だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

見事な最後

2017年01月28日 | わんこ
年末まではもたないだろうと言われていたチョコダップルさん、今日も朝からご機嫌悪し。

私は、私で腰痛がひどく起き上がれない。

息子は今日は夜中の仕事。いつもの如く娘一人で看病している。

夕方、食事を終え、夫々部屋に戻っていたら、娘から内線で「そろそろアブナイかも・・・」と連絡があり、すぐにリビングへ行く。

チョコダップルさん、か細い声で泣く。抱き上げると「鳥が居ない鳥かごみたいに軽い」(-_-;)

娘と二人で、すりすりすりすり・・・・体中を撫でまわす。

チョコダップルさん、やや大人しい。でも、手を止めると、泣く(-_-;)


暫くすると、急にそっくり返り軽く痙攣した。胸に手をやると、所謂「心室細動」である。せんない事ではあるが、胸をさする。

その内、ぴくぴくしていた心臓がゆっくりになり、次第に鼓動が分からなくなって来た。そうねえ、3か月も頑張ったんだもの、そろそろいいのかねえと思いつつ胸をさする。

大きく深呼吸して、静かになった・・・・午後9時40分。

娘と目を合わせる「あかんかな?」「かもね」

「よう頑張ったって」「そやな・・・」



「お母さん、乾杯しよう。お兄ちゃんがお正月に買ってくれてた『響』があるねん」
「を!お母さんも、ウイスキーなんて飲まないけど、付き合うで~」

と真夜中に二人でウイスキーを開ける。

よう頑張った、ワンもニンも。かれこれ3か月リビングで寝泊まりした娘。

「なんかな~、あたし、この先何したらええか、する事が無くなって、どうしたらええか分かれへんわ~」
「そんなこったないで。まだまだ次々と病犬が控えてるし。ここでがっくり来ている暇ないで~」と私。

ワンコで言えば16歳以上って大往生じゃないかしらん。そこからウイスキーとチーズで大宴会♪

まず、気が抜けた娘がダウンして、彼女に毛布をかけて、これを書いている私。私もウイスキーコップ一杯位飲んだ、けど酔えない。

イキモノを飼っている以上必ずおとずれる別れ。それは覚悟の上だけど、でも、突きつけられると涙が止まらない。