「ムスダン」

東アジアが不安定の装いを表したのはなにも最近というわけでもありませんが、北朝鮮の核実験やミサイル発射実験などで加速したように感じます。
その北朝鮮が新たな弾道ミサイルを配備したようです。４月２５日に行われた軍事パレードで新型弾道ミサイルが公開されていた事がこの度確認されました。
米国が偵察衛星からの分析の結果判明した事なのですが、旧ソ連の潜水艦発射弾道ミサイル（SLBM)の改良型で仮に「ムスダン」と名づけられました。
射程距離においては約５０００ｋｍと、テポドン２号より劣るものの精度が向上されているようです。

孤立化を深める北朝鮮が軍事力に傾斜してしまうのもわからなくもないのですが、国際協調路線をとれば支援などを受けられてもっと楽に国家運営ができると思うのですが・・・。
今年度１００万トンの食糧不足が予測される北朝鮮。
ミサイル開発費をそっちにまわせばいいのに・・・というのはやはりお気楽な意見なのでしょうか・・・。