グローバル人材育成が叫ばれる昨今、英語を学ぶ機会は徐々に増えてきていますが、学校で学んだ英語の知識や運用能力を培う機会や場所はまだまだ足りません。そのために、教育現場では、なるべく英語を使って指導したり活動したりすることが望まれます。しかし、英語のご専門でない小学校教員が、児童の前で英語を話すことや、英語活動を行うことに、苦手意識を持たれるお気持ちも理解できます。
母語でない言葉を使って意思疎通を図るときは、間違えるのが当然です。母語ではないのですから。しかし、この「間違えて当たり前」という良い意味での開き直りが、頭では理解できても、体が拒否してしまうのが大人です。間違えるのはカッコ悪いですし、恥ずかしいですし、自信がどんどんなくなります。
みなさんはmistakeとerrorの違いをご存知ですか。自分で「あっ」と気づくことのできる過ちは、【mistake】ですが、自分で気づくことのできない過ちは【error】です。応用言語学者のRod Ellis が書いた‘Second Language Acquisition’を学んだとき、ミスを沢山すればするほど、言語運用能力はより発達するということを知りました。理論でそう書かれていて、納得したのです。たくさん間違えて、たくさん気づく機会を得る方が言語習得には早道なのです。三単元のS、複数のS、a、the などは、日本語にない言語機能ですから、間違えて当たり前なのです。「語学に王道なし」とよく言われますが、王道があるとしたら、とにかく使っていっぱい間違えて、気づいて、自分で修正できるようになり、いずれは間違えないようになることではないでしょうか。
夏季研修の受講生には、いろいろな先生方がいらっしゃいますが、研修は「学びの場」として捉えていただき、からだのさまざまな器官を使って、五感をフル稼働させながら積極的に活動に参加いただけるとたとえ半日の研修でも効果は絶大です。児童役として、積極的に参加し、ジェスチャーをしたり、チャンツを歌ったり、ことばを繰り返すうちに、ことばを自分のものとされていくプロセスが見えます。これがいわゆる「身につく」ということなのだと感じます。研修終了後の表情が輝いています。
講師としての満足感は、研修後のアンケートを読ませていただいたときに味わうことができます。
コメント欄に「どうやってかかわっていいのか、よくわからなかったのですが、2学期からは担任として自信を持ってアシスタントさんと一緒に授業ができます。」と書いていただけると本当に嬉しく思います。ここが私自身のゴールでもあります。ティームティーチングは役割分担を明確にしながらもお互いにサポートし合うこと。そして、間違えても「アハハ」と笑い合えること。そこがまさにコミュニケーション活動の醍醐味でもあります。
母語でない言葉を使って意思疎通を図るときは、間違えるのが当然です。母語ではないのですから。しかし、この「間違えて当たり前」という良い意味での開き直りが、頭では理解できても、体が拒否してしまうのが大人です。間違えるのはカッコ悪いですし、恥ずかしいですし、自信がどんどんなくなります。
みなさんはmistakeとerrorの違いをご存知ですか。自分で「あっ」と気づくことのできる過ちは、【mistake】ですが、自分で気づくことのできない過ちは【error】です。応用言語学者のRod Ellis が書いた‘Second Language Acquisition’を学んだとき、ミスを沢山すればするほど、言語運用能力はより発達するということを知りました。理論でそう書かれていて、納得したのです。たくさん間違えて、たくさん気づく機会を得る方が言語習得には早道なのです。三単元のS、複数のS、a、the などは、日本語にない言語機能ですから、間違えて当たり前なのです。「語学に王道なし」とよく言われますが、王道があるとしたら、とにかく使っていっぱい間違えて、気づいて、自分で修正できるようになり、いずれは間違えないようになることではないでしょうか。
夏季研修の受講生には、いろいろな先生方がいらっしゃいますが、研修は「学びの場」として捉えていただき、からだのさまざまな器官を使って、五感をフル稼働させながら積極的に活動に参加いただけるとたとえ半日の研修でも効果は絶大です。児童役として、積極的に参加し、ジェスチャーをしたり、チャンツを歌ったり、ことばを繰り返すうちに、ことばを自分のものとされていくプロセスが見えます。これがいわゆる「身につく」ということなのだと感じます。研修終了後の表情が輝いています。
講師としての満足感は、研修後のアンケートを読ませていただいたときに味わうことができます。
コメント欄に「どうやってかかわっていいのか、よくわからなかったのですが、2学期からは担任として自信を持ってアシスタントさんと一緒に授業ができます。」と書いていただけると本当に嬉しく思います。ここが私自身のゴールでもあります。ティームティーチングは役割分担を明確にしながらもお互いにサポートし合うこと。そして、間違えても「アハハ」と笑い合えること。そこがまさにコミュニケーション活動の醍醐味でもあります。