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金属売り事件のこと

2007-03-24 20:18:43 | Weblog
[日向でぼやーん]

かなり集中的に騒いでいた各地の金属泥棒の報道が減ったのは、犯罪が減少したから? ニュースバリューが減少したから?

いずれにせよ、早晩下火になる……と見ていたのだが。
ニュースで「被害額は80万円相当」とか言っていたりしたが、それは正当な市場価格で、うさんくさいモノは買い叩かれるのが普通だもんね。さらに、それは故買の相場でさえないかもしれない。

だって、報道するには金額が大きい方が派手で見映えがするもの。

犯罪でも最初に考えたヤツは「エラい」というのがワタクシの見解だが、どんどん金属泥棒が増えたのは、ニュースを見て(え、金属価格が上昇して儲かるの? マジ?)なんて考えた現場労働者の後追いが原因だろう。

そんなもん、ビビりながら苦労して、得られるお金は数万円がところ。『割に合わない』と考えるのが普通であろうから、それが広まる頃には下火になる……そういう読みだった。
同じリスク冒すなら、使い慣れた重機パクってATM襲うのがいいに決まっている。ちょろちょろっと金属泥棒するなんてインセンティブが弱い。



で、まあ、なんであんなにどの放送局でも取り上げまくっていたの?
キーワードは「中国」かしら? やっぱり。
「北京五輪で建設ラッシュの中国の影響で金属価格が上昇し」
それはもちろん、大部分真実を含んでいるのだが
「上海市場が引き金となって世界同時株安」
と繰り返し報道していたのと、同じ根っ子を感じる。

(特になにを叩きたいのかな?)



今、スポーツニュース格差がヒドイ。ある意味面白い。
テレ朝の報道ステーションでは15分も使って世界水泳。
フジのすぽるとは一週間延々と世界フィギュア。
TBSは毎日新聞主催のセンバツも子分のベイスターズも控えめだけどね。

うん、まあ、いろいろと報道には偏りがあるもんだなぁ……という話。

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