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ジャムシードの酒盃

drujiの責任で編集される政治・歴史など様々なことを

日韓関係は重要な岐路

2005-03-16 | 外交・国際
「日韓関係は重要な岐路」 韓国議員が外相に (共同通信)

>町村氏は「日韓両国の間には時として感情的な高まりが生じることもあるが、冷静にお互いが努力しながら課題を克服していくことが重要だ」と述べ、事態の沈静化に向け韓日議連の協力を求めた。

と言っても、彼ら日韓議連も下手に日本の弁護をすれば、破滅するからね。
出来ない努力を要請することは出来ないから、見上げを持って帰らせるか、、、しばらく時間をおくしかないだろうな。その間の中国と北朝鮮の動きが気になるが。

韓国政府、教科書問題で対策班 日本に「自発的是正を」 (朝日新聞)

>関係省庁の幹部クラスで組織。「日本社会の右傾化が進み、教科書内容の歪曲の度合いが深まった」として、問題とする教科書の内容是正が不可欠だとの意見で一致。

>潘基文(パン・ギムン)外交通商相は同日の閣議で「(問題とする教科書が)4年前の内容より後退してはだめだという意思を外交ルートを通じて日本側に伝えた」と明らかにした。

もうすぐ、内閣府の対日教科書問題の統一政策が出てくるだろう。
明日ぐらいに予定されている大統領の異常事態の今年二度目の対日外交方針発表を控えて(この外交方針で内閣府に事務的に対応させる異例の常態であるらしいから)、準備を整えつつある。

北朝鮮、日韓外交危機を活用

2005-03-16 | 外交・国際
もはや、自暴自棄としか言いようの無い日韓外交危機を衝いて、北朝鮮と中国が策謀を始めている。

北朝鮮が事務所撤収要請 国連緊急援助調整官室に (共同通信)

>国連側は緊急援助の必要性などを強調し、北朝鮮に要請の撤回を働き掛ける方針。OCHAの平壌事務所には外国人職員が1人いる。

確かに、必要だが、必要としている相手が、必要ない。といっているのだから、どうしようもない。
事務所自体もカード化する考えでしょう。

北朝鮮首相が22日から訪中へ、6か国協議で意見交換 (読売新聞)

>中国が2月に王家瑞・共産党対外連絡部長を訪朝させ、金正日(キム・ジョンイル)総書記に協議復帰を働きかけて以来。直前の20日にはライス米国務長官が訪中する予定で、中国側は胡錦濤国家主席や温家宝首相らが朴首相に、6か国協議の早期再開を強く働きかけるとともに、米中間の調整結果についても伝達すると見られる。

早速、圧力が掛かった。ライス国務長官に6カ国協議再開の何かをもってこい。という意思表示ですね。
しかも、北朝鮮は協力的である。イメージも作れる。

大統領府「韓日関係の原則・基調明らかにする」

2005-03-15 | 外交・国際
大統領府「韓日関係の原則・基調明らかにする」

>政府は日本の独(トク)島領有権主張と歴史教科書歪曲問題など両国間の外交懸案と関連し、一両日中に韓日関係に対する政府の基本的な原則と基調を明らかにすると、15日、金鍾民(キム・ジョンミン)大統領府スポークスマンが明らかにした。

明日は島根県で竹島の日が制定されます。すごいタイミングですね。

>「強硬、穏健(対応)の問題ではなく、韓日関係と関連し総合的に(立場を)まとめた後、原則と基調を原則的に明らかにすることになるだろう」と説明した。

一般的な外交方針?今年の初めにもしているはず。
対日外交方針を、2ヶ月間ぐらいの間に2度も行うなんて、まさしく異常事態になっていますね。

>立場表明の主体に対し、「大統領府ではなく、政府が行うことになる」とし、このため、関係機関が話し合いを進めていると付け加えた。

??外交は完全に大統領の職務領域になると思うんだが、政府に委ねると言うことは、、。

>独島問題に対する政府レベルの立場表明や駐日大使の召還など具体的な対応措置に対しては、「そのような内容については話しにくい」とし、具体的な言及を避けた。

話しにくい。って、話したも同然ですね。

>大統領府の高位関係者は私見を前提に、「独島は主権の問題であるため、交渉の対象にならない」と言い切り、「現時点で独島の出入り許可の制限緩和を含めたあらゆる措置を検討することができる」と明らかにした。

この問題は既に、方針は決めているはず。

「領土問題と交流は別」 島根知事が韓国記者に(追記)

