エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

ゴミチームのフィールドワーク 市民環境調査隊

2007年09月15日 11時20分36秒 | エ・ビ・スの環境調査隊
先月フィードワークをした、
鶴見リサイクル選別センターと鶴見工場を見学した時にでた、
質問・疑問をまとめてみます。
エ・ビ・ス1号は参加できなかったので、
チームのアドバイザーにまとめてもらった議事録を使います。
ホントは見に行きたかった・・・

まず、鶴見工場。
1日600トンの処理が可能なデ・ロール式焼却炉。
ゴミを燃やすと1日100トンの焼却灰が出ます。
焼却灰は舞洲埋立地へ。
今のペースなら平成26年まで使えるそうです。
ゴミの持込も受け付けてくれるそうで、
価格は10キロで58円。
もちろん発電もしていて、12000Kwhの発電量。
関西電力への売電額は4億円ということは、前にレポートしています。
問題は、排気ガスとか臭いですが、
この辺はかなり徹底して行われています。
工場内は多少臭うものの、エアカーテンをつけたりして、
周辺地域への影響はありません。

もう一つの鶴見リサイクル選別センター。
400人の人たちが、ゴミの選別をしています。
結局人手による選別が必要なんですね。
こういう現場を見れば、ちゃんと分別するようになると思うけどなぁ。
選別量は、1日鉄類だと20キロ、アルミで9キロ、ペットボトルで16キロ。
選別されたあとは、リサイクルメーカーに売却されます。
売却金額はトン当たり、鉄なら3万円、ペットボトルで5万円、アルミで18万円。
アルミ缶は高額ですね。
きちっとゴミ出ししないともったいないですね。

透明ゴミ袋なんかを採用している他市では、
ゴミが混入していると引き取ってくれなかったりしますが、
大阪は、その辺がゆるい。
というより職員が大変なんです。

ゴミが減ると、発電量も減るし、リサイクル量も減ってしまいますが、
そうなれば、ゴミ処理場も減らせるので、
どっちが得かというと、そりゃゴミ処理場が少ないほうがいい。

そこで提言。
大阪人はゴミの量に対して意識が低いので、
ゴミの量とかリサイクルの量とかを発表したほうがいい。
警察署でも事故件数を毎日張り出してるのに。
せめて工場だけじゃなくて、市役所・区役所、インターネットを通じて、
ゴミやリサイクルの量を発表して欲しいです。
数字で見えるとわかりやすいと思います。


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by エ・ビ・ス


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