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これは凄い!過去から今をときめく国内外現代絵画-現代美術の流れ展

2010-08-28 | 銀座ギャラリー展覧会
今回は銀座5丁目のみゆき通りにあるギャラリー白石で8月22日から9月23日まで開催されている「-日本人に愛され続けてきた- 現代美術の流れ展」に行ってきました。

1階から展示フロアに入ると具体美術の巨匠、白髪一雄画伯から元永定正画伯の大作、田中敦子画伯の作品でその空間エネルギーに圧倒されてしまいます。

特に国際的にもこれからさらに評価が上がると見られる元永定正画伯の作品は、国内の主な美術館のほとんどが収蔵されているとのことで、大変見ごたえがありました。

他フロアには舟越桂氏の立体から宮島達男氏のパネル、リー・ウーファン氏によるセラミクの額らと共に今をときめく諏訪敦画伯、宮廻正明、國司華子、千住博画伯の作品らがならぶなど、本当に素晴らしい展覧会です。

とにかく現代を代表するスーパー・アーティストたちによる、国内でもめったにお目にかかれない、それはもう物凄いとしか言いようのない展覧会です。

これ以上なにも言うことはいらないと思います。

出品アーティストをご紹介すれば、
猪熊弦一郎 今井俊満 瑛九 オノサトトシノブ 斎藤義重 坂本善三
白髪一雄 田中敦子 難波田龍起 山口長男 山田正亮 アンディ・
ウォーホル キース・ヘリング サム・フランシス

草間彌生 國司華子 杉本博司 諏訪敦 千住博 奈良美智 舟越桂
間島秀徳 宮廻正明 宮島達男 村上隆 元永定正 ロッカクアヤコ
綿引展子 ジュリアン・オピー リー・ウーファン 他

これはとにかく行しかありません。
と言うか、ぜひ行きましょう!

●展覧会の画像はこちらにアップしてあります

ギャラリー白石 GALLERY SHIRAISHI
東京都中央区銀座5-1-10
TEL 03-3574-6161
開館AM11:00-PM7:00(火曜日休館)
交通
東京メトロ銀座駅より徒歩5分
JR有楽町駅より徒歩5分
東京メトロ日比谷駅より徒歩7分

現代美術の流れ展

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水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展

2010-08-20 | アートイベント
先日、松屋銀座で始まった、画業60周年を迎えた水木しげる氏の大規模展覧会「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」に行ってきました。

何を隠そう kuwappa も子供の頃は大の鬼太郎ファンで、近所の床屋さんに行っては毎回「ゲゲゲの鬼太郎と同じ髪型にして!」とお願いして、床屋のおじさんを困らせたことを思い出します。

比較的最近の深夜やっていた「墓場の鬼太郎」(子供の頃に読んだマンガも同じ題でした)も眠気と戦いながら見ていました。

今回は初日ということでオープニングセレモニーが行われ、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主演、松下奈緒さんと水木しげる夫人でドラマの原作者でもある武良布枝さんらが来られ、大変盛り上がっていました。

展覧内容としては代表作の「河童の三平」「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」の3作が中心に初期から最新の描き下ろしまで約100点の原画や、妖怪画の中から、こなきじじいや一目連、座敷坊主など15作品のそれぞれをモノクロとカラーの原画で比較して展示する、手の込んだ演出もあり、また水木氏の身の回り品や書籍類も公開されていました。

さらに「鬼太郎茶屋」では「ちゃんちゃんこソフトクリーム」などの妖怪スィーツ?も楽しめ、お土産には目玉おやじのシルバーネックレスなども販売されていました。

夏休みお子さんと行くのもよいかと思いますが、だぶんお父さんの方が盛り上がってしまい、ヒンシュクをかう点には十分注意が必要です(笑)

テレビ小説でやっていることから、ご夫婦でもおすすめのとても楽しい(キモカワイイ?)展覧会でした。

水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展
会期:2010年8月11日(水)~8月23日(月)
時間:10:00~20:00(最終日は17:00まで。入場は閉場の30分前まで)
会場:松屋銀座 8階大催場
入場料:1000円、高大生700円、中学生以下無料
問合せ:03-3567-1211(松屋銀座・大代表)

【そういえば】
ロシアの国立美術館で巡回展覧会を開催する、銀座5丁目のギャラリー白石 でいよいよ8月22日より展覧会「- 日本人に愛され続けてきた-現代美術の流れ展」が開催されます。
日本を代表し世界で活躍している、これから世界に進出するべき現代美術の作家から海外の作家まで、とにかく凄いアーティストたちが出展されるとのことです。
私もとても楽しみにしています。

●出展アーティスト
猪熊弦一郎、今井俊満、瑛九、オノサトトシノブ、斎藤義重、坂本善三、白髪一雄、田中敦子、難波田龍起、山口長男、山田正亮、アンディ・ウォーホール、キース・ヘリング、サムフランシス、草間彌生、國子華子、杉本博司、千住博、奈良美智、舟越桂、間島秀徳、宮迫正明、宮島達男、村上隆、ロッカクアヤコ、綿引展子、ジュリアン・オピー、リー・ウーファン、元永定正、他

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世田谷美術館 ザ・コレクション・ヴィンタートゥール…90作品すべてが日本初公開!

