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タバコ1箱1000円時代が本当にやってくるのだろうか・・・

2008-07-03 10:51:30 | 社会
たばこを1箱1000円に値上げした場合、最大5兆9000億円の税増収が見込めるとの試算を、厚生労働省研究班(主任研究者・高橋裕子奈良女子大教授)が25日までにまとめた。
最大の増収幅は、日本学術会議の試算(約4兆円)を上回った。
現行のたばこ関連税は、1箱(20本入り、平均約300円)当たり約175円で、総額約2兆2000億円。
研究班は、価格が1000円になるよう税額を上げた場合、喫煙者がどの程度減少するかを、たばこの価格変動が喫煙行動に与える影響をまとめた過去の文献などを基に試算した。
それによると、1箱1000円への値上げに伴い、1箱当たりの税額は175円から875円と5倍に増加。
これに伴い、たばこ関連税も、今の喫煙者数のままなら11兆円と5倍になる。
ただ、値上げに伴い、喫煙者は51.3%~25.9%減る。
たばこ関連税は5兆3570億~8兆1510億円となり、3兆1000億~5兆9000億円程度の増収となる。
また、喫煙者が80%減っても、2兆2000億円はまかなえると指摘。
高橋教授は「値上げが実現しても、8割の人が禁煙するのは欧米の状況を見ても想定しにくく、税収減はあり得ない」と話す。

愛煙家の私としては迷惑な話です・・・。
そもそも国政の失策のつけをなんで喫煙者が被らなければならないのだろう?
「タバコは吸わなくても死ぬわけではないから、いわゆる『贅沢品』。金が惜しければ吸うのをやめればいい」
とはタバコを吸わない人から聞く意見ですが、それをいうなら『贅沢品』とやらは他にも山のようにある。
例えばジュースにしてもそうだし、お菓子類全般もそうだし、テレビもそうだし、本もそう・・・。
極論を言えば衣食住以外は全てそれに当てはまる。
もっと極論を言えば生きている事そのものがそうだとも言えます。
我々人間は機械ではないので、生きるにあたって心の飢えを満たすものが必要不可欠といっても過言ではありません。
その中の一つにタバコとかがあったりします。
増税論もけっこうですが、「タバコ増税」という問題のすり替えでその場をしのぐようなまねはやめて欲しいものです・・・。