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-色の記憶を辿りながら-大西 敦子展

2010-11-21 | 銀座ギャラリー展覧会

とにかく行ってみて下さい!とても素敵な作品がいっぱいです。
銀座6丁目のアートギャラリー天心で開催されている”-色の記憶を辿りながら-大西 敦子展”を紹介します。

東京藝術大学大学院美術研究科修士課程デザインを専攻修了された画伯の作品は花や果物、動物、空想の町並みなどが中心で、キャンバスにつくられた独特なマチエールに様式化された形と色彩豊かな独特な配色により、不思議な調和や幸福感をみる人に与える素敵な作品ばかりです。

また1つ1つの作品にはまっく影がなく、アールヌーボーのようなヨーロッパ的であり、また日本的でもある深みと温かみ・・画伯の魅力の全てが込められた素晴らしい世界です。

とにかくまずはご自分の目で楽しまれることをおすすめいたします。
また画伯と会えるチャンスもありますので、日にちは要チェックです!

展覧会の様子は → こちら

アートギャラリー天心のHPから図録がダウンロード出来ます → こちら

会期:2010年11月18日~12月2日
会場:アートギャラリー天心
104-0061 東京都中央区銀座6-4-16
Tel 03-5568-7300 
時間:11:00~19:00
休廊:火曜日(23日祝日は開廊)
作家来廊日11/18(木),11/23(火),11/27(土),11/28(日)

★kuwappaのおすすめ↓
銀座5丁目のギャラリー白石で開催されている《本画から版画まで-コンテンポラリー&ファインアート歳末特別セール》が開催されています。
●出品作家
アルベール・マルケ アンドレ・ドラン アンディ・ウォーホル アンドレ・ブラジリエ アンリ・マティス カミーユ・コロー サム・フランシス ジャン=ピエール・カシニョオール ジュール・パパブロ・ピカソ ピエール・ボナール パスキン ジョアン・ミロ ジョルジュ・ルオー トム・ウェッセルマン パブロ・ピカソ ピエール・ボナール ベルナール・ビュッフェ ポール・アイズピリマリー・ローランサン マルク・シャガール モイーズ・キスリング モーリス・ド・ヴラマンク モーリス・ユトリロ ラウル・デュフィ ルイ・イカール ルネ・マグリット
藤田嗣治 荻須高徳 梅原龍三郎 山口長男 横山大観 川合玉堂 東山魁夷 加山又造 白髪一雄 田中敦子 長谷川潔 有元利夫 平山郁夫 草間彌生 浜口陽三 村上隆 奈良美智    その他

【ロシアで日本人アーティスト大活躍】
ロシアの国立美術館での巡回展覧会日本の美展がサンクトペテルブルグに続きモスクワでも開催されました。

日本を代表し世界で活躍している、これから世界に進出するべき現代美術の作家から海外の作家まで、とにかく凄いアーティストたちが出展されたとのことです
現地の関心も大変高く、現地テレビでも取り上げられています

詳しくはギャラリー白石ウェブサイトで見ることができます。

歳末特別セール

藤田嗣治作品展

現代美術の流れ展

エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで

千住博を受け継ぐ画家 ロシア展覧ツアー 新宿ユトリロ展

銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

元永 定正 展

2010-10-24 | 銀座ギャラリー展覧会
今回は銀座6丁目のアートギャラリー天心で開催されている”元永 定正 展”の紹介です。

画伯は近年ようやく評価が見直され始めた戦後「具体美術」の巨匠(師事されていた吉原治良師をリーダーとする具体美術協会に1971年まで参加)であり、絵本「もけらもけら」により絵本にっぽん賞も受賞されている、前衛画家としては初めて紫綬褒章を受章した日本を代表する画家の一人で、ご家族は奥様も画家、娘さんもジュエリーデザイナーというアーティスト一家です。

1957年よりフランスの美術批評家ミシェル・タピエにより「具体美術」が紹介され、海外でその独創性は高い評価を得ており、画伯の作品は多くの主要美術館にも収蔵されています。

画伯の初期の作品は日本画の「たらしこみ」にヒントを得た、あらかじめ描かれたかたち(下絵)に沿って絵の具を流す「流し」という技法で描かれ、今回この展覧会でも大作を見ることができました。

