止まらぬ国家の無駄遣い

『タクシー接待』なるものが話題をよんでいますね。
その内容も一般から見れば非常識なものなのですが、それに関連してこんな事が決定されようとしているのを皆さんはご存知でしょうか？
それは、
・タクシーの公費での利用を0時半以降に限定する
・また、公共工事などの随意契約を「原則全廃」
・各省の物品のまとめ買いを求める
といった感じのもの。
自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」というところが提言しているのですが、これによって『1000億円～2000億円』の経費削減につながるそうです。
皆さん、ここで何か気づきませんか？
たったこれだけのことで1500億円前後の経費が削減できると政府与党自らが言明しているんですよ！
歳出削減はこれ以上無理だから消費税を加算する審議に入るべきだみたいな事言ってなかったっけ？
こんな当たり前の節約もしないで今までの歳出削減政策っていうのはなんだったの！？
国政とは国の顔にもなるのだから、諸外国に対して恥ずかしくない程度のお金の使い方なら議論の余地もありましょう。
まとめ買いをするとかそんなのって『政策』なんて仰々しい言葉を使うまでもないような事だろうに・・・。
こんな事だから消費税アップには反対なんですよ。
たぶん消費税なんか上げなくても年金問題や借金問題なんか簡単に解決できるんじゃないの？
よしんば消費税を上げたところで国家の無駄遣いが増えてお偉さん方のふところがあたたまるだけじゃないの？
そういえば「秋葉原惨殺事件」をうけてネットを監視するシステムを作ると予算計上したらしいけど、一般の人がフリーソフトを使ってものの2.3時間で無料で組み上げた、なんて話もありますしね・・・。
これじゃあ日本の借金は減らないし、将来も不安になって当然ですよね。