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水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展

2010-08-20 | アートイベント
先日、松屋銀座で始まった、画業60周年を迎えた水木しげる氏の大規模展覧会「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」に行ってきました。

何を隠そう kuwappa も子供の頃は大の鬼太郎ファンで、近所の床屋さんに行っては毎回「ゲゲゲの鬼太郎と同じ髪型にして!」とお願いして、床屋のおじさんを困らせたことを思い出します。

比較的最近の深夜やっていた「墓場の鬼太郎」(子供の頃に読んだマンガも同じ題でした)も眠気と戦いながら見ていました。

今回は初日ということでオープニングセレモニーが行われ、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主演、松下奈緒さんと水木しげる夫人でドラマの原作者でもある武良布枝さんらが来られ、大変盛り上がっていました。

展覧内容としては代表作の「河童の三平」「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」の3作が中心に初期から最新の描き下ろしまで約100点の原画や、妖怪画の中から、こなきじじいや一目連、座敷坊主など15作品のそれぞれをモノクロとカラーの原画で比較して展示する、手の込んだ演出もあり、また水木氏の身の回り品や書籍類も公開されていました。

さらに「鬼太郎茶屋」では「ちゃんちゃんこソフトクリーム」などの妖怪スィーツ?も楽しめ、お土産には目玉おやじのシルバーネックレスなども販売されていました。

夏休みお子さんと行くのもよいかと思いますが、だぶんお父さんの方が盛り上がってしまい、ヒンシュクをかう点には十分注意が必要です(笑)

テレビ小説でやっていることから、ご夫婦でもおすすめのとても楽しい(キモカワイイ?)展覧会でした。

水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展
会期:2010年8月11日(水)~8月23日(月)
時間:10:00~20:00(最終日は17:00まで。入場は閉場の30分前まで)
会場:松屋銀座 8階大催場
入場料:1000円、高大生700円、中学生以下無料
問合せ:03-3567-1211(松屋銀座・大代表)

【そういえば】
ロシアの国立美術館で巡回展覧会を開催する、銀座5丁目のギャラリー白石 でいよいよ8月22日より展覧会「- 日本人に愛され続けてきた-現代美術の流れ展」が開催されます。
日本を代表し世界で活躍している、これから世界に進出するべき現代美術の作家から海外の作家まで、とにかく凄いアーティストたちが出展されるとのことです。
私もとても楽しみにしています。

●出展アーティスト
猪熊弦一郎、今井俊満、瑛九、オノサトトシノブ、斎藤義重、坂本善三、白髪一雄、田中敦子、難波田龍起、山口長男、山田正亮、アンディ・ウォーホール、キース・ヘリング、サムフランシス、草間彌生、國子華子、杉本博司、千住博、奈良美智、舟越桂、間島秀徳、宮迫正明、宮島達男、村上隆、ロッカクアヤコ、綿引展子、ジュリアン・オピー、リー・ウーファン、元永定正、他

現代美術の流れ展

エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで

千住博を受け継ぐ画家 ロシア展覧ツアー 新宿ユトリロ展

銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

間島秀徳 Kinesis [deluge]

2010-06-25 | アートイベント
東京国際フォーラムのアート・ショップ内、エキジビション・スペースにて開催されている=間島秀徳 Kinesis [deluge] のご紹介です。

1960年生まれの間島 秀徳画伯は現代日本画家として、水をテーマにギリシャ語で運動や変化、生成そして死滅などの意味に由来する、数百点にも及ぶ作品シリーズ「Kinesis」の制作を続けられ、現在まで多くの個展を開かれいます。

これらの作品のほとんどの色調が青を中心とし、墨、岩絵具、顔料、アクリル絵具、大理石の粉末、粉状の溶岩や砂や軽石、岩石、鉱石などを水や膠、特性メディウム等で溶いた絵具を、大量の水で浸したパネル貼りの和紙に垂らしては流し、重ねてゆくという独特の技法で描いているとのことです。