同じような手法でジャクソン・ポロックのドロッピング技法との表現などを比較すると、ますます画伯の世界が見えてくるような気になります。

そして独特の”かたち”にこだわる画伯のラフ・デッサンの線は何万回もの修練を重ねた線だということで、1966年渡米以降はエア・ブラシでの制作により”かたち”はおおらかでユーモアがあり、シンプルで明快となり、この展覧会でも大作を含めそれらの愉快な作品のネーミングにも画伯の人柄を感じました。

油彩やインスタレーションだけでなく版画制作にも精力的に取り組まれ、平面の作品だけではなく様々なパフォーマンスとしてカーペインティングや大規模な舞台空間美術展の実行委員もされ、その美術史に残る仕事は本当に素晴らしいものばかりです。

日本が世界に誇れるこの素晴らしい具体美術の巨匠、元永 定正画伯の作品がギャラリーで展覧されています・・これは凄いことだと思います!
ぜひ、一人でも多くの方に見て頂きたいと思います!!

元永 定正展会期:2010年9月26日~11月14日
会場:アートギャラリー天心104-0061 東京都中央区銀座6-4-16
Tel 03-5568-7300 
時間:11:00~19:00
休廊:火曜日


★kuwappaのおすすめ↓
銀座5丁目のギャラリー白石で開催されている《日本人に愛され続けてきた-藤田嗣治作品展》が開催されています。

「ナショナルなものがインターナショナルに通じる」
1913年にパリに渡り、この格言を忠実に実践して世界の巨匠になったフジタ、描き魔と言われるほどの描写力の天才の名作30点が一堂に展覧されています・・これは見逃せません!

【ロシアで日本人アーティスト大活躍】
ロシアの国立美術館での巡回展覧会日本の美展がサンクトペテルブルグに続きモスクワでも開催されます。

日本を代表し世界で活躍している、これから世界に進出するべき現代美術の作家から海外の作家まで、とにかく凄いアーティストたちが出展されるとのことです
現地の関心も大変高く、現地テレビでも取り上げられています

詳しくはギャラリー白石ウェブサイトで見ることができます。

藤田嗣治作品展

現代美術の流れ展

エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで

千住博を受け継ぐ画家 ロシア展覧ツアー 新宿ユトリロ展

銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

日本人に愛され続けてきた‐藤田 嗣治 作品展

2010-10-11 | 銀座ギャラリー展覧会
今回は銀座5丁目(泰明小学校の隣り)ギャラリー白石で開催されている、世界の巨匠『日本人に愛され続けてきた‐藤田嗣治作品展』のご紹介です。

もう有名な先生なので今さら私が何かお伝えする必要はない!と思いますが・・・

1913年にパリに渡り、数々のご苦労をされ再びフランスへ渡り1955年にフランス国籍を取得後1968年1月29日にスイスのチューリヒで亡くなられた画伯は、決して人真似をせず、日本画の技法を油彩画に取り入れた独特の乳白色の肌と称された婦人像などで西洋画壇から絶賛を浴び、エコール・ド・パリの代表的な一員とられています。

今回はその画伯の本画・版画30数点が展覧されている、めっに見られないとても貴重な素晴らしい展覧会です。
(展示作品はこちらから、展示風景はこちらから見ることが出来ます)

展示作品も初期から晩年にかけ、おなじみの女性や猫が中心の中、風景画(よ~く見て見ると小さく猫が描かれています=やっぱり!)や人物でもこれが??というような大変めずらしい作品も含まれていて見ごたえのある内容でした。またキュレーターの方が在館されている時は解説をして頂けます。

何度も申し上げますが、これだけの作品はめったに見られない、大変貴重な展覧会です!
皆さんもぜひ行かれてはいかがでしょうか・・イヤ、絶対行くべきだと思います!!

会 期:2010年9月26日(日)~11月14日(日)午前11時~午後7時
毎週火曜休館 入館料:無料
問合せ先は ギャラリー白石 03-3574-6161です

★kuwappaのおすすめ↓
銀座5丁目のギャラリー白石で開催されている《日本人に愛され続けてきた-藤田嗣治作品展》が開催されています。

「ナショナルなものがインターナショナルに通じる」
1913年にパリに渡り、この格言を忠実に実践して世界の巨匠になったフジタ、描き魔と言われるほどの描写力の天才の名作30点が一堂に展覧されています・・これは見逃せません!

