代前半から19世紀にかけて佐賀県武雄市地域で作られていたものということですが、この分類の陶磁器を意識して見るのははじめてでしたので、とても勉強になりました。随分大振り、大胆な陶器で、模様は鉄絵緑彩、刷毛目、内刷毛目など、さまざま。その中でも、象嵌文の豊かさには目を見張るものがありました。スタンプのような模様の作り方です。花文、花の半分を施した半花文、波状文、渦巻文、雷文、雲文、十字文など、見ているだけで楽しくなりました。
当時の陶工たちがこれらの作品を作った思いや、これらを使っていた人々のくらしを想像しながら、日本の歴史のおもしろさにしばし浸ってきました。
今、美術館の敷地内は八重桜が満開です。
現在開催されている「古唐津 古武雄ー桃山・江戸の華やぎ」を見に行ってきました。古唐津は桃山期、16世紀末~17世紀初頭に肥前で焼かれたものと分類されていました。土、釉薬と筆、ヘラの組合わせの中で、当時の陶工たちが限られた面に、四季折々の自然からデザインのアイデアを得てのびのびと描いた「絵唐津」。萩、芦、草、柿など、人々の日常が自然と近かった様子が感じられます。
特に向付は、古唐津の地味な色あいとはあいまって、口が扇形や四弁の花の形などをしているものがあり、遊び心を感じました。
口にかかった釉薬は、皮鯨手(かわくじらて)ということや、瀬戸唐津・朝鮮唐津は、瀬戸や朝鮮で作られたものではなく唐津で作られたものということを知り、感動しました。
古武雄は江戸時代前半から19世紀にかけて佐賀県武雄市地域で作られていたものということですが、この分類の陶磁器を意識して見るのははじめてでしたので、とても勉強になりました。随分大振り、大胆な陶器で、模様は鉄絵緑彩、刷毛目、内刷毛目など、さまざま。その中でも、象嵌文の豊かさには目を見張るものがありました。スタンプのような模様の作り方です。花文、花の半分を施した半花文、波状文、渦巻文、雷文、雲文、十字文など、見ているだけで楽しくなりました。
当時の陶工たちがこれらの作品を作った思いや、これらを使っていた人々のくらしを想像しながら、日本の歴史のおもしろさにしばし浸ってきました。
今、美術館の敷地内は八重桜が満開です。