先生はたいへんだ

先日、子（大）の小学校で「歩行訓練」というのがあり、
人手が足りないから、ということで手伝いに行った。
婦警さんが来て横断歩道の歩き方を習ったが、そのときに、ずいぶんとこども達が騒がしい。
あっちで立ち上がらない子がいれば、こっちでケンカがはじまる。それの収拾に走る先生。
随分浮かれてるなあ～、と思いながら、家に帰ってから子（大）に「授業中もああなの？（まさか違うよね）」と聞いた。
「うん。そうだよ。授業中も廊下に出ちゃう子もいるんだよ」との答え。
えっそうなの？！それは知らなんだ。てっきりイベントごとで浮かれてるだけかと思ってた。

先生はあんなのに毎日毎日つきあっているのか。。

土曜は授業参観日。
１時間目はそれなりだったが、３時間目に行った夫から聞けば、あちこちで小競り合いが勃発したりグーパンチのケンカがはじまったりしたらしい。
さすがに廊下に出たり立ち歩いたりする子らはいなかったらしいが、それにしても授業参観の授業中にグーパンチである。
立ち歩き逃亡組とケンカ大騒ぎ組はまた別の子ということも判明した。

先生はこんなのに毎日毎日つきあっているのか。。

先生は2年目のかわいらしくもスポーティーな先生なのだが、既に声がかれている。がらがらである。
こどもが好きで小学校の先生になりました、というような先生である。
わたしだったら尻に帆かけて逃げ出してるかもしれないような現場を、若い先生は全力で頑張っている。

学校がどうだとか、授業はこうあるべしとか、生徒はこうあるべしとか、そういうのは考えれば考えるほどよくわからなくなってくるが、唯一はっきりと分ることは「先生は大変だ」だ。
どう助けたらよいのかは皆目見当がつかないが、先生が疲れ果てたりする前に何か出来ることはないかと考えている。