【ロシアで日本人アーティスト大活躍】
ロシアの国立美術館での巡回展覧会日本の美展がサンクトペテルブルグに続きモスクワでも開催されます。

日本を代表し世界で活躍している、これから世界に進出するべき現代美術の作家から海外の作家まで、とにかく凄いアーティストたちが出展されるとのことです
現地の関心も大変高く、現地テレビでも取り上げられています

詳しくはギャラリー白石ウェブサイトで見ることができます。

藤田嗣治作品展

現代美術の流れ展

エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで

千住博を受け継ぐ画家 ロシア展覧ツアー 新宿ユトリロ展

銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

ポップ・アート展 1960's-2000's

2010-09-15 | 銀座ギャラリー展覧会
今回はちょっと遠いのですが、横須賀美術館で開催中のポップ・アート展 1960’s-2000’sのご紹介です。

この展覧会は戦後のアメリカ美術の企業コレクションとして知られる「ミスミ・アートコレクション」からポップ・アートを代表するアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタイン、キース・ヘリング、ジャン=ミシェル・バスキアとともに現在活躍中のヴィック・ムニーズやマリーナ・カポスなど約100点が展示されています。

50年代にロンドンで発生し、アメリカで隆盛したポップ・アートは世界中の人々に愛され、近年ではTシャツなど(ユニクロ等)身近なファッションとの多くのコラボでもよく知られています。

この展覧会では1960年代当初の日常の漫画や雑誌の他、コカ・コーラやキャンベル・スープといった広告、マリリン・モンローなどの映画スターの写真など身近なイメージによる、活気に満ちたアメリカの明るい色調や明快な主題のポップ・アートから最新作まで、またミニマル・アートやグラフィティ・アートなど、年代を追って楽しむことができます。

9月19日にはミスミアートコレクションのキュレーター、広本伸幸さんによる「19億円のマンガの絵、ポップアートの経済効果」と題する講演会も予定されていて、また10月2日と9日には学芸員の方によるギャラリートークも開催されます。

会期は2010年9月11日(土)~10月17日(日)
開催時間は10時~19時(土曜は20時)
観覧料は、一般=800円、高・大学生65歳以上=600円、中学生以下は無料です
問い合わせは 046-845-1211 まで

★kuwappaのおすすめ↓
これらのポップアート作品を鑑賞した後、先日ご紹介した銀座5丁目のギャラリー白石で開催されている《日本人に愛され続けてきた-現代美術の流れ展》をぜひご覧頂くことをお勧めします。

日本版アンフォルメルと紹介され、世界に認められている具体美術やアクションペインテイングから始まり現代コンテンポラリーアートまで、一連の流れで楽しめるポップアートとの関連も多い展覧会です。

●出展アーティスト
猪熊弦一郎、今井俊満、瑛九、オノサトトシノブ、斎藤義重、坂本善三、白髪一雄、田中敦子、難波田龍起、山口長男、山田正亮、アンディ・ウォーホール、キース・ヘリング、サムフランシス、草間彌生、國子華子、杉本博司、千住博、奈良美智、舟越桂、間島秀徳、宮迫正明、宮島達男、村上隆、ロッカクアヤコ、綿引展子、ジュリアン・オピー、リー・ウーファン、元永定正、他

【ロシアで日本人アーティスト大活躍】
ロシアの国立美術館での巡回展覧会日本の美展がサンクトペテルブルグで開催中です。

日本を代表し世界で活躍している、これから世界に進出するべき現代美術の作家から海外の作家まで、とにかく凄いアーティストたちが出展されるとのことです
現地の関心も大変高く、現地テレビでも取り上げられています

詳しくはギャラリー白石ウェブサイトで見ることができます。


現代美術の流れ展

エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで

千住博を受け継ぐ画家 ロシア展覧ツアー 新宿ユトリロ展

銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

これは凄い!過去から今をときめく国内外現代絵画-現代美術の流れ展

2010-08-28 | 銀座ギャラリー展覧会
今回は銀座5丁目のみゆき通りにあるギャラリー白石で8月22日から9月23日まで開催されている「-日本人に愛され続けてきた- 現代美術の流れ展」に行ってきました。