2005-03-15 | 外交・国際
「領土問題と交流は別」 島根知事が韓国記者に (共同通信)

>「領土問題と交流は別だという県民の考えを韓国で伝えてほしい。親善交流をやめるというのは早計ではないか」と述べ、韓国側に交流継続を求める考えを示した。

と、言ってもねぇ。相手が怒って、嫌だ。と言うんじゃ仕方ない。発信源は島根県なんだから。
知事も丸く治めたいだろうけど、出来ないでしょうね。

「竹島の日」条例案、島根知事が賛意表明 (読売新聞)

>澄田知事が同条例案に明確な賛意を表したのは初めて。
ということは、もう手詰まり。ですか。

>澄田知事は「領土問題は領土問題、交流は交流の姿勢で、提携破棄は避けてもらいたい」と主張。同道との関係が途絶えた場合、訪韓して県の姿勢を説明する考えのあることも明らかにした。

初の県レベルの謝罪外交?

―――――追記分―――――
澄田島根県知事「国の対応は不十分」

>知事は「就任以来、議会とともに、領土権の確立や近辺での漁船の安全操業の確保などを要望してきた。政府はもっと腹を割って韓国と話し合って欲しい」と述べ、「国際司法裁判所に日本が提訴して、韓国もこれを受けて欲しい」

難しい注文ですね。
小泉君も八方塞ですね。

今日の教科書問題(韓国系情報より)

2005-03-15 | 外交・国際
首相「日本との共同行事は慎重に検討すべき

>イ・ヘチャン首相は14日、光復60周年の記念行事に関連し、「韓国と日本が共同で行う部分はより慎重に検討するのが望ましい」と述べた。
>首相室幹部会議で「現在、教科書と独島問題などによって韓日関係が緊張しているが、これに直接的に対応するより、光復60周年の意味に重きを置く事業を準備してほしい」と述べたと、李康珍(イ・ガンジン)広報首席が明らかにした。

友情年の行事より光復節を重視する政策に転換した。ということだ。
韓国では国内行政は首相に権限が在るから、大統領から指示が無い限りそうなるだろう。

東亜日報では
【コラム】 韓日「植民地近代化論」の差

>日清戦争と日露戦争に関する説明を付けた。 清国とロシアのために戦争が起きたという内容を浮き彫りにしながら、日本の韓半島侵略が防衛レベルで避けられなかったことを強調するための叙述方法だ。

いつものパターンの歪曲ですね。
ただ、>開港後に「朝鮮の近代化を支援するために軍隊の制度改革を援助した」(164ページ)の前後に乗せていると言うことは、検定での訂正命令で訂正した際に、残せるようにしたのでしょう。

>朝鮮総督府が「鉄道・かんがい施設を整備するなど開発を進め、土地調査を開始しながら近代化に努めた」(170~171ページ)

朝鮮が植民地に成る前、タイの2倍の鉄道延長距離があったのだが、日本が朝鮮の近代化に無関心だから、逆転して、追い抜かれているのだが。(日中戦争で軍需物資輸送用の鉄道が必要になってから、再逆転できたが)

>これは植民地近代化論というよりも「植民地美化論」といえる。

このほうが国民の賛同を得やすいからね。

>2つの主張にはもう一つの共通点がある。 「植民地美化論」は、「平和憲法」を中心に発展してきた戦後民主主義を徹底的に否定している。

本当の目的はこれですからね。扶桑社・つくる会の後援組織の目的ですから。だから、連中は『反日団体』なのですよ。

日中関係3原則:細田官房長官「非常に前向き」と好意的

2005-03-15 | 外交・国際
日中関係3原則:細田官房長官「非常に前向き」と好意的

>日本政府は「日中関係の将来に非常に前向きだ」(細田博之官房長官)と好意的に受け止めている。

>外務省幹部は「全人代の前にかなり検討されたものだ。靖国問題への直接の言及はなく、中国として最大限緩やかな表現になっている」と分析している。

しかし、
>日中外務次官級対話や局長級協議の日程も詰まらないままだ。過度な期待を戒める見方もある。

局長レベルでの階段も出来ないようじゃ、しれているね。

中国エネルギー政策

2005-03-15 | 外交・国際
6月にロ中印外相会談 極東でエネルギー協議 (共同通信)

二重の意味で、すごいですね。対テロの上海機構に、エネルギー政策でインドと連携。
インドのメリットが一番大きいが、中国とインドの関係が共通の利害をもつことで大幅に親密になるでしょう。

