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風俗大手32億円所得隠し 業界の税逃れ「イタチごっこ」

2014-04-26 18:18:40 | 社会
32億円所得隠し「腕こき風俗王」が巨大グループを築くまで
http://news.nifty.com/cs/item/detail/gendai-000209577/1.htm へのリンク
2014年4月26日(土)10時26分配信 日刊ゲンダイ

 京都市を拠点にファッションヘルスを全国展開している「ホットポイントグループ」が、大阪国税局などの税務調査を受け、昨年までの数年間に約32億円の所得隠しを指摘された。追徴課税は重加算税を含めて数億円にのぼるとみられる。

 ホットポイントは京都や神戸のほか、横浜、福岡、熊本と全国16店舗を傘下に収め、「全国ナンバーワンヘルスグループ」を自称するほど。今はデリヘルなど派遣型が主流だが、グループ傘下の店はいずれも店舗型のスタンダードなヘルス。とびきりの風俗嬢のスカウトはもちろん、イメージ戦略の巧みさと徹底した従業員教育でのし上がってきた。

「ホームページには毎年、インターネットや雑誌広告に使う年間広告費が『約15億円』と紹介されています。また、タレントのせんだみつおを広告塔に使い、グループの認知度を上げることに熱心です。ブランドを確立することが客に安心感を与えると考えているのでしょう」(風俗関係者)

画期的な営業のシステムを考案

 グループの実質オーナーS氏は俳優の笹野高史に似た中年男だが、“風俗王”と呼ぶにふさわしい敏腕経営者だという。

「90年代後半からS氏はネット上の書き込みを意識し、悪評が立たぬよう丁寧な接客を心がけるように従業員を指導していました。一方でいわゆる“色恋営業”を考案したのもS氏といわれています。キャバクラでは女の子が客に自分の携帯番号やメアドを客に教えるのは普通ですが、風俗嬢にも同じことをさせたのです。“オレに惚れている”と勘違いした客はロングコースで入るから、1回の指名で4、5万円が店に入るし、女の子も1日に相手する客が減ってストレスが軽減する。この営業方針をグループ全体に広めたのです」(前出の風俗関係者)

 M&Aにも熱心だ。

「S氏は立地が良く経営が傾いた風俗店を見つけると即座に買収に動く。グループの別店舗から3人くらい“エース級”の風俗嬢を移籍させることで、瞬く間に人気店に変身させてしまうのです」(S氏の知人)

 ホットポイントグループは7年前にも11億円の所得隠しを税務当局に指摘された。店が潰れたらガッカリする常連客もいるはずだから、あまり調子に乗らない方がいい。

(日刊ゲンダイ2014年4月25日掲載)

風俗大手32億円所得隠し 業界の税逃れ「イタチごっこ」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140423105.html へのリンク
2014年4月23日(水)15:33
産経新聞

 風俗業界をめぐっては、ホットポイントグループのような不正な税逃れが後を絶たない。現金決済で客が領収書を請求しないケースが多く、外部から正確な売り上げが把握しにくいのが理由とみられる。ある関係者は「税務調査で不正が明るみになっても、ほとぼりが冷めたら再び不正に手を染める。イタチごっこになるだけだ」と話している。

 「どのエリアでも1、2を争う人気店ばかり」「業界でもナンバー1の注目度」。グループのホームページにはこうしたPRメッセージが並ぶ。拠点とされる京都では「18年連続シェアナンバー1」を掲げる。京都市内の別の風俗店に勤務する男性従業員は「うちは絶対に勝てない」とあきらめ顔で話す。

 関係者によると、グループは各店の特徴や在籍する女性を紹介する雑誌を独自に発行し、集客を伸ばし続けてきた。実際、ホームページには毎年、インターネットや雑誌広告などに使う年間広告費が「約15億円」と紹介。「業界随一の圧倒的な広告費用」と強調し、他店を上回る集客力の高さをアピールしている。


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