一人暮らしの母が、
少しでも元気で長生きできるような工夫を考えています。
電話で話をするとか
できるだけ顔を見に実家へ帰るとか
でも離れて暮らしているので、出来る事は限られています。
それでも認知症にならないため、色々工夫していますが
今年、認知症対策が一つ増えました。
以前も紹介しましたが、母の日に電子ピアノを贈った事です。
母は生まれも農家で、嫁ぎ先も農家
母の生活の辞書には、ピアノは入っていませんでいた。
ピアノは母にとって全く別世界のモノでした。
高齢になると趣味を見つけるのが難しようです。
私と一緒に住んでいるのなら、
色々手伝って趣味も増やせるのですが
離れてい暮らしているので難しいのです。
そこで、母が一人で、何ができないかと考えて思い付いたのが
ピアノだったのです。
ピアノとは言っても小さな電子ピアノです。
楽譜が読めませんので、ピアノにドレミを書きました。
最初は、気にいるかどうか心配でしたが
あれから数ヶ月、結構気にいたようで練習していました。
実は、昨夜遅くに母から電話がありました。
結構遅かったので、何事かと思って出たところ
「ピアノが上手に弾けるようになったよ〜
ちょっと聴いて〜」
と、言って「ちょうちょう」
を聴き始めました。
以前よりも上手になっています。
母曰く
「楽譜を見てないのよ〜」
との事。
「以前よりも上手になった〜凄いわ〜」
最大級に褒めました。
実は、来週母を病院へ連れて行くので実家へ帰りますが
その前に、聴かせたかったのだとか。
ピアノで認知症がどれだけ予防できるかは
わかりません。
でも、ピアノに向かっている母は楽しそうです。
来週実家へ帰ったら、生の演奏を聴いてきます。