今回はこれら群青の流れる世界を表現した、4枚組パネル(幅8.8m)の大作のほか、3点の大作を中心に展示されています。

その作品もとても存在感のある、独特な世界もあり、テーマが水なのでこれからの季節にもピッタリだと感じました。

一見の価値ありの展覧会だと思います。

場所は東京国際フォーラム アート・ショップ内 エキジビション・スペースで入場無料です。
開催期間は2010年7月19日までです。

エコール・ド・パリからビュッフェの時代まで

千住博を受け継ぐ画家 ロシア展覧ツアー 新宿ユトリロ展

銀座ユトリロ展 千住博がエスコート

新山 拓展

2010-05-24 | アートイベント
今回は番外編で神奈川県の藤沢さいか屋 5階美術画廊で開催されている「新山 拓展」をご紹介をします。

昭和50年鳥取生まれ35歳の日本画家・新山氏は、多摩美術大学大学院研究科日本画修了後に前田青邨記念大賞展の入選他、数々の賞と展覧会を経て躍進中の若き新進作家です。

新山氏によると全ては画伯自らが登頂し描いた山岳画が中心で、その絵の中には作者の「この場所にずっと滞在していたい」という強い思いが込められ、一方多くの作品に描かれている鳥(猛禽類)や月は観る人自身の気持ち(目線)に置き換え、その光景を感じてほしいとのことでした

そして特に岩肌の細かい描写に強くこだわった作品の数々は、山の稜線と空の色のコントラストにより、向こう側の景色でさえ見えてくるような錯覚に陥ります。

また約30点に及ぶ今回の出品には新たな挑戦として、今までの山肌や雪だけでない、霧氷をテーマとした”Frost tree”シリーズも発表されています。

創作のため山岳家として自らテントを担いでの、登山により描かれた厳しさの中に温かさが押し出されてくる、見事な作品ばかりだと思いました。

可能であれば、ぜひ皆さんも体感してください。

※5月19日(水)~25日(火)※最終日25日(火)は午後4時にて閉場

作品はFrost tree~黎~

   千住博がエスコート 新宿ユトリロ展 銀座ユトリロ展

曇りなき眼(まなこ)が描くアートの世界

2010-05-21 | アートイベント
その作品展は地下鉄銀座駅地下道(出口C2・C3付近)からTSビル(東芝ビル=モザイク銀座阪急)横に入り、西銀座駐車場までの通路にある東急不動産が管理する『泰明小学校 児童作品展』なのです。

現在はTSビル立替えに伴いテナントが転居した影響もあり、ほとんど人目にはつきませんが、純粋な心で描かれた子供たちの作品を見ていると、ホッとする中にもハッとさせられる名作品が多数展示されていると思いました。
この子供たちの中から将来の日本を代表するような、素晴らしいアーティストが出現するかもしれません。

展覧会やギャラリー巡りの合間に時間があったら、また銀座を歩き疲れたら、ぜひここに寄って子供達のアートパワーを貰いましょう。

★島崎藤村や北村透谷の出身校でもある泰明小学校は、銀座5丁目みゆき通りにある1878年創立の歴史あり、銀座の文化を誇るシンボルの1つです。緑のツタに覆われた外壁とアーチ型の窓など、とても素敵な外観で、桜の時期など大変美しい建造物でもあります(でもその時期は春休みのことが多く、子供たちがあまり見られないのがちょっと残念だと・・)

すぐとなりには以前ご紹介したギャラリー白石もあります。

   千住博がエスコート 新宿ユトリロ展 銀座ユトリロ展

銀座-画廊の夜会

2010-05-12 | アートイベント
2010年5月28日(金)に銀座の画廊による恒例イベント「画廊の夜会」を紹介します。

この催しは銀座5丁目から8丁目の画廊が、当日の夕方17時より21時までの間、多数の名作絵画とアーティストや画廊オーナーによるトークで”夜の銀座を盛り上げる”という企画です。

おもてなしも各画廊によりさまざまとのことで、いくつかのコースに分かれての巡回ツアーも用意されています。

詳しくは主催の銀座ギャラリーズのウェブサイトに問合せ専用メールがあります。

平日のこの時間帯で、お休み前の方も多い金曜の夜なら、仕事や学校の帰りに翌日を気にせずゆっくりできるから”GOOD”なのでは・・・

家族や友人とギャラリーを訪ねる良い機会になるといいですね。

   千住博がエスコート 新宿ユトリロ展 銀座ユトリロ展