ジャムシードの酒盃

drujiの責任で編集される政治・歴史など様々なことを

中国エネルギー政策

2005-03-15 | 外交・国際
6月にロ中印外相会談 極東でエネルギー協議 (共同通信)

二重の意味で、すごいですね。対テロの上海機構に、エネルギー政策でインドと連携。
インドのメリットが一番大きいが、中国とインドの関係が共通の利害をもつことで大幅に親密になるでしょう。

更に、中国のエネルギー政策では、懸案だった南沙諸島も
比・中・越、南沙海域の共同油田探査で合意 (読売新聞)
上手く纏めたようです。

確か、マレーシア、インドネシア、タイなども主張していたと思うのですが、中国は、あとインドネシアを巻き込むことで主導権を握ることが出来るようになるでしょう。それも、ほぼ確実でしょう。
東南アジアでの中国の影響力は日に日に強化されています。

露パイプライン 中国向け支線優先に自信 (産経新聞)

>ロシア政府とプーチン大統領は、中国向け石油・ガスパイプラインの通過を優先的に考慮すると明確に示した
>「中露は石油・ガスの探査・開発協力を強化する」「ロシアからの鉄道による石油輸送量は二〇〇五年に一千万トン、〇六年に千五百万トンに達する」

日本は、どうやら、負けそうです。

>在北京の石油業界関係者は「温首相がプーチン大統領から言質を取ったというのなら、中国に先を越されるのはほぼ確実。日本も何らかの行動を起こさなくてはいけない」と指摘する。

産経新聞は日本よ、もっと金を出せ。と言う話を載せていますよ。ただし、『石油業界関係者』日本関係の?中国関係の?ロシア関係の?それとも欧米の?