第634回 同じであって、同じでないもの～時間

今日は、朝、ゆっくりめに目覚め、午前中は掃除、
午後からは、買い物にでかけました。
頭の中は、
家事のこと、
ケアマネとしてかかわらせていただいて、とても気になっているかた2人のことを、
まとまらないままに、思いだし、
まぁ、内職というか、連絡会がらみや、自己研鑽がらみの諸々のこと等々、
とりとめもなく出たり入ったり・・・。

今日の私の時間は、どちらかというと、ゆっくりと流れていた感じ。

利用者さん宅に伺っても、
その利用者さんの前にいくと、それまで、せかせかと自転車を漕いでいたのを忘れるくらい、
ゆっくりと時間が流れているのを感じ、
私の焦った心を見透かされているようで、ドキッ！とするときもあるし、

逆に、ものすごく焦って、物事をすすめようとされている場合には、
こちら側が、時間をゆっくりに進むように働きかける時もある。

同じ一人の人でも、
その時に何を抱えているかどうかで、
時間の進み方は違う。

でも、１秒、１秒の針の進む時間は同じ。
誰にでも、いつでも、同じように時は刻まれているのに、
それでいて、違う長さの時間。
不思議なものです・・・。

そういえば、
「ゾウの時間　ネズミの時間」（本川　達夫著　中央公論社　1992）
を読んだのを思い出しました。
動物たちが生きている時間も、同じなはずですが、
実は、違うらしいです。
こだわりアカデミー