昨日のやせ薬

これが昨日書いたやせ薬というか，穂です。写真にもあるように穂を原料にしてます。これはパウダ－タイプです。もう一つはカプセルタイプです。パウダータイプは味がなき飲みにくいです。

確かに飲むと胃の中で膨れます、もう一つはヌルヌルのため便通がよくなるそうです。
話は違いますが、今度胃カメラと大腸カメラをアンヘレス市でやります。

それとグレードの高いカラーのドップラー付の超音波エコーも送る予定です。より質の高い診療ができるようにします。腹部、心臓、頸動脈のプローブがついてます。うちの診療所だけで使うのがもったいないので、向こうの人に広く使えるように、考えてます。

アンヘレスの観光

<昨日フィリピンの人が美容の患者できました。全顔ボトックスをしましたが話をしてるうちに、その方は日本から日本人をフィリピンに連れて行く、旅行ガイドをされていることが分かりました。どんなとこに行くかを聞いたところ、やはりメインはゴルフと射撃だそうです。射撃に免許を二種類持っていると言ってましたが、よくわかりません。主にマニラ周辺が多いそうです。ただうちのアンヘレス市には来たことないと言ってました。アンヘレスは１０分ぐらいの距離に３個ゴルフ場があり、ルイシタという世界トップ１００に入るゴルフ場も近いです。ゴルフするにははるかにマニラよりいいですよ、と言いうと、驚いてました。射撃練習場もあるし、バーやパブは今やフィリピンで一番多く、歩いていけるところにある、とも伝えました。面白いのは、ピナツボ火山の飛行機によるツアーでセスナ１５２という二人乗りの飛行機で上からピナツボの火口を見ます。歩いていくと８－９時間かかります。このツアーはプロのパイロットと二人で行くため、かなり操縦させてもらえます。約一時間のコースです。今やウエイクボードや水上スキー場もあり、非常に栄えております。うちのホテルから４０分でスービックの浜に行けます。ぜひアンヘレスに行ってみたいということで、１０月に日本人を伴ってこられるそうです。

奇跡的に痩せた

うちの義理の娘です。この写真は去年の暮です。体重９０kgありました。

これが現在です。６０kg切りそうです。確かによく運動してましたし、食事のコントロールもしてましたが、欠かさず飲んでいたのがC-liumという、麦の穂のようなものです。毎食前に飲んでいました。この穂の事を調べましたが、痩せに使う以外に書かれてません。確かに飲むと胃の中で膨れるみたいです、それと便通がよくなる感じがします。この間、フィリピンに帰った時に鞄一杯買ってきましたが全部はけてしまいました。

突然の寒気

８２歳男性、震えながら病院に来ました。すぐ寝かせて、痛いところはないか、咳はないか、熱は無いかなどを聞きましたが、ないといいます。まず最初に、診断名で考えたのは、胆管炎ではないか？です。無症状で、寒気があれば、考えられます。次に血液を調べました、白血球は２３００と下がってました。CRPという炎症を示す数字は１６と上がってました。この数字から、炎症が強く、重篤なことが分かります。次にCTでお腹を見ました。肝内の胆管が少し開いてましたし胆嚢内に石も見られました。これで決まりです。胆嚢結石、胆管炎でした、ほっておくと、DICという状態から、ショック状態になり死んでしまいますので、内視鏡を入れて胆管の入口を切開してもらうか、手術ですので信頼できる病院に送りました。無症状でも胆管炎、胆石があるのですね。昨日はそれ以外に２件警察からの依頼による、死体検案がありました。分からない熱は胆管炎を考えろ、とは聞いたことがあります。

くも膜下出血。

くも膜下出血は時々私の診療所でも見ます。やはり激しい頭痛が来ます。一時的に意識を失うぐらいです。脳の血管がこぶ状に膨らみそこが破裂あるいは穴が開き、そこから血が脳の表面に流れだします。私の勘ですが、この血液の成分の赤血球が悪さしてるように思えます。この穴をふさがないかぎ離、治りません。また流れ出てたまっている血液を洗ってあげる必要もあります。かなり大きな破裂の場合脳みそそのものにも流れ込んで破壊し治っても半身まひしたり喋れなくなったりします。
また脳の表面に血が流れ込むため、そこにある脳の血管も血につかります。そうするとその血管がチジミ上がりそこから先に血液が流れなくなり、その先が脳梗塞という脳が死んだような状態になります。いずれにせよ、できる限り早く手術して、動脈瘤にクリップをかけてしまい、血液を洗い流してしまわなければなりません。日本はかなり多くの脳外科医がおりますのでどこでもできますが、フィリピンは実態が分かりません。今度アンヘレス大学医学部に行って、向こうの学部長と会う予定です。どんな体制か聞いてきます。