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遠距離介護日記 人生で今日が一番若い日 母も私も

60代、一人暮らしです。
母の遠距離介護。働きながら続けています。

母の認知症予防に、電子ピアノを贈る

2021年12月02日 | 介護 母の暮らし

一人暮らしの母が、

少しでも元気で長生きできるような工夫を考えています。

電話で話をするとか

できるだけ顔を見に実家へ帰るとか

でも離れて暮らしているので、出来る事は限られています。

 

それでも認知症にならないため、色々工夫していますが

今年、認知症対策が一つ増えました。

 

以前も紹介しましたが、母の日に電子ピアノを贈った事です。

母は生まれも農家で、嫁ぎ先も農家

母の生活の辞書には、ピアノは入っていませんでいた。

ピアノは母にとって全く別世界のモノでした。

 

高齢になると趣味を見つけるのが難しようです。

私と一緒に住んでいるのなら、

色々手伝って趣味も増やせるのですが

離れてい暮らしているので難しいのです。

 

そこで、母が一人で、何ができないかと考えて思い付いたのが

ピアノだったのです。

ピアノとは言っても小さな電子ピアノです。

 

楽譜が読めませんので、ピアノにドレミを書きました。

 

最初は、気にいるかどうか心配でしたが

あれから数ヶ月、結構気にいたようで練習していました。

 

実は、昨夜遅くに母から電話がありました。

結構遅かったので、何事かと思って出たところ

「ピアノが上手に弾けるようになったよ〜

 ちょっと聴いて〜」

と、言って「ちょうちょう」

を聴き始めました。

以前よりも上手になっています。

 

母曰く

「楽譜を見てないのよ〜」

との事。

 

「以前よりも上手になった〜凄いわ〜」

最大級に褒めました。

 

実は、来週母を病院へ連れて行くので実家へ帰りますが

その前に、聴かせたかったのだとか。

 

ピアノで認知症がどれだけ予防できるかは

わかりません。

でも、ピアノに向かっている母は楽しそうです。

 

来週実家へ帰ったら、生の演奏を聴いてきます。

 


冬の寒さを吹き飛ばす、若い友人の訪問

2021年11月23日 | 介護 母の暮らし

実家は、山の中で雪が積もる事もあります。

急に、寒くなり昨日の夜から、実家は寒いはずです。

 

母は、高齢で一人暮らしをしていますので

冬になって寒くなる頃になると、心配がふえます。

 

暖房、洋服、布団などなど、心配はたくさんあります。

もちろん、風邪がひかないかとか、体調管理も心配です。

 

今日は、最低気温が寒く、西日本でも雪が降るかもしれない

と言うことででしたので

今朝、実家に電話しました。

 

寒いけど、普通に起きれたかしら…と。

朝ごはんは食べたかしら…と。

 

すると、いつもは電話に出るのがかなり時間がかかるのですが

今日は、すぐ電話に出ました。

 

「はい、は〜い…」

 

なんだかいつもより元気です。

声も明るい。

 

その理由は

母の若いお友達が遊びにくるので

部屋の掃除中という事でした。

 

掃除が終わったら、

お茶を入れる準備もしなくてはいけいと言っていました。

 

午後からのお客さんの為に、

朝7時から楽しそうに準備をしている母。

寒さも気にならないようでした。

 

遊びにくる友達というのは、元々母の友達のお嬢さんです。

私と同じくらいの歳。

もちろん、以前から知っていたのですが

元々の友達が亡くなってから、彼女とはより親しくなたようです。

遠くに住んでいるので、会えるのは年に1〜2回。

それが、また楽しいようです。

 

「○○さんと話をすると、勉強になって楽しいのよ〜

 一緒にお茶を飲むの。」

 

元気で弾んだ声で言っていました。

楽しそうです。

寒くなるので、心配で電話をしたのですが

大丈夫なようです。

友達に会えることが、寒さを忘れさせていました。

良かった!

