虎(黄にゃんこ)と馬と猫

競馬とタイガースと時たまねこのお話

わがまちの猫

2004-11-23 23:21:22 | Weblog
[八百ちびと戯れる2]

今は主にJRを使い、行き帰りに私鉄一駅分を歩いている。

《以下は羅列にて》
JRを降りて私鉄の高架下を抜けると迷惑駐輪の林の中に「さだ」。定位置の「定」「さだ」。老白猫。最近は必ずしも定位置にいるとは限らないが、ご近所猫行脚の「はじめの猫」。
しばらく歩いて左手に「歯科猫(ズ)」。本当は歯科の隣の猫好きさんの家の三匹。一度代替わりしていると思う。ちょっと前に通りすがりの人間に酸をかけられかけ、飼い主さんが貼り紙で激怒したことがある。
たまに「喫茶コスモス」の中に猫影。廃業して物置化した喫茶店だが、飼い主が犬猫両方飼っているらしく、日替わりで喫茶店の方で寝かされている様子。犬は吠えまくり猫は静かに寂しそうに外を見ている。
曲がって狭い路地へ。窓枠に猫影が見える家。抜けたところに猫の絵と「猫がいる獣医」さん。
「窓子ズ2」。窓から三匹ほどの猫が見える家。秋から冬になって窓が閉まりがち。
「猫おばさんの家」。最大五匹確認。前の公園にかけて分布。
駐車場、公園、駐車場にかけて猫の日向ぼっこ地帯。「ぐーすか」などがいる。
「美人ちゃん」の家。逃げない。性格の違うそっくりだけど逃げる弟がいるようないないような。
「窓子ズ1」。カクシャクとした婆ちゃんがいる。部屋の中に五匹はいる。寒くなって姿が見えない。
猫アパート。猫エサ皿が出ている。「ピアス」「ピーチ」「鈴太」などが出入り。よくドアの前で (まだ~) と待ちかねている姿。
「こわがり」フサ猫がいる家。
路地の奥でよく昼寝をしている「老黄猫」。
明治牛乳店や魚屋でエサを貰っている「ミルク」。怖がりだ。
「八百猫ズ」。今春チビ三匹。元気だ。避妊カンパをお願いする貼り紙もある。
「長屋猫」「事務所猫」。猫好きさんの家が隣接する。
「市場の猫」。親子だけとは思えない一群。雨の日は薬屋の軒先に。前の保育園で昔はエサを貰っていたが、今は水入りペットボトルの林。
元家具屋工場、現貸し倉庫のあたりに「タキシード」二匹。
立体駐車場の近くにも時々現れる。
蕎麦屋の二階の窓から時に鳴き声。
四階の自分の家の裏で、夜中によく「フギャー!」と争う声を聞く。姿はまだ見ない。


駅から帰るまでに、比較的よく見かけて個体認識している猫を列記した。
思ったより長かった。名前は識別のために勝手につけている。
「さだ」は「シロ」とか呼ばれているのを聞いた気がしないでもないが、聞こえなかった。

この二年ほどで猫のいそうな場所を求めて帰り道が曲がりくねるようになったが、快適だ。
「猫は常に気持ちのいい場所にいる」というのは真理。冬でも暖かく、夏は日陰が多い。
昔使っていた国道沿いを、今年の夏の昼間に通った時、暑さに照りかえる日差しの相乗効果で死ぬかと思った。

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