2010-08-08 | 銀座ギャラリー展覧会
今回、用賀から歩いて約17分の世田谷美術館で昨日から始まった展覧会「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール展 スイス発―知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂」をご紹介します。

スイス北部の小都市にあるヴィンタートゥール美術館では、美術家や美術愛好家たちによる寄附で優れたコレクションを少しずつ集め、20世紀にはさらに有力な支援者たちによってフランスをはじめとするヨーロッパ、アメリカの現代美術まで、愛好家の注目を集めてきました。

しかし、今までまとめて館外で展示されることはありませんでしたが、2009年から行われているヴィンタートゥール美術館の改修工事に伴い、今回この国際巡回展として日本では6月13日の宇都宮美術館から東京~神戸~長崎の順に展覧されることとなったとのことです。

19世紀半ばから20世紀半ばまで作品内容はもちろん素晴らしく、ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソなど巨匠と共に世田谷美術館に関係の深いアンリ・ルソーのほか、スイスゆかりの著名作家のクレー、ジャコメッティの名作90作品すべてが日本初公開です。

そして私 kuwappa が特におすすめなのは何といっても、お子さんや親子向けのイベントが充実していることです。

例えば「ナイトツアー」・・”閉館後のヒミツの美術館を探検”と称し小学4年生から中学生を対象とした特別プログラム。
何だか聞いただけで映画の「ナイトミュージアム」を連想してしまい、胸がワクワクしてきます。

また「子どもとデート」・・・館の説明では
”子育て中に、芸術に触れる時間、つくりませんか?今日は、ちょっと日常から離れてみる日にしてみませんか?
お子さんと一緒に、展示室でスイスの空気を吸ってみましょう。
胸いっぱいに深呼吸したら、明日、もっと元気になれるかも…。
ドキドキワクワクのデートプランがあなたをお待ちしております♪
とのこと。

そのほかにもたくさんの特別なイベントが盛りだくさんなので、ぜひチェックしてみて下さい。

また家族で出かける際、来館者専用の駐車場(無料60台)や近くに砧公園有料駐車場(有料 500台)もあるので、小さなお子さんがいても安心です。
電車でも8月中は用賀駅から臨時直行バスが運行されています。
さらに8月中は小・中学生は無料です。

とにかく1日いても飽きない、素晴らしい名品の数々を、この夏休みにご家族でお楽しみになってはいかがでしょうか。

会場は世田谷美術館
会期は2010年8月7日(土)~10月11日(月・祝)
時間:10:00~18:00(毎週月曜休)
※9月20日開館、9月21日休館、10月11日開館です

作品:フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン》


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いみありげなしみ展=東京国立近代美術館

2010-08-04 | 美術館展覧会
「しみ」をテーマにした東京国立近代美術館の所蔵の絵画や写真、版画などを紹介する作品展「いみありげなしみ」へ行ってきました。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画の訓練をしたければ壁の汚れや「しみ」を見つめなさい、するとそこに樹木や顔、風景などさまざまなものが浮かび上がってくるだろう・・と語っているとのこと。

これは誰にでも思い当たるのではないでしょうか。
私などもトイレで座っているとき、気が付くと目の前の壁のしみや模様眺め、その中に人や動物の顔や体を連想したりしています。

このユニークな展覧会は「しみ」をテーマに絵画、写真、版画、水彩など28点を展示する、見る側の感性をも試されているような、想像をかき立てる面白さに溢れています。

写真では榎倉康二氏によるゼラチン・シルバープリントの作品が複数展示され、はっきりと判るものから筆の跡のようなものまで、岸田劉生氏から村上華岳氏の日本画までと大変面白い構成になっています

また、モリース・ルイス氏や丸山直文氏の大作も見ごたえがあり、そして「しみ」の表現で知られる榎倉康二氏によるフェルトや写真などの10数点が展示されています。

「しみ」に対する推理からさらに広がる未来への新しいかたち・・・普段意外と気にしていない「しみ」に対する新しい感覚を体験した、とても面白く、そして意表をつかれた展覧会でした。


会場は東京国立近代美術館本館 ギャラリー4(2F)
会期は2010年4月20日(火)~8月8日(日)
開館時間は10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)

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