1階から展示フロアに入ると具体美術の巨匠、白髪一雄画伯から元永定正画伯の大作、田中敦子画伯の作品でその空間エネルギーに圧倒されてしまいます。

特に国際的にもこれからさらに評価が上がると見られる元永定正画伯の作品は、国内の主な美術館のほとんどが収蔵されているとのことで、大変見ごたえがありました。

他フロアには舟越桂氏の立体から宮島達男氏のパネル、リー・ウーファン氏によるセラミクの額らと共に今をときめく諏訪敦画伯、宮廻正明、國司華子、千住博画伯の作品らがならぶなど、本当に素晴らしい展覧会です。

とにかく現代を代表するスーパー・アーティストたちによる、国内でもめったにお目にかかれない、それはもう物凄いとしか言いようのない展覧会です。

これ以上なにも言うことはいらないと思います。

出品アーティストをご紹介すれば、
猪熊弦一郎 今井俊満 瑛九 オノサトトシノブ 斎藤義重 坂本善三
白髪一雄 田中敦子 難波田龍起 山口長男 山田正亮 アンディ・
ウォーホル キース・ヘリング サム・フランシス

草間彌生 國司華子 杉本博司 諏訪敦 千住博 奈良美智 舟越桂
間島秀徳 宮廻正明 宮島達男 村上隆 元永定正 ロッカクアヤコ
綿引展子 ジュリアン・オピー リー・ウーファン 他

これはとにかく行しかありません。
と言うか、ぜひ行きましょう!

●展覧会の画像はこちらにアップしてあります

ギャラリー白石 GALLERY SHIRAISHI
東京都中央区銀座5-1-10
TEL 03-3574-6161
開館AM11:00-PM7:00(火曜日休館)
交通
東京メトロ銀座駅より徒歩5分
JR有楽町駅より徒歩5分
東京メトロ日比谷駅より徒歩7分

現代美術の流れ展

エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで

千住博を受け継ぐ画家 ロシア展覧ツアー 新宿ユトリロ展

銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

世田谷美術館 ザ・コレクション・ヴィンタートゥール…90作品すべてが日本初公開!

2010-08-08 | 銀座ギャラリー展覧会
今回、用賀から歩いて約17分の世田谷美術館で昨日から始まった展覧会「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール展 スイス発―知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂」をご紹介します。

スイス北部の小都市にあるヴィンタートゥール美術館では、美術家や美術愛好家たちによる寄附で優れたコレクションを少しずつ集め、20世紀にはさらに有力な支援者たちによってフランスをはじめとするヨーロッパ、アメリカの現代美術まで、愛好家の注目を集めてきました。

しかし、今までまとめて館外で展示されることはありませんでしたが、2009年から行われているヴィンタートゥール美術館の改修工事に伴い、今回この国際巡回展として日本では6月13日の宇都宮美術館から東京~神戸~長崎の順に展覧されることとなったとのことです。

19世紀半ばから20世紀半ばまで作品内容はもちろん素晴らしく、ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソなど巨匠と共に世田谷美術館に関係の深いアンリ・ルソーのほか、スイスゆかりの著名作家のクレー、ジャコメッティの名作90作品すべてが日本初公開です。

そして私 kuwappa が特におすすめなのは何といっても、お子さんや親子向けのイベントが充実していることです。

例えば「ナイトツアー」・・”閉館後のヒミツの美術館を探検”と称し小学4年生から中学生を対象とした特別プログラム。
何だか聞いただけで映画の「ナイトミュージアム」を連想してしまい、胸がワクワクしてきます。

また「子どもとデート」・・・館の説明では
”子育て中に、芸術に触れる時間、つくりませんか?今日は、ちょっと日常から離れてみる日にしてみませんか?
お子さんと一緒に、展示室でスイスの空気を吸ってみましょう。
胸いっぱいに深呼吸したら、明日、もっと元気になれるかも…。
ドキドキワクワクのデートプランがあなたをお待ちしております♪
とのこと。

