(その一)球界の格差拡大で貯金20程度は異常事態ではなかった
ヤクルトからラミレス、グライシンガーのタイトルホルダーが前年優勝チームへ
広島から4番新井が前年3位のタイガースへ
ドラゴンズから3番福留が抜けたがFAで和田を補強するなど
一方で下位のチームは抜けるに見合うほどの補強には至らず
ルイスが大当たりした広島が3位を脅かすに止まった
前半はタイガースが抜けて走っていた形だが、今年(現在の格差状況)ではむしろ正常なのはタイガースの貯金。兎とドラが変にもたついている…
優勝ラインは上がって当たり前、というのがシーズン前からの考え方で、非常に気持ちの悪い独走だった。
(その二)昨年のタイガースの猛チャージは「失敗」なのである
昨年のタイガースの猛チャージ(一部ではタイガーチャージ)は失敗作である。
10数ゲームも離されたり、一時最下位にもタッチしたりした後で、派手な追い上げに見えたが、結局あれは「成功しなかった」。
一瞬だけ首位に立ったものの、結局優勝できなかったのだから。
失速ぶりも顕著だった。
ただ昨年に関しては、現場で、現有戦力でベストを尽くすべき監督という立場からして、岡田監督の戦略は支持する立場だった。
残された「強み」であるJFKを前面に押し出した戦い。
それはまさに玉砕戦法ではあったが、一定の戦果を挙げたとは言える。
ただ、それは王道でも常道でもない。
繰り返してはならない。
それを岡田監督なら理解している…そう思っていた。
ヤクルトからラミレス、グライシンガーのタイトルホルダーが前年優勝チームへ
広島から4番新井が前年3位のタイガースへ
ドラゴンズから3番福留が抜けたがFAで和田を補強するなど
一方で下位のチームは抜けるに見合うほどの補強には至らず
ルイスが大当たりした広島が3位を脅かすに止まった
前半はタイガースが抜けて走っていた形だが、今年(現在の格差状況)ではむしろ正常なのはタイガースの貯金。兎とドラが変にもたついている…
優勝ラインは上がって当たり前、というのがシーズン前からの考え方で、非常に気持ちの悪い独走だった。
(その二)昨年のタイガースの猛チャージは「失敗」なのである
昨年のタイガースの猛チャージ(一部ではタイガーチャージ)は失敗作である。
10数ゲームも離されたり、一時最下位にもタッチしたりした後で、派手な追い上げに見えたが、結局あれは「成功しなかった」。
一瞬だけ首位に立ったものの、結局優勝できなかったのだから。
失速ぶりも顕著だった。
ただ昨年に関しては、現場で、現有戦力でベストを尽くすべき監督という立場からして、岡田監督の戦略は支持する立場だった。
残された「強み」であるJFKを前面に押し出した戦い。
それはまさに玉砕戦法ではあったが、一定の戦果を挙げたとは言える。
ただ、それは王道でも常道でもない。
繰り返してはならない。
それを岡田監督なら理解している…そう思っていた。