 

 

年をとると、お金も大切ですが

いい関係の友だちがあると、生活は充実するのですね。

 

年をとると「金持ち」より「人持ち」

 

以前聞いた言葉ですが、

今日、母の声を聞いて実感しました。


実家の暖房で悩む

2021年11月16日 | 介護 母の暮らし

11月も半ば。

暖房が欲しくなる季節です。

この頃になると、実家の暖房で悩みます。

 

母は田舎の家で一人暮らし

昔の田舎の家は、断熱ということとは程遠い建て方です。

暖房を入れ、部屋は暖かくなっても

障子で仕切られた部屋では断熱の効果はなく

部屋は温まりにくい。

 

母の部屋と居間、お風呂にはエアコンがありますが

それ以外の部屋にはありません。

他にも、昔の家は天井が高くて、部屋が温まりにくいのです。

二重苦、三重苦…

 

以前、ニュースで高齢の方は、

部屋の段差と同じくらい、

またはそれ以上に温度差が危険だと紹介されていました。

段差は見えるので、本人も家族も意識しやすいのですが

温度差は見えないので、意識するのが難しい。

確かに怖いですね。

 

冬が近づくと母に

「寒くなったら、暖房を入れて暖かくしてよね」

と、口を何度も言っています。

でも、我慢強いのが取り柄の母だけに心配です。

これから、春まで当分心配は続きます。

 

早く春になればいいな〜

 

と、冬が来る前から思っています。

 


母に何度電話しても出ない

2021年11月11日 | 介護 母の暮らし

朝から、実家に電話をするのですが

母が電話に出ません。

 

実は今日、仕事が急に休みになりました。

それで、朝から実家に電話をしていたのですが

何度電話をしても出ないのです。

 

便秘症で、トイレが長いので

トイレかな?

と思い、時間を空けて電話をしました。

でも、出ません。

 

ひょっとして、近くを散歩しているのかもしれないと思い

1時間ほど空けて、電話をするのですが

やっぱり出ません。

 

実家は、雨が降っているかしら?

もし降っていて、外に出た時に足を滑らして

転んているのかもしれない。

と、思いネットで実家の雨雲情報を調べました。

雨は、降っていないようです。

 

それでも、心配は増していきます。

 

今まで、こんな事はありませんでした。

母の身に何かあったのだろうか?

 

近くに住む親戚のおじさんに、行ってもらおうか。

それとも、実家の隣町に住む弟に電話しようか。

 

何かあったら、実家に帰る事になるかもしれません。

会社へ連絡して、仕事の調整をして

今日は木曜日だから、この後の仕事の予定は…

と考えていて

 

え?

今日は、木曜日?

木曜日ということは…

デイサービスの日?

 

そうでした。

木曜日はデイサービス、朝から出掛けていて

当然、家にいません。

それを忘れていて、電話をしていたのです。

 

もう〜心配したんだから…

と、独り言。

 

でも、勝手に心配して

勝手にドキドキしたのは私です。

母に何の罪もありません。

 

ホント、自分勝手ですね。

 

離れて住んでいると

気になる事が、たくさんあリます。

 

でも、今日の事は簡単に解決できます。

私のカレンダーに

母のデイサービスの日程を記入すればいい事です。

簡単です。

 

それでも、

今日の、ドキドキした私の時間を返して!


実家のトイレスリッパをやめる その2

2021年11月05日 | 介護 母の暮らし

高齢者が転んで骨折し、そのまま寝たっきりになる

そんなお話をよく聞きます。

 

そんなことにならないように、

普段から出来るだけ危険なものは取り除きたいと思っています。

 

そんな中、トイレのスリッパをやめる事

お話ししました。

 

先日、コロナが落ち着いたようなので

久しぶりに実家へ帰り母にそれを説得しました。

 

ただ「やめようよ」では、納得しないと思いましたが

それで、ミニマリストの話をしようと思ったのですが

いまだに、亡くなった父のスーツや

もう絶対に使うことのない巨大な鍋

お菓子の空箱を捨てずに置いている

母にミニマリストの話が伝わるとは思えません。

 

それで、洗濯や掃除が大変で私の家のトイレスリッパをやめたこと

私以外にも、○○さんや△△さんもやめたこと

などを伝えたりして、説得してみました。

 

頑固な母のこと

すぐには納得しないと思っていたのですが

意外にも

「そう、それなら、やめようか」

と、あっさり言うではありませんか。

 

なんだか、拍子抜けしてしまいました。

もっと反対すると思っていたのです。

ひょっとして認知が進んでいるのかしら?と

疑ってみたり、

 

と、いう事で、あっさり実家のトイレスリッパは

無くなりました。

 

案ずるより生むがやすし、ですね。

 


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