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2006年06月06日 22時19分37秒 | 巻六 世界史
米国のラムズフェルドこくぼう長官がベトナムを訪問。
同国最古の大学である「文廟」を訪れた。

同地には11世紀に既に大学が開かれていたと聞いた同長官、
言っちゃったよ。

「『11世紀には、我が国は泥の小屋しかなかったろう』と、
 ベトナムの歴史に感心した様子だった」
 (朝日新聞6月6日朝刊)

いまいちこの記事の言いたい事がよくわからんのだが、
それはさておきこの文章を素直に読めば、
ヨーロッパからの野蛮な侵略者が訪れてないころの「アメリカ大陸」は
大学はおろか文明も無いに等しい泥小屋の地だった、と
かの長官は言いたいらしい。
…としか解釈できない。

だとしたら、という前提で言っちゃうと、
まぁ今さら言うまでもないことだが、
米国の主流白人の考えてることは結局こういうことなのか、と。
そうじゃないっつー米国人がもしもいたらゴメソゴメソ。

一発当てようっつー邪念と独り善がりな宗教心だとかに乗って
悠久の歴史を持つ越南や「アメリカ大陸」を侵略したのは
ドコのドイツだ、という罵詈雑言は心の奥にしまっとこう。

それにしてもこの記者、
この羊原長官のノーテンキ発言に違和感を感じなかったのだろうか。
感じたけど黙殺した? まさかな。

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