そのほかにもたくさんの特別なイベントが盛りだくさんなので、ぜひチェックしてみて下さい。

また家族で出かける際、来館者専用の駐車場(無料60台)や近くに砧公園有料駐車場(有料 500台)もあるので、小さなお子さんがいても安心です。
電車でも8月中は用賀駅から臨時直行バスが運行されています。
さらに8月中は小・中学生は無料です。

とにかく1日いても飽きない、素晴らしい名品の数々を、この夏休みにご家族でお楽しみになってはいかがでしょうか。

会場は世田谷美術館
会期は2010年8月7日(土)~10月11日(月・祝)
時間:10:00~18:00(毎週月曜休)
※9月20日開館、9月21日休館、10月11日開館です

作品:フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン》


現代美術の流れ展

エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで

千住博を受け継ぐ画家 ロシア展覧ツアー 新宿ユトリロ展

銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

日動画廊・森田正孝展 パリから有明へ

2010-07-19 | 銀座ギャラリー展覧会
今回は銀座5丁目の日動画廊で開催されている「森田正孝展 パリから有明へ」をご紹介します。

昭和会作家で熊本県美術家連名委員(事務局次長)、熊本県美術協会常任委員でもある森田正孝画伯は1993年に昭和会展日動火災賞(現在の東京海上日動賞)を受賞され、また熊日新聞の連載小説や九州運輸季報「うんゆジャーナル」の表紙絵や挿絵などの担当や絵画教室講師など、幅広い活動をされているとのことです。

また一昨年には生まれ育った熊本の県立熊本美術館で画業40周年を祝う自選展を開催され、今回は日動画廊で開く初の大きな発表とのことです。

とても素朴で懐かしい感じのする「パリの壁」やふるさとである「有明海の四季」などの題材を中心に大作を含め約50点くらいの傑作が展示されています。

それぞれ作品の前で眺めると、どこかとても懐かしいような不確かな記憶が蘇ってくるような気持ちになりました。

ぜひご覧頂きたい素敵な作品ばかりです。

場所は日動画廊(東京都中央区銀座5-3-16)
平日10時-19時、土日祝11時-18時(最終日は16時まで)
会期は2010年7月16日(金)から7月25日(日)まで

作品:ひき潮(有明海)

【そういえば】
ロシアの国立美術館で巡回展覧会を開催する、同じ銀座5丁目のギャラリー白石で今開催中の展覧会「エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで」で多数のビュッフェやシャガールの名作を見ることができました。

ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。


エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで

千住博を受け継ぐ画家 ロシア展覧ツアー 新宿ユトリロ展

銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで ギャラリー白石

2010-06-30 | 銀座ギャラリー展覧会
会期が6月25日(金)から8月9日(月)まで銀座5丁目にあるギャラリー白石で開催されている展覧会”-日本人に愛され続けてきた-エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで”に行ってきました。

1920年代を中心にパリで活動した、出身国も画風もさまざまな画家たちの個性的な作品が多数展覧されていて、とにかくワクワクしてしまいました。

今回の展示アーティストはざっと上げただけでもアンドレ・ブラジリエ、ジョルジュ・ルオー、ベルナール・ビュッフェ、ポール・アイズピリ、マルク・シャガール、アンドレ・ドラン、ジャン=ピエール・カシニョール、ポール・アイズピリ、マリー・サンローラン、モイーズ・キスリング、モーリス・ユトリロ、アルベール・マルケ、藤田 嗣治、アンリ・マティス、ルイ・イカール、ベルナール・カトラン、パブロ・ピカソ、モーリス・ド・ヴラマンク、ジュール・パスキン、等々・・・

とにかく見ごたえのある、まるで美術館の展覧会のようでした。
しかもすぐ目の前で、あの素晴らしい作品の数々を見ることができるのです。

一見すると敷居が高そうに見えますが、ギャラリー白石では、一般の見学の方たちにも展覧会を広く解放しているので購入など気にすることなく、気軽に館内に入ることができます(入場はもちろん無料)し、ギャラリーの方たちはとても親切な人たちばかりなので、伺うたびに関心してしまいます。

会期も8月までたっぷりあるので、幾度かまたお邪魔しようと思っています。
ぜひ、みなさんもご家族や友人同士でこの展覧会に行かれることを、強くお勧めいたします。

ほんと、素敵な展覧会です。

展覧会風景の画像をアップしてあります→こちら

場所は東京都中央区銀座5-1-10
ギャラリー白石
会期は6月25日(金)から8月9日(月)まで
時間は11:00-19:00(火曜休廊)
問い合わせは03-3574-6161
アクセスはこちら

