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大手商社の電源獲得・小売り競争激化

2014-01-12 15:48:49 | 電力

千葉の火力発電所を買収=出力10万キロワット―丸紅
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140110X675.html
2014年1月10日(金)13:19
時事通信

 丸紅は10日、新電力業者の「F―Power(エフパワー)」(東京)から千葉県袖ケ浦市のガス火力発電所を買収したと発表した。出力は約10万キロワット。国内電力小売り事業の強化が狙い。2016年までに発電所の買収や新設でさらに出力20万キロワットを確保する方針。

 丸紅は火力発電所を運営する子会社を設立し、火力発電所を所有するエフパワーの子会社の全株式を取得した。取得額は非公表。発電した電気は工場など大口事業者向けに販売する。 


丸紅が火力発電事業に参入 大手商社の電源獲得・小売り競争激化
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140110006.html
2014年1月11日(土)08:21
フジサンケイビジネスアイ

 丸紅は10日、新会社「丸紅電力」を設立し、火力発電事業に参入したと発表した。第1弾として新電力(特定規模電力事業者)第2位のF-Power(エフパワ-)が運営する天然ガス火力発電所(千葉県袖ケ浦市、出力約10万キロワット)「中袖クリーンパワー」の全株式を取得した。取得金額は数十億円とみられる。新会社の資本金は明らかにしていないが、今後首都圏で複数の火力発電所を建設する計画だ。

 丸紅電力は、家庭を含めた電力小売りの2016年の完全自由化を控え、工場などに電力を販売する新電力として電力小売り事業と火力などの安定電源確保を両輪で進める。

 大手商社はそろって、海外の火力発電事業などで培ったノウハウを生かし、本格的に国内電力事業に乗り出している。

 三菱商事は、新電力のダイヤモンドパワーの株式80%を中部電力に売却する一方で、中部電力や日本製紙と組み、16年稼働を目指し、静岡県で10万キロワットの石炭火力発電所を建設中。また、三菱重工業や東京電力と共同で、福島県内に新型石炭火力発電設備2基(計100万キロワット)を20年に運転開始する計画にも参画し、電源確保を急いでいる。

 三井物産は、昨年6月に一度撤退した新電力の認可を取得、再参入や電力供給確保の機会を探っている。

 一方、東京電力は東京湾岸の1000万キロワット規模の老朽火力の建て替えで近く入札の手続きに入る計画。20年の東京五輪もあって、首都圏の電力需要は伸びる見通しで都市ガスや石油元売り大手に加え、大手商社間でもこうした電源獲得や小売り競争が激化しそうだ。


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