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胡散臭い話にしか思えないのは自分がひねくれモノだから?

2007年02月14日 21時15分00秒 | 巻二 起居注
大学のセンセイに真っ向から反論できるような知識などないですが。

これ、っておかしいと思う。

生きがい「ない」人は病死率高い…「ある」の1・5倍(読売新聞) - goo ニュース

疑似科学、という言葉がある。
詳しくはウィキあたりでも参照のこと。

この「調査」、十分に胡散臭い話だと思うのだが。
笑い話(エイプリルフールには早いが)としておくのが賢い態度?

---------- キリトリ -----------

 宮城県内の40~79歳の健康な男女4万3391人の健康調査を実施。
 「『生きがい』や『はり』を持って生活しているか」と質問。

この時点でおかしい。
生きがいなんてモノは言うまでもなく極めて主観的な事項。
調査に答えるヒトビトの、
その時点の瞬間的な気分でも物凄く大きく左右されるだろう。
そんな「刹那的」調査を、7年後まで追跡調査してるんだって。
ふーん。

調査日にたまたまドンゾコの失恋してた人間は、
お先真っ暗で何もかもヤになってたかも知れないじゃないか。
でもその翌日に素晴らしい出会いをし、その後7年間幸福に暮らしたかも知れない。
病気一つせず。

調査対象が4万だから、
そんなケースは平準化されるってか?
人間ってそこまで単純化できるものなのか?
特に人間の「感情」部分が、だよ。
いや、そこまで単純化する必要があるのか?


…何を熱く語ってんだろうかこの自分(笑)

とにかく、
昨今の「納豆騒ぎ」を引き合いに出すまでもなく、
表面的にはなるほど、と納得させるような情報が
特に健康分野で少なくないでしょ。
特にも、この話の場合、
相手は人間の感情だからね。
「ナットウ」じゃなく「生きがい」。

この報道を見て、
「そうか、生きがいを持とう!」
っていう人間もいるの?
生きがいってそうやって持つものなの?
そもそも、
「生きがい」持つことってそんなに素晴らしいことですか?
ていうか、
病死しないために「生きがい」を見つけようなんてことになったら可笑しくないですか?

明るく陽気に、とか
何ごともポジティブに、とか
そりゃ素晴らしいことかも知れないけれども、
たとえば
「生きがい」なんて持ちたくてもそれどころじゃない人なんて
この世に沢山いるんじゃないの?

そこまで考え抜いての研究なの?
(だったら御免よ)

研究者の意図はどうあれ、
この話を読んだ人々の解釈はあらぬ方向に行きかねない。
権威ある話、ってそういう意味でコワイ。


ああすみません。
エライ先生に楯突いてしまったΨ(`∀´)Ψ

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