更に、中国のエネルギー政策では、懸案だった南沙諸島も
比・中・越、南沙海域の共同油田探査で合意 (読売新聞)
上手く纏めたようです。

確か、マレーシア、インドネシア、タイなども主張していたと思うのですが、中国は、あとインドネシアを巻き込むことで主導権を握ることが出来るようになるでしょう。それも、ほぼ確実でしょう。
東南アジアでの中国の影響力は日に日に強化されています。

露パイプライン 中国向け支線優先に自信 (産経新聞)

>ロシア政府とプーチン大統領は、中国向け石油・ガスパイプラインの通過を優先的に考慮すると明確に示した
>「中露は石油・ガスの探査・開発協力を強化する」「ロシアからの鉄道による石油輸送量は二〇〇五年に一千万トン、〇六年に千五百万トンに達する」

日本は、どうやら、負けそうです。

>在北京の石油業界関係者は「温首相がプーチン大統領から言質を取ったというのなら、中国に先を越されるのはほぼ確実。日本も何らかの行動を起こさなくてはいけない」と指摘する。

産経新聞は日本よ、もっと金を出せ。と言う話を載せていますよ。ただし、『石油業界関係者』日本関係の?中国関係の?ロシア関係の?それとも欧米の?

シーア派とクルドの連立協議決裂

2005-03-14 | 外交・国際
シーア派とクルドの連立協議決裂

(1)大統領職のほか、内務、財政、国防のうち一つのポストをクルド側に与える(2)北部の油田都市キルクークを連邦制下のクルド地域に編入する(3)石油歳入のうち、クルドへの分配割合を現在の17%から25%に引き上げる--などを要求している。

情報か金か軍隊か。アメリカの入れ知恵か?石油省で我慢できんのかね。

クルドも一枚岩で無いと思うが。長引くかも知れないな。

上手いな。中国(追記修正)

2005-03-14 | 外交・国際
日中関係の新3原則を提起 温家宝首相が記者会見 (共同通信)

いわゆる、日韓外交関係の緊張状態を、対日外交に利用するつもりかな。

反国家分裂法の対するアメリカの反発を孤立させる方針?

日中関係改善へ3提案 温家宝首相が会見 (共同通信)

中身が変わっているが、日本への要望がよく現れている。


日本は戦時の過去に向き合う必要=温家宝・中国首相 (ロイター)

>温首相は、国営テレビで放映された記者会見で、「ハイレベルの相互訪問を促進するため、条件が整えられなければならない」とし、「歴史の問題は適切に取り扱われるべきだ」と語った。

>同首相は、「根本的な問題は、日本が正しく歴史を認識するべきであるということだ」との見方を示した。

明らかに、日韓関係を利用しているようだ。
同時に、中国国内に『韓国を見習え』という意見も多いようなので、最低限の要求はつけている。

しかし、教科書関連で、中国から発信される情報が少ない。全人代のせいかな?

今日も韓国系情報から(扶桑社流出を認める)

2005-03-14 | 外交・国際
韓国からの情報発信量が多いですね。今日もがんがん教科書関連の記事が発信されています。

戦後世代政治家の台頭、強まる日本の「新民族主義」

朝鮮日報では日本の新民族主義として、最近の日本の挑発の原因を分析しています。

>日本の小泉首相は年明けに、外務省職員にこのように述べたという。「まさか、私が今年の靖国神社参拝をしないと思って外交スケジュールを決めているのではないか?」

情報収集力がありますね。

>小泉首相は、中国高官が次々と自分の2次大戦A級戦犯の位牌が安置されている靖国神社参拝を非難する上、中国が首脳相互訪問を拒否すると、昨年末以来、今年の靖国参拝をするかどうかについてはっきりとしたコメントをしていない。

『位牌』あったけ?よく知らないが名簿のことかな?

>ロシア関係も同様だ。小泉首相は昨年9月、ロシアとの領土紛争地域であり、ロシアが事実上支配している「北方4島」を訪問する“イベント”を行った。領土を回復したいという決心であっただろう。

私は多分政権浮揚策だと思います。小泉は行き当たりばったりの人でしょう。

◆戦後世代の中枢部入りがポイント

>しかもこれらの戦後世帯が与党自民党と政府の核心ポストに侵入し、過去には一部の極右団体が中心となった教科書歪曲問題と独島領有権主張問題が、政府や与党など国家中心部まで幅広く拡散していることが問題になっている。

