趣味の囲碁

囲碁大会の写真と、雑文です。

国会質疑

2021-01-27 15:18:13 | コラム(暮らし)


 人道の港 敦賀ムゼウム (撮影 R3 1/26) ポーランド語 訳:敦賀港歴史資料館。
 写真の概略 第二次大戦中ドイツの迫害から逃れアメリカへ避難する、主にユダヤ人が、シベリア鉄道経由で着いた中継地点。外務省外交官 杉原千畝(ちうね)とか、リストニア国とかが絡んだ話だが、省略。

 一月も半ばを過ぎ、国会中継が始まった。総理の所信表明に対する「代表質問」、令和2年度「第3次補正予算委員会質疑」。

 与党の質問に付いてず~と以前から疑問に思っていることがある。 「総理のご決意をお聞かせください」、「総理のお考えをお聞かせ下さい」。与党の質問者はきまってそう云う。

 それが質問と云えるのか。

 質問とは、分からないことや疑問に思っていることをたずねることを云う。そうすると、与党の人達は首相が何を考え、何をしたいのか分かっていない、ことになる。

 さらに、「お考え」とか、「ご決意」などとたずねられたら何とでも云える。「待ってました」とばかりに寅さん顔負けの講釈。「政治生命をかけて」、「全身全霊をもって」、「不退転の決意で」「真摯に」、「可及的速やかに」、美辞麗句のら列。具体的なことは何一つない。

 ご決意を聞くとか、お考えを聞くなどはヨイショ  以外の何ものでもない。

 与党の質問は意味がない。要らない。


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ネット碁の段級位は下がる。

2021-01-20 13:35:54 | コラム(囲碁)


北陸新幹線 敦賀駅周辺工事 (平和堂6F  ガラス越しに撮影) 1月19日火曜日 吹雪。

ネット碁の段級位は下がる。(伸びさかりの人は別)。

 それぞれの段級位には常連がいる。現状維持出来ればいいほう。上がることは(まず)ない。長い目で見ると、ほとんどの人は下がる。しかし弱くなったから下がるのではない。

 段級位が下がるのは、上の者が下の者の点数を吸い上げるから。そして一番上のクラス(八段)には、これ以上何点取っても段位は上げないという制限がある。そうすると制限を超えた点数は消えてなくなる。真水が蒸発するのと同じ理屈。少なくなった真水を大勢の人が奪い合う。

 100人いたとする。100人の合計が10,000点あったとする。1年後には500点が蒸発し9,500点になる。さらに進み3年後には3,000点が蒸発し7,000点になる。最初10,000点を100人で争っていたのに7,000点を100人で争うことになる。こんな環境で昇級・段は容易ではない。

 1級から5級に落ちた人がいたとする。5級に落ちたからと云ってその人の考え方が変ったワケではない。考え方は1級のときと同じ。それでも5級。

 理屈はともあれ、現実はそうなっている(下がっている)。


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囲碁は寂(さび)れる。

2021-01-02 13:21:53 | コラム(囲碁)


R02 12/31 正午撮影 自宅前

囲碁はますますサビれると思う。お花や茶道のように好事家だけの趣味になる。

 理由は、碁は人間の持つ嫌な面、悪い面が出やすいゲーム。

 「横から口出しはしないで下さい」と注意しても屁のカッパ。まるで検討会。誰が打っているのか分からない。
 
 負けたときに捨てセリフを云う人も多い。「本当は勝っていたがうっかりして、やられた」。

 一番ひどいのは「心ない高段者」。片っぱしから下の者に対局を強要する。「碁会に行っても、どうせまた、あの人につかまるだろう」。だんだん参加人数が少なくなる。良識ある高段者はその辺を考えてあまり碁会には来ないし、来てもニコニコ笑って見ている。他のブログでこんな記事を見た。「日本の碁は有段者に滅ぼされる」。

 ネット碁もひどい。負けそうになったらパソコンの電源を切ってしまう人、あるいは、そのまま放っておいて、投了(負け宣言)ではなく時間切れ負けにする。

 碁はそれほど負けるのが悔しいゲーム。相手が悔しければ悔しいほど、逆にこちらは嬉しい。

 こんな嫌なゲームはサビれて当然。


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