【居住福祉学会 「住居は人権」との考えのもとシンポジウムを開催】
★注目 5月10日(日) 13時30分~16時
テーマ:「ハウジング・プア 奪われる人権」
世界的経済危機は回復の目が全く見られず、暮らしのすべを完全に失おうとしている非正規雇用者は、既に20万人に届こうとしています。彼らにとって、職を失うということは直ちに「住む処を失う」ということを意味します。年越し派遣村の映像は、この国に住む人々にかつてない衝撃を与えました。既に非正規雇用は全労働者の3分の1に達し、若年層の5割が不安定雇用に就いているという事実は、国民が「明日、家を失うかもしれない」という恐怖感に駆られ、社会から安心や安全、そして人権の保障が急速に失われようとしています。
こうした問題の根本的原因は、居住を保障しない我が国の住宅政策にあります。住宅政策は住宅を建設することが目的ではありません。経済政策は景気を刺激することが目的ではありません。雇用政策は雇用を確保することが目的ではありません。すべての政策は、適切な居住を保障し、幸せな暮らしを実現することです。
政策の本質を見失ったことが、現在の「雇用と住居の喪失」をもたらしています。「住居が暮らしを支える基盤となっている」という事実に立脚し、「適切な居住」を実現するという本質的な政策を考える必要があります。
日本居住福祉学会は、「居住福祉社会」の実現に必要な諸条件を、研究者、専門家、市民、行政等と研究してまいりました。本シンポジウムは、当事者、行政、研究者、弁護士などを囲み、忌憚ない意見をぶつけ合う場を提供いたします。司会は、ウトロ支援を行う斎藤正樹氏と、高学歴ワーキングプア著者の水月昭道。
日 時:2009年5月10日(日曜日)
会 場:中京大学名古屋キャンパス 「412」教室
名古屋市昭和区八事本町101-2
(名古屋市営地下鉄八事駅5番出口すぐ、名古屋駅から約50分)
★注目 5月10日(日) 13時30分~16時
テーマ:「ハウジング・プア 奪われる人権」
世界的経済危機は回復の目が全く見られず、暮らしのすべを完全に失おうとしている非正規雇用者は、既に20万人に届こうとしています。彼らにとって、職を失うということは直ちに「住む処を失う」ということを意味します。年越し派遣村の映像は、この国に住む人々にかつてない衝撃を与えました。既に非正規雇用は全労働者の3分の1に達し、若年層の5割が不安定雇用に就いているという事実は、国民が「明日、家を失うかもしれない」という恐怖感に駆られ、社会から安心や安全、そして人権の保障が急速に失われようとしています。
こうした問題の根本的原因は、居住を保障しない我が国の住宅政策にあります。住宅政策は住宅を建設することが目的ではありません。経済政策は景気を刺激することが目的ではありません。雇用政策は雇用を確保することが目的ではありません。すべての政策は、適切な居住を保障し、幸せな暮らしを実現することです。
政策の本質を見失ったことが、現在の「雇用と住居の喪失」をもたらしています。「住居が暮らしを支える基盤となっている」という事実に立脚し、「適切な居住」を実現するという本質的な政策を考える必要があります。
日本居住福祉学会は、「居住福祉社会」の実現に必要な諸条件を、研究者、専門家、市民、行政等と研究してまいりました。本シンポジウムは、当事者、行政、研究者、弁護士などを囲み、忌憚ない意見をぶつけ合う場を提供いたします。司会は、ウトロ支援を行う斎藤正樹氏と、高学歴ワーキングプア著者の水月昭道。
日 時:2009年5月10日(日曜日)
会 場:中京大学名古屋キャンパス 「412」教室
名古屋市昭和区八事本町101-2
(名古屋市営地下鉄八事駅5番出口すぐ、名古屋駅から約50分)