象年生まれ！？

子供とは無邪気なものです。
当然の事ながら私にもそんな無邪気な子供時代がありました。
私の父親は１８０ｃｍを越える身長をもつ大柄な人物なのですが、今でこそそれぐらいの身長は珍しくないものの昔はそれだけの身長があるのはとても珍しく、それこそ子供の時には見上げるほどでした。
そして母親は「お父さんは大きいでしょ？象年生まれだから大きいのよ」と子供の私に吹き込んでいました。
私はそんなわけのわからない理屈を干支が数えられる年齢まで信じ込んでいました・・・。

そんな無邪気な話も今は昔・・・。母親にこんな話を憶えているかと問い質しても憶えているわけもなく、気がつけば私も「象年」を名乗れるほどに成長しました。
こんなくだらない事よりも単語の一つでも憶えていた方がいいのでしょうが、案外そういった事は忘れないものですね・・・。
皆様の中にはお子さんがいらっしゃる方もおられますでしょうが「無邪気な嘘」も程ほどに！（笑）