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寒い!ラグビー秩父宮観戦

2008-02-09 17:01:09 | ラグビー
トップリーグ仕切り直しの最終日

三洋電機34-7NEC
トヨタ31-31サントリー


火酒(ウォトカ)を片手にたこ焼きモツ煮にスープ春雨コーンスープと温かいモノ総動員

予報の雪はチラチラ舞った程度だったし途中一度は日が差したが、やはり寒かった
足先からしびれ上がる冷え


第一試合は全勝を狙う三洋電機と4強へ最後の細い糸をたぐるNEC
激しいぶつかり合いの見応えある試合
最後は三洋が地力を見せて点差は開いたが、時間を忘れる好試合
トライ王を争う北川も2トライ積み上げた
ともかく三洋のディフェンス網の柔軟さは素晴らしいものがある
プレーオフ(マイクロソフトカップ)から日本選手権と期待大



2試合目
トヨタの出足の良さとサントリーの意外なへぼさ
前半はかなり一方的平凡な印象
2位3位を争う試合とはいえ、来週プレーオフ本番を考えたら仕方ない?

いえいえなんのこと
後半はどんな気合いを入れられたか、風上風下の入れ替わりさながら展開も一変、サントリー反撃トヨタ防戦

最後は同点のまま試合が切れない、そのままは続くよ10分間
(サッカーのロスタイムがそれだけ続くことを想像して下さい)
(ラグビーはボール持った側がゲーム終了を選択できるんです。お互い終わらせる権利を貰いながらも)
決着をつけてやろうというのは両者の意地が試合を続行させる


これがラグビーです
怪我は痛むし、体はきついし、決して報酬には恵まれてはいない

ラグビーを一言で表せば「意地」
これしかないのですよ

そりゃあプロ化されてくれば生活のためにもなる
しかし、どこかには生きている「紳士のスポーツ」という精神
こんな荒々しいスポーツ、人間の理性がなくちゃ無茶苦茶でございますよ

100点差の試合でも最後の3分にひとつのトライを必死に狙い防ぐ様は、「意地」と言わずしてどんな説明ができよう
100点差の試合でたったひとつのトライを奪おう取らせまい…そんな争いに心奪われ涙ぐむ僕はあほなのか?
大脱線



すでに80分戦った
体は痛むし息も切れる
勝ち点で得失点差で、理屈で順位は定まった
でも、だって、決着は着けたい

男の子だもの


結局はシーズン初の引き分けに終わったが、その試合の価値は、観客の声が、拍手が証明していた

幸か不幸か来週も同じ組み合わせのマイクロソフトカップ
たぶん花園にまでは行けないけれど、さて、いかなる試合になりますか?

あ、ついでにトライ王を争う小野沢は1トライで北川確定かな



しかし
もう
携帯打つ手が
かじかむったら!

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