先日のアルハムブラきてくださったみなさんありがとうございました!
先日は中級クラスの齋藤千秋さんと一緒だった。
わたしは生徒さんと出演することがほとんど無く、3年前?くらいに1度そのような機会があり、自分の実力のなさにがっかりしてしまいそれっきりだったが、今回アドリブ女王・本田恵美さんから誘ってもらったのでえいやっと乗ってみることにした。
自分へ向う注意力と、人に向う注意力、全体への注意力のバランスを上手く取れるかどうかというところが課題。調子がよいと「あなたはわたし、わたしはあなた」という気持ちになり、そうなってしまえば問題などなく上手くまわるのだが、そうそうそんな心持ちになれるものではない。特に「わたしの生徒さん」とかいう力みが入ると途端に「わたしはわたし、あなたはあなた」になってしまう。
結局はそういうことよりも前に、自分の踊りが「ひとのことを心配する前に、自分のこと心配しなければなりませんでしたね」という状態になってしまった部分もあったが、まあそのへんのツッコミは笑いながら出来るくらいではあった。全体としてはそれなりに上手くまわったかなあ?と思う。
千秋さんのソレアポルブレリアは、発表会のバンベーラをタブラオ用に焼き直ししたもの。
はじめちょっと緊張がリズムに出ているところもあったけど、ギターにも歌にもちゃんと助けてもらってたところが何よりもよかった。「助けてもらう」にも実力がいる。とてもうれしかった。
リハーサルも当日リハのみで、それすらも私はほっぽらかしていたが(予想してたとは思うけど)、ちゃんと自ら進め、セビジャナスなどのその他項目でも、しゃんしゃんと打合せをして、おーえらい!!と感心した。
だからもうそれだけで、いえーい!ビバちあきー!!で終わりでいいんだけど、でも敢えて言うならば、もっと自分を出せたらよかった!
桂子さんの歌にも、かなおくんのギターにも「わあ!」と喜んでいることが「わたしには」分かった。でも、「彼ら」に伝わったかはわからないくらいの控えめな表現だったのが残念。せっかく「好き!」と思える実力があるのに(好きになるのも実力なのだ)その「好き」の熱さが伝わらなかったら残念だ。
舞台、特にタブラオはそのとき1回こっきり、5時間くらいの関係で舞台にあがる。通常、人はそんな短時間で相手にむかって「好き!」と言ったりはしないし、もしも言う人がいたら、それは相当軽薄な信用出来ない人である。
しかし「おはようございまーす」から5時間で舞台に上がるのには、そういう普通でないパワーがいるのだろう。
あまりそこは今まで意識したことがなかったけど、そのへんがたぶん舞台に上がるために飛び越えなければいけない溝なのだと思う。
それってすごく難しいことだろうけれど、千秋さんがそれを飛び越えてその向こう側にいるところを見たいなあ~。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近タブラオに出る生徒さんがちょこちょこ出て来ている。
わたしは、タブラオに出させてもらえるのなら、あちこち迷惑かけつつも出たら良いと思っている。(もちろん生徒さん枠というようなものがあって、つたないことを了解してもらっている場合)
だから今回この会を見て「わーいいなあー」と思ったら、わたしに声をかけておいてもらってもいい(ただ、あんまりやらないと思うけど)し、自分ひとりでチャレンジしてもいいと思う。
で、そういう人達に何か言うことがあるとすれば、自分で曲を説明するとか、挨拶をするとか、そういう最低限のことは勿論だけれど、せっかく出るのだったら「わたしはあなたとここに一緒にいれて、うれしい。」ということを、上手に表現する、ということに気持ちを向けてみたらよいと思う。
それはたぶん緊張しているときには、すごく難しいことだし、しかも(しつこいが)日常的でないことだ。ミュージシャンや先輩にあたる人達に自分から声をかける、というのが怖いこともわかる。そういうことが自然に出来る人もいるし、出来ない人もいて、なんだかわたしの生徒さんは「出来ない人」が多い。それはたぶん、わたしが基本「出来ない人」だからだと思うけど。
なのでこの言葉はわたしを含めた「タブラオに上がろうとしてる人見知りーズ」に向けての言葉なんだけど、そういうところを飛び越えてみようとしてみたらいいと思う。
勿論、この話は、お世辞を言えということではなくって、まずは自分が「あなたが好き」と思ってる、という前提。だから、そう思わなかったら、自分は「何を想っているか」考えたらいい。
ただ発表会とかで「わたしには」あの歌ってかっこいいですね~、とか言うくせに、本人にはそのような素振りは全く見せないという人が大変に多いので、これを書いている。
やっぱり本人に言わなくっちゃね!!
そしてその延長線で、「ものすごく緊張してしまってわけがわかりません」ということも、「まったく歌がわからなくて困ってます」でも、自分の現在(いまの5秒間くらいの状況)を見つめて、言葉でも態度でも表すことを無理にでもしたらいい。そしたら何らかのアクション(「あっはっは!大丈夫だよ」「じゃあこっちの歌ならどう?」)が返って来て、そこから何かの関係が出来るから。
でも、やっぱり一番は、「わたしはあなたとご一緒できて嬉しい」ということをちゃんと伝えれたらいい。表現方法はつたなくったっていいから。
そして、そのことは「踊る」ということでも同じだと思うのだ。
つたなくっても、「ここにあなたたちと一緒にわたしがいれて、うれしい」を表現することが、踊る意味なのだとわたしは思うのだ。
人見知りーズのみなさん、共にがんばりましょうや!!
