江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

貧しい国?

2007年02月19日 | 主張
午後、静岡から帰りました。
昨日の続きですが、日本も韓国も国際競争の中にいるのは同じです。

労働者・国民に利益を還元しないで、特別の人たち(大株主や役員)に所得を集中させて、この国はどうなるのでしょう。

中央と地方の格差が問題になっています。
新潟も東京に貢いで豊かさを吸い取られる構造になっていることが様々な例で指摘されます。
そういえば今日、筒井信隆衆議院議員からメールが来て「都会にいる人は元旦だけ住民票を故郷に移そう。そうすれば故郷の県市町に住民税が入ります‥‥」とあります。

それはさておき、東京もいつまでも繁栄が続くかどうか。
現在は富者は東京に住んでいますが、住環境も悪いので将来は海外に移住してしまうかもしれません。
金儲けは、東京に住んでいなくてもできるのですから。

質の高いサービスも日本でなければ提供できないというものではありません。

極東の小さな島はどうなるのでしょう。
米国の基地としての地理的な優位性はありますが、それ以外の利用価値はないなんてことになったら大変です。

「日本の伝統文化」「美しい国」
国民がそれなりに豊かに安心して暮らせる社会があってはじめて口にできることではないでしょうか。

美しい国ならぬ貧しい国になってしまわないように、春闘も頑張らなければなりません。

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