うむ。確かに、この連中の『哲学無き反日愛国心』は日本の社会に悲劇的な影を落としている。

>日本内ではこれを戦争前の軍国主義に比べて「プチナショナリズム」と呼んでいる。ナショナリズムが韓国や中国のように力強い形になってはいないが、一般国民の考え方に「わが国日本」という考え方が生まれており、これは中国、韓国との歴史・領土問題が生じる度に次第に拡散しているのだ。

よく、日本の雑誌や漫画を読んでいますね。


次は中央日報より、面白い記事が出ています。
米太平洋司令官「米日同盟が太平洋地域で最重要

ウィリアム司令官の報告書であって、アメリカの考えではないが、
>太平洋の国家のうち最初に言及されたのが日本で、韓国はその次だった。

書かれている順番であるが、こういう順番が重要度の認識であることは往々としてあります。

>小泉首相の名を挙げ「彼は就任以降(日米)同盟の重要性を強調し、地域・世界安保で非凡なリーダーシップを発揮している」

地域・世界安保でリーダーシップを発揮しているとは思えないが(どちらかと言うと地域・安保を不安定化させて、修正する努力が不十分にみえる)、アメリカへの協力は満点ですね。『アメリカの考える地域・世界安保で非凡なリーダーシップを発揮している』と訳せばうなずけます。

>外交安保研究院の関係者は「軍事関係は外交関係の重要な要素だ」とし「韓日紛争の際に仲裁役を果たしてきた米国が、最近の独島(トクト、日本名:竹島)問題や教科書歪曲問題で、親日的な態度を示さないか心配だ」と話した。

アメリカの中立性に対する不安が出ていますね。

「韓日共同訪問の年」言葉だけか、独島問題・韓流委縮で観光も冷却

これは考えすぎですね。
日本人は何十万も使って、年に何度も韓国へ行けるほど裕福ではありません。
地道に、リゾート地の整備と観光地の整備とPRを行いましょう。
あと、良質な映画・ドラマ・音楽を発信して、底辺の開拓を続けて、構造化しましょう。

日帝時代の軍歌をロックにリメーク

爆笑!ナショナリズム高揚と商売、教科書問題等の対日圧力がワンセットですか。考えたな。

日本の歴史わい曲に、政界レベルの対策機構作るべき

注意!これは日本にとって、危険です。
過去史清算は韓国の軍事政権時代の悪弊や構造化された反民主勢力の解体が目的だったが、ハンナラ党は最近の日本関係の悪化を利用して、対日ナショナリズム運動にして、自己保身に利用する腹ですね。
こいつはやばいです。

【社説】危険なレベルに駆け上る韓日関係

>双方いずれも、感情だけが先になれば、独島(ドクト、日本名・竹島)問題だけでなく、韓日関係全般の諸問題が新しく浮き彫りになるはずであり、それは両国民、とくに若年層にとって決してプラスにならない、との点を認識しなければならないだろう。

領土問題はどこの国でもある問題で、それ以上に危険な状況になる可能性を指摘していますね。

>日本政府はこれ以上問題の主な責任を地方議会に転嫁する、消極的かつ被動的な姿勢から捨てなければならない。
>日本政府と議会が、さらに積極的かつ能動的に問題解決に取り組む姿を見せるべき時点だ。

と、二つの提案がなされています。その上で
>韓国政府としても韓国民の怒った民心を宥めがたいとの点を認識しなければならない。
となっている。

>歴史教科書の問題も同様である。政府が動くべきではない、という日本政府の公の立場は、正直な姿勢ではない。立場を明確にしなければならない。二重的な姿勢から捨てるべきだ。

鋭い指摘だ。
『政府が動くべきではない』と言う逃げ口上やごまかしは通用しない。ということだ。

>堂々と日本政府に向かって、誠意のある具体的措置を取るよう、さらに強く求め、その反応を待つ必要がある。原因を提供した日本側が先に動かなければならない、との点を正直に話す必要がある。

言うは易し、収めるは難しですね。


東亜は面白い記事を出した。
扶桑社版教科書が検定中に流出

>扶桑社側はこれに対して、「故意の流出は絶対なかった」

流出は事実だが、故意ではない。そうだ。

>下村博文・文部科学省政務官は11日、衆議院での答弁で「条項そのものを否定したことはない」と述べ、自身の発言を説明した。
>そして「条項は正しい内容で構成されており、それ自体を否定するものではない」とし「条項ができて以降、強制連行や従軍慰安婦関連の記述が増えたが、最近になって減ったという事実を言ったのだ」と述べた。

バカな奴だね。