先日は中級クラスの齋藤千秋さんと一緒だった。
わたしは生徒さんと出演することがほとんど無く、3年前?くらいに1度そのような機会があり、自分の実力のなさにがっかりしてしまいそれっきりだったが、今回アドリブ女王・本田恵美さんから誘ってもらったのでえいやっと乗ってみることにした。
自分へ向う注意力と、人に向う注意力、全体への注意力のバランスを上手く取れるかどうかというところが課題。調子がよいと「あなたはわたし、わたしはあなた」という気持ちになり、そうなってしまえば問題などなく上手くまわるのだが、そうそうそんな心持ちになれるものではない。特に「わたしの生徒さん」とかいう力みが入ると途端に「わたしはわたし、あなたはあなた」になってしまう。
結局はそういうことよりも前に、自分の踊りが「ひとのことを心配する前に、自分のこと心配しなければなりませんでしたね」という状態になってしまった部分もあったが、まあそのへんのツッコミは笑いながら出来るくらいではあった。全体としてはそれなりに上手くまわったかなあ?と思う。
千秋さんのソレアポルブレリアは、発表会のバンベーラをタブラオ用に焼き直ししたもの。
はじめちょっと緊張がリズムに出ているところもあったけど、ギターにも歌にもちゃんと助けてもらってたところが何よりもよかった。「助けてもらう」にも実力がいる。とてもうれしかった。
リハーサルも当日リハのみで、それすらも私はほっぽらかしていたが(予想してたとは思うけど)、ちゃんと自ら進め、セビジャナスなどのその他項目でも、しゃんしゃんと打合せをして、おーえらい!!と感心した。
だからもうそれだけで、いえーい!ビバちあきー!!で終わりでいいんだけど、でも敢えて言うならば、もっと自分を出せたらよかった!
桂子さんの歌にも、かなおくんのギターにも「わあ!」と喜んでいることが「わたしには」分かった。でも、「彼ら」に伝わったかはわからないくらいの控えめな表現だったのが残念。せっかく「好き!」と思える実力があるのに(好きになるのも実力なのだ)その「好き」の熱さが伝わらなかったら残念だ。
舞台、特にタブラオはそのとき1回こっきり、5時間くらいの関係で舞台にあがる。通常、人はそんな短時間で相手にむかって「好き!」と言ったりはしないし、もしも言う人がいたら、それは相当軽薄な信用出来ない人である。
しかし「おはようございまーす」から5時間で舞台に上がるのには、そういう普通でないパワーがいるのだろう。
あまりそこは今まで意識したことがなかったけど、そのへんがたぶん舞台に上がるために飛び越えなければいけない溝なのだと思う。
それってすごく難しいことだろうけれど、千秋さんがそれを飛び越えてその向こう側にいるところを見たいなあ~。
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最近タブラオに出る生徒さんがちょこちょこ出て来ている。
わたしは、タブラオに出させてもらえるのなら、あちこち迷惑かけつつも出たら良いと思っている。(もちろん生徒さん枠というようなものがあって、つたないことを了解してもらっている場合)
だから今回この会を見て「わーいいなあー」と思ったら、わたしに声をかけておいてもらってもいい(ただ、あんまりやらないと思うけど)し、自分ひとりでチャレンジしてもいいと思う。
で、そういう人達に何か言うことがあるとすれば、自分で曲を説明するとか、挨拶をするとか、そういう最低限のことは勿論だけれど、せっかく出るのだったら「わたしはあなたとここに一緒にいれて、うれしい。」ということを、上手に表現する、ということに気持ちを向けてみたらよいと思う。
それはたぶん緊張しているときには、すごく難しいことだし、しかも(しつこいが)日常的でないことだ。ミュージシャンや先輩にあたる人達に自分から声をかける、というのが怖いこともわかる。そういうことが自然に出来る人もいるし、出来ない人もいて、なんだかわたしの生徒さんは「出来ない人」が多い。それはたぶん、わたしが基本「出来ない人」だからだと思うけど。
なのでこの言葉はわたしを含めた「タブラオに上がろうとしてる人見知りーズ」に向けての言葉なんだけど、そういうところを飛び越えてみようとしてみたらいいと思う。
勿論、この話は、お世辞を言えということではなくって、まずは自分が「あなたが好き」と思ってる、という前提。だから、そう思わなかったら、自分は「何を想っているか」考えたらいい。
ただ発表会とかで「わたしには」あの歌ってかっこいいですね~、とか言うくせに、本人にはそのような素振りは全く見せないという人が大変に多いので、これを書いている。
やっぱり本人に言わなくっちゃね!!
そしてその延長線で、「ものすごく緊張してしまってわけがわかりません」ということも、「まったく歌がわからなくて困ってます」でも、自分の現在(いまの5秒間くらいの状況)を見つめて、言葉でも態度でも表すことを無理にでもしたらいい。そしたら何らかのアクション(「あっはっは!大丈夫だよ」「じゃあこっちの歌ならどう?」)が返って来て、そこから何かの関係が出来るから。
でも、やっぱり一番は、「わたしはあなたとご一緒できて嬉しい」ということをちゃんと伝えれたらいい。表現方法はつたなくったっていいから。
そして、そのことは「踊る」ということでも同じだと思うのだ。
つたなくっても、「ここにあなたたちと一緒にわたしがいれて、うれしい」を表現することが、踊る意味なのだとわたしは思うのだ。
人見知りーズのみなさん、共にがんばりましょうや!!
わははは!!いやもうすっかり何も問題はないかと!!すんませんでした。もうちょっと心配するようにしますか。
でも、段取りのときには本当に感心しました!!
もうなんでも来い!だ~!!
と、また心配しなくなっています。