「中小企業の景況は一段と悪化している」

スタジオのオジェニは日本政策金融公庫（旧　中小企業金融公庫）というところから借りたので、年度末には経営状況を報告したりだとか、年末でなくとも「全国中小企業動向調査」とかが送られてきたりする。
写真は一緒に送られてきた「最近の中小企業動向」というパンフレット。

担当の人と話しているときに「個人事業の方は不慣れなもので、、」とよく言われたのだが、こういうのを見ると「まるで桁がちがう」と実感する。桁っていうか、仕組みがめちゃくちゃ複雑。売り上げ、利益、純益率、在庫、仕入れ、原材料、雇用、設備投資、業況判断。売り上げD.I.ってなんのこっちゃい。はあ～。会社ってすごーい。
先にこういうことを知っていたら、決して足を踏み入れなかったであろう。日本政策金融公庫。
しかし、こんな頼りなげなオネーチャンが来て「お金貸してチョーダイ」と言ったのに、ちゃんと対応してくれたなあ。「けっ、ここはおめえみてーなちっちゃな個人事業主がくるとこじゃねーんだよ」的なこと、一切なかった。
やってみるもんだね。
あんまり色々知らない方がいいこともあるってもんだ。

ところで、この「最近の中小企業動向」には、太字で

といきなり書いてあって、ちょっとのけぞった。そしてそのあと延々とわたしには理解不能なグラフなどが続いているのだが、どれもこれも右にがくんと下がっているグラフ。理解はできんが、どういうことかはわかる。
最後に「景況を天気に例えて天気図にしてみました」というようなシャレた企画があるのだが、軒並み「雨」。そんで「全産業の天気図は1999年1ー３月期以来40期ぶりに「雨」に転じました」とか解説がついている。

なんだすごいことになってるんだと遅まきながら分かった。

2004年10～12月の実績が一番上段で、下が2009年7－9月予測。白丸が快晴で黒三角がくもり、黒丸が雨。2008年以降まっくろくろ！ぎゃふん！