今から夕まで、１１人します。フェイスリフト、眼瞼下垂、下眼瞼のしわ取り，鼻です。また報告します
毎年下痢、嘔吐、熱が寒くなるとはやるのですが、今年は嘔吐、熱だけが多いです。下痢は大したことないそうです。朝から何人も来ます。Ｂ型のインフルエンザもあるのですが、調べても陰性ばかりです。比較的軽く、１－２日で治りますが時に脱水で、点滴をする必要があります。非常によく感染しますので注意をしてください。私は免疫力が弱く、見るだけなってしまいます。昨日は飛び込み自殺の死体検案をしましたが、これだけ見てきている私でも、ショックでした、何か戦場にいるような，気分でした。
２７日に１０件ぐらいの美容外科手術を済ませてから、２９日にフィリピンに帰ります。来年５日の夜に帰ってきます。フィリピンでは特にすることはなく家でぶらぶらしておきます。今回フィリピンの医療のあまりに低い水準に驚きました。お金ありきです。アンヘレス大学医学部ですら中身はそこら辺の病院と変わらない、ことがわかり、ショックを受けてます。何なりとフィリピン在住の方は相談してください。
最近義理の娘が入院しました。胃の痛み、と背部痛。近時点で我々は膵炎か十二指腸潰瘍を疑います。十二指腸潰瘍なら、黒色便が出る率が高いです。大学では盲腸炎、膵炎を考えていた様ですが、検査ばかりして、激しい痛みがあるのに、鎮静剤を注射しただけでした、４日間入院して、病名不詳のままでしたので、すぐに帰国を指示し、帰国すや否や、すぐ、すでに事前に伝えてあった、大阪の関電病院を受診、すぐ採血とダイナミックＣＴを取り、１時間でグレード３の膵炎であり、腹水もたまっており、ＣＲＰという炎症反応も２３あり、もう少しで手遅れになるところでした。私はフィリピンの医療はもう少し進んでいると思ってましたが、かなり駄目なレベルでした。たいていの医者はお金が最初で、消化器内科にいつても、心臓も見る必要がある、といわれ、心臓内科を受診させられ、そこでもお金を取られ、胸部レントゲンを撮れば、読影料をレントゲン医に払い、と持ち回りでお金を取られる、システムです。これではだめです。
つい最近、知り合いがアンヘレス大学病院附属病院に入院しましたが、あまりにひどい医療体制と医者の能力の低さ、金儲け主義に驚きました。詳しくはまたレポートします