Confeessions

現在、不定期更新です。

心に閉っていた事

2005年10月16日 | アメリカ滞在記
今日は色々な事を思い出して、恋人の前で泣いてしまいました・・・。父親の事、彼は肺がんです。4年前に3ヶ月の命と言われ今も生きています。お酒も毎日飲んでいます。外で嫌な事かあると家族にからみます。癌の方は進行していないみたいで、医者には”あなたは癌で死ぬのではなくて、他の病気で死ぬでしょう”って言われるくらい元気です。母は彼が癌と知るまで別居していました。父にはその時、在日韓国人の彼女がいて、沢山の借金もありました。それでも、母は父を家に呼び戻し、父の借金を返して仲良くしています。

私と姉達は幼い頃から父に”お前らはいらない子”など言われ、酔っ払って帰ってきては殴られ・蹴られして育ちました。

父は癌だと知らされた時、正直、何も思いませんでした・・・。当時、私はアメリカにいたので出国前の母の違いに驚きました。もう、10代の恋人みたいに父と仲良くしているのです。今まで一度も父の良いことを言った事が無い母が・・・。

何だか、自分で書いていて良く分からなくなってきました・・・。

それで、今夜恋人と話していたら、今までの嫌な思い出、父の事が浮かんできて、泣いてしまいました・・・。今まで心の奥に閉っていた気持ちがどーって出てきました。以前書いたように、私は家を出ようと思います。その方が両親にも自分にも良いと思うのです。