江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

公益の担い手

2012年01月26日 | 労福協(労金・生協)
今週、協同組合とNPOに関わる会議が続きました。
一つは「2012国際協同組合年新潟県実行委員会発足式」
今年2012年は国連が決めた国際協同組合年です。
要は、①協同組合の認知度を上げる、②協同組合を発展させる、③協同組合発展の基盤となる政策制度の実現を政府に働きかける、この3つを目標にしています。
スローガンは「協同組合がよりよい社会を築きます」

全国実行委員会の代表は内橋克人さんです。
すでに過半数の都道府県で実行委員会が立ち上がっています。
新潟県実行委員会(IYC新潟)は、県内15団体の代表者が委員となり、労福協も名を連ねました。
協同組合は労福協の主要なメンバーですから。
実行委員長はJA新潟中央会の萬歳章会長。
7月12日の記念シンポジウムをはじめいくつかの行事を計画していますからその都度このブログでもご紹介します。

二つ目は「市民ファンド第1回設立委員会」
これは3月末までに5回開催が予定されていて、県内のNPOを助成する資金を寄付で集める基金(ファンド)を作ろうという会議です。
「新潟県新しい公共支援事業」として開催実施されているもので、事務局は「くびき野NPOサポートセンター」です。
具体的な中身の検討は第2回以降の委員会になりますが、どうやったら寄付が集まるかフリーディスカッションのような会議でした。
NPOの社会的価値について、社会の認知度はどの程度なのでしょうか。

協同組合にしてもNPOにしても、「新しい公共の担い手」として期待する向きが強まっていることは確かだと思います。
今日報告した二つの会議もその流れの中にあります。
その担い手を育てようという施策も増えています。
ただ協同組合もNPOもその当事者の問題意識に大きな落差があるように思えます。
公益に向かう全体のレベルを上げることが必要ではないかと感じています。

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