昨日は講師山田悌士氏(第二赤十字病院)をお迎えし地球市民交流センターにおいて「国際救援の道~僕はアンパンマンになりたかった~」というテーマでお話していただきました。
「英語を学ぶ」向こう側には何があるのか?
それを子どもたちに知らせたい。見せたい。聞かせたい。
そのためには私達大人が
その向こう側の世界を知る機会が必要なのではないか。
それがトップセミナーを作ったきっかけのひとつでした。
昨日のセミナーでは日赤の国際救援活動を通してそれが十分にわかったお話でした。
多国籍チームでは共通語はもちろん英語でコミュニケーションをとるそうです。
ネイティブスピーカーはひとりしかいなくて、後のメンバーはそれぞれ別々の国からきている場合でも英語。世界の共通言語であることは赤十字の活動でも明らかのようです。
先日のブログでも書きましたが
私が一番聞きたかったことは多国籍チームで共同作業をする上での秘訣です。
山田先生は以下のように話されました。
1.柔軟性
5分前に決めたことがもう変更になるような現場では臨機応変に対応することが重要。
2.慣れる
その土地に慣れ、住民に慣れ、チームに慣れること。日常生活をともにすること。
異文化を持った人々が一緒にいることが普通になること。
3.固定観念を持たない
人はそれぞれ。It depends on the person.
4.そこに合ったやり方で
「こーしなきゃーだめ、あーしなきゃーだめ」と自分の正義を振りかざすのではなく
その場に合ったやり方をすること。
説得力のあるポイントでした。
「さっきこういったのに」とか「今まではこうだった」という既成概念をなくして「今、その場で」決めたことに皆が従って動くーーー気持ちよくて、素敵ですよね。
私の経験では、日本人は一般的に(というと「固定観念を持たない」に反しますが 笑)変更に対して「そんな話は聞いてない。」とか「来る前に言ってよ。」というリアクションをする人が少なからずいます。それはきちんとすべての段取りを事前にし、準備を万端に整える几帳面な日本人の素晴らしいところですよね。その良いところを持ちつつ、チームの一員となった時は自分の任務遂行のために柔軟性を持って挑む。そんなふうがいいのかもしれません。
2003年から毎年年末年始を海外救援活動で過ごされている山田さん。
すごいことをしていらしゃるのにも関わらず、各地での活動を現地の写真を見せながら淡々と話されたことも印象的でした。尊敬すべき立派な仕事をしている人って、それを自覚されていない場合が多いんですよね。もっともっとつっこんだ話がお聞きしたかった、と多くの皆様が思われていたようです。それはセミナーの途中で書いていただいた「コミュニケーションカード」にも表れていました。質問に全部答えていただける十分な時間が取れなかったのが残念でした。答えていただける機会をまた作っていきたいですね。
快く講師をお引き受けくださった山田先生、本当にありがとうございました!
そして暑い中お越しくださったご来場者の皆様に心より感謝申し上げます。
「英語を学ぶ」向こう側には何があるのか?
それを子どもたちに知らせたい。見せたい。聞かせたい。
そのためには私達大人が
その向こう側の世界を知る機会が必要なのではないか。
それがトップセミナーを作ったきっかけのひとつでした。
昨日のセミナーでは日赤の国際救援活動を通してそれが十分にわかったお話でした。
多国籍チームでは共通語はもちろん英語でコミュニケーションをとるそうです。
ネイティブスピーカーはひとりしかいなくて、後のメンバーはそれぞれ別々の国からきている場合でも英語。世界の共通言語であることは赤十字の活動でも明らかのようです。
先日のブログでも書きましたが
私が一番聞きたかったことは多国籍チームで共同作業をする上での秘訣です。
山田先生は以下のように話されました。
1.柔軟性
5分前に決めたことがもう変更になるような現場では臨機応変に対応することが重要。
2.慣れる
その土地に慣れ、住民に慣れ、チームに慣れること。日常生活をともにすること。
異文化を持った人々が一緒にいることが普通になること。
3.固定観念を持たない
人はそれぞれ。It depends on the person.
4.そこに合ったやり方で
「こーしなきゃーだめ、あーしなきゃーだめ」と自分の正義を振りかざすのではなく
その場に合ったやり方をすること。
説得力のあるポイントでした。
「さっきこういったのに」とか「今まではこうだった」という既成概念をなくして「今、その場で」決めたことに皆が従って動くーーー気持ちよくて、素敵ですよね。
私の経験では、日本人は一般的に(というと「固定観念を持たない」に反しますが 笑)変更に対して「そんな話は聞いてない。」とか「来る前に言ってよ。」というリアクションをする人が少なからずいます。それはきちんとすべての段取りを事前にし、準備を万端に整える几帳面な日本人の素晴らしいところですよね。その良いところを持ちつつ、チームの一員となった時は自分の任務遂行のために柔軟性を持って挑む。そんなふうがいいのかもしれません。
2003年から毎年年末年始を海外救援活動で過ごされている山田さん。
すごいことをしていらしゃるのにも関わらず、各地での活動を現地の写真を見せながら淡々と話されたことも印象的でした。尊敬すべき立派な仕事をしている人って、それを自覚されていない場合が多いんですよね。もっともっとつっこんだ話がお聞きしたかった、と多くの皆様が思われていたようです。それはセミナーの途中で書いていただいた「コミュニケーションカード」にも表れていました。質問に全部答えていただける十分な時間が取れなかったのが残念でした。答えていただける機会をまた作っていきたいですね。
快く講師をお引き受けくださった山田先生、本当にありがとうございました!
そして暑い中お越しくださったご来場者の皆様に心より感謝申し上げます。