母の緊急搬送・・・

母の緊急搬送・・・

【５月１０日 (金) 】

仕事中のお昼前、母親がお世話になっている施設から電話が入る・・・。

「大量の下血があり、心配なので病院へ」と言う相談だった。

施設側が「緊急搬送するほどの様態ではなさそう」と言っていたが、早々掛かり付けの病院で

受診する事にした。迎えに行った時の母は、真っ白な顔をしていて「貧血状態」だと私にも分

かるほどだった。掛かりつけ医からも「これは緊急搬送した方が良い」と判断され、急きょ受

け入れが決まっている病院へ搬送する事になった。私と妻も車で病院に向かう。

しかし、受け入れた病院での処置には限界があり、急きょ同市内の別の病院へ搬送された。

この病院は、約３年前に入院していた病院で「大腸癌」と宣告された病院だったが、開腹手術

は高齢のためリスクが大きいと言う事で内視鏡で出血していた患部を止血するだけに終わり、

その後の回復を待って退院となる朝に「脳梗塞」を発してしまった。

当病院での処置はもう無いとしてリハビリと緩和ケアの出来る病院が受け入れ病院で、再びそ

の病院にまた搬送された。行ったり来たり大変だったのは母本人だったと思う・・・。

先ずは２週間の入院となり経過を見る事になったが、特別な延命処置はしないと決めていたの

で、患部からの出血があった場合は「輸血」で対応する事だけをお願いし、帰宅する事にした。