ジュハリ・セッド展

2010-06-23 | 銀座ギャラリー展覧会
今回は銀座3丁目のギャルリーヴィヴァン(万華鏡の専門店でもある)で行われている「ジュハリ・セッド展」をご紹介します。

1983年にマレーシア工科大学を卒業後、1991年にサロンマレーシア版画部門で受賞。1993年にフランス政府の奨学金でパリに版画研修をされています。

1994年に日本財団の奨学金で日本に滞在し、国際交流基金によるインドネシアでワークショップ個展などを行っている、船坂芳助先生から木版画の指導を受け、帰国後も数々の受賞を重ね、マレーシアをリードする作家として活躍中とのこと。

今回は、版画と立体作品の作品が展示されています。

25日までですので、お急ぎください。

場所:Galerie VIVANT(ギャルリーヴィヴァン)
東京都中央区銀座3-10-19 美術家会館ビル4F
会期は2010年6月25日(金)まで
時間は11:00-19:00(日曜休廊)

ギャラリー白石=千住博の薫陶を受けた若い画家達 ”虹の会展”

2010-06-09 | 銀座ギャラリー展覧会
本日はギャラリー白石(銀座5丁目みゆき通り、泰明小学校となりにある)で開催されている展覧会「千住博の薫陶を受けた若い画家達 ”虹の会展”」に行って来ました。

展覧会サブタイトルにあるように、出展作家の大半の方は京都造形芸術大で千住博氏から学ばれており、他の方も師のアシスタントを経験した方などで、その年齢も30代前半を中心に20代後半から40代前半と大変若い、新進気鋭の方ばかりです。

作風はそれぞれで動物や金魚、森林などさまざまな作品ですが、やはりどこかに千住師の面影を感じました。
季節的にも今から夏にかけ、ピッタリなものばかりでした。

またそれぞれの額装もシンプルで清々しく、サイズもあまり大きくないお手ごろなものばかりなので、飾る場所を選ばない素敵な作品ばかりでした。

私的には若いアーティストばかりなので、お値段もそんなにではありませんでしたが、これから世に出ていかれる方たちなので、将来このような金額での購入は難しくなるかもしれないなぁと思いました。

これから梅雨のシーズンですが、会場内はとても清々しい、自然な「気」というか「パワー」に溢れる初々しい展覧会でした。

友達や恋人同士はもちろん、小さいお子さんを連れて行っても楽しいと思います。

展覧会場:ギャラリー白石 中央区銀座5-1-10 みゆき通り 泰明小学校となり
会期:  2010年6月7日(月)~21日(月)
開館時間:AM11:00-PM7:00
定休日: 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
問合せ先:03-3574-6161

作品 in search for 石井 鈴


新宿ユトリロ展 銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

広田 稔 展

2010-06-03 | 銀座ギャラリー展覧会
以前、「銀座ギャラリー・デビューはこのイベントで決まり!」でもご紹介した銀座6丁目にある柳画廊で開催されている広田稔氏の個展「パステルによる人体クロッキー2」をご紹介します。

ドローイングや油絵を中心に描く画伯が2008年以来2年ぶりの個展で、約20分で描かれたパステル作品が51点と、初公開となる10分程度の短時間で描かれた単色クロッキーが24点と120号のパステル大作が展示され、同時にクロッキーのVTRも上映されています。

柳画廊によれば
・・・広田稔さんに描かれる、若さあふれる女性達からは決められた時間の中でこそ生まれる、作家とモデルとの清々しい緊張感や作品にこめられた熱い想いが伝わってくる・・・
とのことです。

たしか2004年頃に実際のバレエの稽古場にてバレリーナを描かれていると噂に聞いたことがあります。

そんな広田稔氏は、1959年広島県福山市生まれの1983年に東京芸術大学美術学部を卒業後1985年に同大学大学院修士課程を修了し、1989年に「第45回横浜美術協会展」で大賞を受賞、1996年に「白日会展」で文部大臣賞、2004年に「白日会展」で総理大臣賞、2006年に「両洋の眼展」で河北倫明賞を受賞されています。

