えんどうえこばなし

フラメンコ。レッスン動画とえこばなし。

11/3町田の丘学園

2013-11-03 19:14:41 | ボランティア
本日は町田の丘学園にフラメンコをやりにいってきた。
小学生から高校生まで12人のこどもたちと、ショーではなくて、フラメンコを踊ろうという会である。

こういうときに「フラメンコってなんだろう?」と考える。

昔はよくタブラオで、お客さんを引っ張り出して踊るというコーナーがあった。(そういえば、ああいうの、最近ない)ステップをちょっとやって、手の動かし方とかやって、振付けして、はい踊りましょうってやつ。

でも今回はあれじゃないよなあって思って、じゃあフラメンコってなんなんだろう?と考える。

うたうこと。
手をたたくこと。
おどること。
ギターがじゃんじゃんいうこと。
そんで、みんなで「オレー!」っていうこと。

いろんなフラメンコの切り口があるけれど、私の一番のフラメンコの好きなところは、「みんながみんなの音をきいて成り立つ」っていうところ。つまり「踊って、オレー!」の流れが好きなのだと思った。要約しすぎだろ。でもいいのそうだから。

ということで、またまたあしおとでつながろう!プロジェクトから「おとたび」を借りて、札幌のえこママに子供用スカートを作ってもらって持って行く。
ギターは友野さんに来てもらう。

「おとたび」は本当にテンションがあがる。ポンてうつととにかく音がなるっていうところがいい。
スカートも盛り上がった。かわいー!かわいー!!ってオンナノコたちのテンションだだ上がり。オトコノコたちも車いすの子たちも皆ではいた。
ギターの音もやっぱりいい。無理言って「となりのトトロ」なんかを覚えてもらったが、ギターがあるとないでは全然違う。

子供たちの「前に出て、踊って、ポーズをとって終了」の時の顔は、キラキラしてて、もう、なんていうか、宝物。はにかんで下を向く子。バーンとポーズを取る子。無表情の子。困ったような子。

まんなかの板に出るドキドキ。
踊り終わった時に来る拍手とオレーの声。

ああ。踊るって。
ひとりで前で踊るって、そうなんだよね。
ワクワクてドキドキで、でもうまく出来るのかな、これでいいのかなって、恥ずかしかったり、誇らしかったり、色んな色んな思いがいっぺんに押し寄せて来て、でも、それがたまらないんだよ。

皆でワイワイ踊る、いつもの夏休みのフラメンコショーの時の踊ろうコーナーとは違うものが出来たと思うけど、子供たち楽しかったかなあ?楽しんでたらいいなあ。

最後は皆で記念撮影。
わたしのカメラで撮ってもらうの忘れた!!

今回は、子のPTAの同じ係のお母さんが町田の丘学園のPTAのようなものもやっていて、そのご縁でよんでいただいた。そして今日の後に「他にも来れますか?」なんて話もあったりして、これからちょっとずつ広がって行くかな、と思う。

縁て不思議だ。
10年前からずうっと続いている町田の丘学園のショー。
そこに3年前にあしおとでつながろう!プロジェクトの動きが加わって、
そして今年「おとたび」がいい感じで展開してきたところで、この動き。
ちゃんと、出来る時に、出来ることが巡ってくる。

今回高校3年生の子がたくさんいて、だから来年の夏にはもうこの子たちとは会えない。
だけど「またどこかで会おうね」って言って別れたし、なんとなくまた会えるような気がする。

呼んで下さったHさん、友野さん、スカート作成母ちゃん、あしおとでつながろう!プロジェクト、そして何より子供たち、ありがとうございました!!

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