江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

日本の態度

2007年02月26日 | 主張
毎日新聞の万能川柳、今朝の秀逸は「怒ること多過ぎ怒り続かない」

この週末皆さんは何に一番怒ったでしょうか。
私は、クラスター爆弾禁止の国際条約作りに日本が参加しないという報道です。

オスロ会議は先週22~23日開催され、参加49カ国中、46カ国が「オスロ宣言(クラスター爆弾禁止条約制定プロセス)」を支持、日本、ルーマニア、ポーランドの3カ国が態度を保留したと伝えられました。

会議には米国、中国、ロシア、イスラエルなど、爆弾の主要な生産・消費国が参加していません。
しかし、10年前の対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)のときも最初は有志国から始まったのでした。

ノルウェー政府のイニシアチブで会議は開催されましたが、平和憲法を持つ日本がこのような会議を呼び掛ける日は来ないのでしょうか。
憲法前文の「国際社会において名誉ある地位を占めたい」とはそういうことのはずです。

NGOの参加者は「日本の不支持はネガティブなサインで、非常に失望している」と語ったと毎日新聞は報じています。
米国の顔色を窺いながら振舞う姿は情けなく日本は「恥ずかしい国」です。

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