会期は5月28日から6月12日まで
銀座柳画廊
中央区銀座5-1-7 数寄屋橋ビル3階
03-3573-7075

作品(右):12月(December) (左):April 24, 2009 No.3

千住博を受け継ぐ虹の会展  ロシア展覧ツアー  ギャラリー白石

山下 まゆみ 作品展

2010-05-31 | 銀座ギャラリー展覧会
銀座6丁目のシルクランド画廊で開催されている「山下 まゆみ作品展」をご紹介します。

「輝く宝石のような命を描きたい」との思いで描かれる画伯の身近に共生する生き物たちへの優しさと慈しみの愛情を注いだ作品は、岩絵具や箔などを駆使しながらも日本画の枠にとらわれない、とても自由な感性が伝わってきます。

先日ご紹介した多田すみえさんも猫でしたが、山下画伯も猫を中心にフクロウやカエル、タツノオトシゴなど、とても愛情溢れる温かな展覧会です。

とにかく楽しめますので、足をお運びください。

会期:5月23日(日)~6月5日(土)
シルクランド画廊
東京都中央区銀座6ー5ー11 第15丸源ビル1階
Tel03-5568-4356 Fax03-5568-4357
地下鉄銀座駅 B7 B9 C2の各出口より徒歩2分

※画伯は6/1(火)と4(金)の13:00~17:00にいらっしゃるとのことです

   千住博を受け継ぐ虹の会展  ロシア展覧ツアー

千住 博展

2010-05-27 | 銀座ギャラリー展覧会
会期は終了してしまいましたが、先日銀座のギャラリー白石で行われていた「千住 博展」に行ってきました

銀座5丁目の泰明小学校となりにあるギャラリー白石で日本人に愛され続けてきたユトリロ展と同時開催で今月23日まで千住 博展を行っていました。

現在、制作活動の中心をニューヨークで行われている千住画伯といえば、今さらその人気と実力を申し上げる必要はないと思います。
もちろんこの展覧会でも日本画の枠にとらわれない、独自の手法による作品が多数展示されています。

代表作ウォータールーフ等を中心とした作品の中でも、今回は特に特別展示室にある大作ジ・エンド・オブ・ザ・ドリーム(116.7×363.6cm)の迫力には圧倒されてしまいました。

これだけの数の展示作品はなかなか見ることはできないと思います。将来また開催されるとのこと・・その際はぜひ皆さんも足を運ばれては如何でしょうか。

千住ファンでなくても、素敵で迫力ある作品の中で優雅かつ雅な時間を過ごせることと思います。

なお会期終了日の翌日にギャラリー白石にて「千住博がエスコートするユトリロ鑑賞の夕べ」という帝国ホテルでの画伯を交えたディナー付きイベントが開催されました。

その際の様子はこちらからどうぞ。

多田すみえ 猫展

2010-05-26 | 銀座ギャラリー展覧会
今回は猫好きの方にはたまらない個展のご紹介です。

銀座8丁目のコリドー街にある銀座アートホールで開催されている”多田すみえ 猫展”です。

現代童画会常任委員もされている多田画伯の猫展はその名の通り“猫だらけ”です。
(作品の猫たちはご自身で飼われていたものから、想像のものまでさまざまとのこと)

思わず嬉しくなってしまう微笑ましい猫から、こちらに何かを訴えてかけてくる猫など、油彩約30点の絵中の猫たちからは、その猫と作者の息吹さえ聞こえてきそうなほどそれぞれが様々な表情で描かれています。

こちらが見てるというより、絵中の猫たちに見つめられているような・・・まるで自分がその猫と会話しているかの不思議な感覚になってきます。

とにかく猫好きでなくても恋人同志やご家族で楽しめる、とても可愛らしい展覧会でした。
でもやっぱり猫好きにはほんと、たまらないと思いました!

銀座アートホールにて2010年5月25日(火)~5月30日(日)
時間は11:00~18:30で最終日は16:00まで
東京都中央区銀座8-110 高速道路ビル

多田すみえオフィシャルサイト[福猫工房]はこちら

   千住博がエスコート 新宿ユトリロ展 銀座ユトリロ展