凛とした

うちの一番のステキ自転車は、昭和40年代に作られたであろうゼブラケンコー自転車である。

それを今まで「いかにオサレに乗るか」ということにこだわって後ろカゴなどをつけずにいたのだが、スタジオ行く時はたいていあれやこれや持って行くので非常に不便で、結局後前両方カゴのついているママチャリに乗ったりしていた。
ややっ、これではいかん。
使わなければ意味が無い。

ちょうど子供乗せ台のついてる自転車（うちは4人家族なのに何故か6台も自転車があるのだ）がグラグラと軸がぶれるようになってきたので、思い切って子供乗せ台をゼブラに搭載することにした。かっこわるくなるかもしれないけど、いいや！

荷台のサイズが違うのでオットまで動員しての作業になる。



仕上がってみれば全然かっこわるくない！！
正しく働く自転車というかんじで凛としている。
高校生の時にクラスの男の子が「ズボンなんか変形させなくったって、かっこいいやつはかっこいいし、かっこわるいやつはかっこわるいんだ」と言っていて非常に感銘を受けたのだが、なんかそれを思い出した。マツイくん、今どこでどうしてるんだろうか。

ピンクの鈴はかっこわるいので早々に取り替えようっと。

これに乗っていると乗っている自分が凛としてくる。
美しさは心の余裕とつながっている。



ヤツデに花がさいてる。
かわいいな。